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『明治大正文學全集』46 菊池寛(2021/10/19)

某日、友人の「内定式緊張する~」っていうツイートにざっくりと背中を斬られながら大阪天満宮へ。「天神さんの古本まつり」に行ってきました。百円均一やイベントが色々あります。

そこで春陽堂の『明治大正文学全集』がいっぱい並んでました。函欠だけど見つけました。46巻菊池寛。昭和4年発行、第23回配本。

ちなみに一冊300円二冊500円だったので同文学全集の25巻徳田秋聲・葛西 善蔵を購入。こちらは函付き。おそらくこういう函がついている。良いねえ。

最近、時代や出版社問わずこうした文学全集や作家集があれば回収しています。文庫はあまり興味が無く、古本まつりではスルーしがちなんですが「手に取りやすいものとかで何が収録されているかを確認できるのって重要じゃねえか?」っていう気持ちから、作家集が集まっているコーナーを見つけたらとりあえず「菊池寛」の名を探します。著作目録を参考にしつつ。

以下、収録作品一覧。

著者近影
「新珠」(上巻・中巻・下巻)
「慈悲心鳥」(前編・後編)
「恩を返す話」
「忠直卿行状記」
「藤十郎の恋」
「恩讐の彼方に」
「蘭学事始」
「入れ札」
「肉親」
「餓鬼」
「父帰る」(一幕)
「屋上の狂人」(一幕)
「義民甚兵衛」(三幕)
「恋愛病患者」(一幕)
著者筆跡
著者年譜(昭和4年2月まで)

「新珠」と「慈悲心鳥」収録されているのが意外。

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