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子どもの記録

数年前にも子どもが進みたい道の紙をあたしに持ってきた。

4年生くらいだったから、あまりにも離れるのが早いと思って悲しくて破り捨てて、反省した。

離島だとどうしても親から離れることになる。

あれから2年。心構えもできたし、状況も変わった。
未来のみ見ることのできる生活にみんなで変えた。
みんなで覚悟を持って。それぞれが、社会で生きれて、プロとしてなりたい自分になるために。

昨日、また、子どもが神妙な表情で、進みたい道の紙をあたしに持ってきた。
涙が出るけど、応援するしかない。
話してくれて嬉しいし、今は全力でこちらも応援できる覚悟がある。

ゆるく、また、あと半年あるし、変わるかもしれないという、淡い期待のような気持ちを持ちながら、わたし自身が子どもから離れるのはまだ早いなって思いながら、せめて女子から女性になるときに一緒にいれたらなとか願いながら、恋する姿を、見れるかなとか思いながら、けれども、子どもの未来を何よりも楽しみにしながら、複雑な気持ちで、状況を見ている。
いろんな気持ちをもらえることにも感謝しながら。
健康に夢に向かってほしいとも願いながら。

愛してるよ!

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