見出し画像

高浜虚子『霜蟹』(2021/6/8)

もう今更なんですけど、パソコンで説明会やら面談やらゼミを受けると私の書斎というか本棚が全力で晒されます。

今日紹介するのは高浜虚子『霜蟹』です。
高浜虚子と言えば俳句!ですが、こちらは小品集。

紙が良いですね。こういう紙……ウズラの卵みたいな紙とかが好きです。
蟹。
黄色いな!?



一時期この蟹をZoomのアイコンにしていたら実習の担当の先生に「蟹……?(なんで蟹?)」って反応されました。

中も蟹。
装幀は中川一政。


検印のこれは何だ!?蟹か!?(違うと思う)


書き込みあり。
どうやらこの本の持ち主は昭和十七年の十月三十日に買ったようだ……
書き込みは価値を下げますが、持ち主居たんだなあって思って楽しくなります。たまに感想とか書いているものもありますよね。達筆すぎるものとかは読めないけど。
挟まってるものも面白いですよね。その作家に関連する切り抜きとかだと「ガチ勢か……?」ってなりますし、同じ時代に居たんだなあって思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?