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1人で山登ってきた


たまたま、体調が良く、たまたま天気が良く


たまたま、出かけてみようという気が起こったので

湖を見に行こうと思い立ち、車を走らせた。



◯体調が良い

◯天気が良い

◯メンタルが落ちきっていない


この条件が揃う事は、
私にとってはものすごく稀で、

とてつもなくラッキーなのだ。



車で約20分、湖には着いたのだが


湖周辺の散策コースの遊歩道入り口がわからず


その辺をウロウロしていた。



すると、目の前に山への入り口が突然現れた



あれ?こんなところにハイキングコースなんて
あったんや!と思い



入ってみた。(まずは躊躇せよ。)



なんか、あまりにも久々に、自然だけに囲まれた空間に身を置いて

ひたすらに歩いて体を動かしてみると

言いようのない心地よさを感じた。


鳥のさえずり、木の香り、葉っぱの音、木漏れ日


ああ、心地よいって感じることができるの


どれくらいぶりだろう。



鬱になると、それらを心地よいと感じる事さえ


できなくなってしまうのだ。



山道は、最初は散歩道かな〜くらいに思ってたけど


どんどん斜面が急になってきて…


こんな感じの岩場がずっと続いた


まじか。ってなった。笑


まあ、ハイキングコースではあるし、


よじ登ればなんとかなるので


這いつくばって、なんとかよじ登った。笑


普段ベットで転がっているだけの自分が


いきなり、こんな山道を1人で登って


一体何をしているんだ。と


おかしい。もともとは、湖を見ながら優雅に
ぼーっとしようと思ってたのに


と、ふと我に返りながらも


楽しくて、ワクワクした。



余計なネガティブな事を考えずに
ただひたすら足場を確認しながら体を動かし

自然の中に身を置いている事が


あまりにも心地よかった。



ハイキングコースの中腹地点で下を見下ろすと


ハイキングコースの中腹地点


美しい景色が!


湖を、こんな高いところから見下ろしたこと
などなかった。


自分の住む街を、こんな遠くから見たことはなかった。


今までにない新しい発見があり、


ああ、来て良かったなと思えた。



結局、頂上までは行けなかったけど

とてもリフレッシュできた。


湖を眺めるというのが本来の目的やったけど


山道という思いがけない発見があった。


そこで出会った美しい景色。


寄り道はいいもんだ。


でも、遭難しないように、今度からはちゃんと調べてから行こう。


山をなめてはいけない。自然は脅威でもある。



自然と仲良くするには、知識と判断力を持つ事



これは、亡くなった父から教わった事だ。



今度またもし、ラッキーが巡ってきたら



お弁当作って、登ってみようかな🍙🍱











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