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1人で山登ってきた
たまたま、体調が良く、たまたま天気が良く
たまたま、出かけてみようという気が起こったので
湖を見に行こうと思い立ち、車を走らせた。
◯体調が良い
◯天気が良い
◯メンタルが落ちきっていない
この条件が揃う事は、
私にとってはものすごく稀で、
とてつもなくラッキーなのだ。
車で約20分、湖には着いたのだが
湖周辺の散策コースの遊歩道入り口がわからず
その辺をウロウロしていた。
すると、目の前に山への入り口が突然現れた
あれ?こんなところにハイキングコースなんて
あったんや!と思い
入ってみた。(まずは躊躇せよ。)
なんか、あまりにも久々に、自然だけに囲まれた空間に身を置いて
ひたすらに歩いて体を動かしてみると
言いようのない心地よさを感じた。
鳥のさえずり、木の香り、葉っぱの音、木漏れ日
ああ、心地よいって感じることができるの
どれくらいぶりだろう。
鬱になると、それらを心地よいと感じる事さえ
できなくなってしまうのだ。
山道は、最初は散歩道かな〜くらいに思ってたけど
どんどん斜面が急になってきて…
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まじか。ってなった。笑
まあ、ハイキングコースではあるし、
よじ登ればなんとかなるので
這いつくばって、なんとかよじ登った。笑
普段ベットで転がっているだけの自分が
いきなり、こんな山道を1人で登って
一体何をしているんだ。と
おかしい。もともとは、湖を見ながら優雅に
ぼーっとしようと思ってたのに
と、ふと我に返りながらも
楽しくて、ワクワクした。
余計なネガティブな事を考えずに
ただひたすら足場を確認しながら体を動かし
自然の中に身を置いている事が
あまりにも心地よかった。
ハイキングコースの中腹地点で下を見下ろすと
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100950846/picture_pc_f6d2c78c8cc6d4e1bd98c5b04254cb86.jpg?width=800)
美しい景色が!
湖を、こんな高いところから見下ろしたこと
などなかった。
自分の住む街を、こんな遠くから見たことはなかった。
今までにない新しい発見があり、
ああ、来て良かったなと思えた。
結局、頂上までは行けなかったけど
とてもリフレッシュできた。
湖を眺めるというのが本来の目的やったけど
山道という思いがけない発見があった。
そこで出会った美しい景色。
寄り道はいいもんだ。
でも、遭難しないように、今度からはちゃんと調べてから行こう。
山をなめてはいけない。自然は脅威でもある。
自然と仲良くするには、知識と判断力を持つ事
これは、亡くなった父から教わった事だ。
今度またもし、ラッキーが巡ってきたら
お弁当作って、登ってみようかな🍙🍱
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