葉桜的博物館見学①

私は大学で(一応)学芸員課程を履修しています。
学外で行う実習も済ませて展示作ってきました。
めちゃくちゃ楽しかったよ。

多趣味で莫大な金を使うのでアルバイトで稼いだお金を全額旅行や博物館見学に使っているわけではないのですが、まあまあ色んなとこ行ってます。両親が全国あちこちに飛ぶ仕事をしているので引っ付いていくとか。
見学としては、一つの館をじっくりと見学することが多いですね。
博物館疲れというか、一日に何館も集中して見学するのは疲れちゃいますから。と言っても、旅行先とか何回も行けない場所だとそんな事も言ってられないので絶対一日一館というわけではないです。
つい先日も、芦屋市谷崎潤一郎記念館行った後に神戸海洋博物館行ってますからね。ノリで行く事もあります。
それぞれの館での出力を調整しながら見学しています。

鉛筆を持って、ノート持って、首に単眼鏡(北斎デザイン)を下げてるのが私のスタイル。アデリーペンギンのポーチの中に全部突っ込んで出かけます。筆記用具は鉛筆。これは博物館や美術館側からお願いされていると思います。
シャーペンも許可しているとこ無くはないんですが、芯折れて散りますよね。ボールペンは基本ダメです。たまに居ますけどね。インクで汚損してしまう恐れがあるので。
お寺とか古い建造物だとメモ自体禁止ってところもありますね。鉛筆でもダメだったり。
話が逸れそうですね。
あとは、A4を折りたたんで入れられるクリアファイルがあると便利です。最近めっちゃ忘れるけど。

博物館見学の際は、その博物館が何を伝えたいのかを考えています。モノを通して私たちに何のメッセージを伝えたいのか。それから、その館の特色。どんな展示物がどんな風に展示されているとか、他の館にはない凄いところって何だろうとか。旧居を美術館や文学館にしているところもあるし、内装含めて家全体が美術館か?って思うところもあります。大山崎山荘美術館とかは建物活用のいい例ですね、変なところにあるけど。
大阪市立東洋陶磁美術館では陶磁器を美しく見せるために自然の光が展示ケース内に入るようになっていたりとか。油滴天目見に行ったのにそっちが気になっちゃった。

たまに考えすぎて、展示物ちゃんと見てんのか?ってなりますけど。
これは水族館や動物園でも言えます。テーマがきちんと設定されているところはされていますから。動物を扱う場所だから伝えられること(例えば環境問題、人間による密猟や環境破壊による問題)があります。

あとは、比較。
色々なところに行っていると、共通点だとか似ているとか思うこともあります。
海遊館と海遊館監修のニフレルについてインスタでめちゃくちゃ考えてたみたいだから載せておきます。アデリーペンギンが見に行きたかったんですけど、もう職業病的なものなんだろうなぁ。

海遊館はパンフレットが良くできていたなあ。
水族館は小さい頃から大好きだったから。きっかけは文豪なんだけど、博物館に行くのは恐竜好きから始まってる。

ずっと遊んでたから今就活死んでんだけどね。

博物館の魅力としてはやはりミュージアムグッズがありますよね。それぞれの館の色がめちゃくちゃ出るのもある。ガチャガチャ導入して缶バッジや豆本売っていたり、図録が凄く凝っていたり。
絶対買っておいた方が良いとおすすめするのはクリアファイルでしょうか。頂いた資料を入れておくのに使うんですが、一目でどこの館の資料が入ってるって分かるので。クリアファイルを更に大きいジッパーファイルに入れて保存しています。よくあるA4クリアファイルも良いんですが、ボタン付きのファイルだったりA4ポケット付きのファイルも使い勝手が素晴らしく良いので増えて欲しいところ。



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