室生犀星『杏っ子』(2021/6/01)
6月ですね。
就活解禁前に内定もらってるのってこの世のバグじゃないですか?
大阪では今日から営業再開するところが多いのですが、アルバイト先は予想以上に人少なかったですね。
あまりにも早上がりになったので、梅田で遊んで帰りましょう。
今日紹介するのは室生犀星『杏っ子』です。
犀星の自伝的長編小説。芥川龍之介と菊池寛も出てくる。
昭和32年初版、新潮社。
値札にも書かれていたほど綺麗です。私の元に来て大丈夫?定期的に雪崩が起きる部屋だよ。
値札も引き出しに取って置いてたんですけど、引っ越しのどさくさに紛れてどっか行きました。どこ行ったんだろう。
元々付いているセロファンとカードと帯も健在です。
買った時のビニールだけ取ってそのまま。
綺麗すぎて怖いし。
ほんと、私が持ってていいのか?
なんで「杏っ子」を買ったか、っていうのは高校の時に現代文のセンター試験対策問題集で出題されていたからなんですよね。(もうセンター試験とは言わないね)
で、読もうと思ったら長くて挫折したから積んでるってワケ。2段組はもう読む気が無くなる第一関門なのよ。
私の落ちこぼれっぷりはおいといて、一応所属しているコースがコースだったので、高3になると教科書進める通常授業よりセンター試験とか大学受験対策が授業の中心になるんですよね。皆が「舞姫」だか何だかをやっているときにひたすら演習問題しているわけで……
高校卒業と共に模試やら問題集は捨ててしまったんですけど、この現代文の解答(作家の解説やコラム的なものが収録されている)とセンター試験直前対策問題集の第五回(菊池寛の「大島が出来る話」が問題になっている)は残しているんですよ。
模試にも織田作之助とか出てたんですけどね……
現代文でおそろしいぐらいの高得点を取った記憶もあるけど、記録も何もかも全部捨てちゃった。
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