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元の理(簡略ver2 十柱の神名、守護)

こちらの続きから


一、くにとこたちのみことは男神で、天においては月神である。その姿は頭一つ、尾一つの大竜である。国床を立て、国を見定めたことから国床立命、または国見定之命と称される。人間の身体の内部で目や胴の守護もしている。仏法においては、千珠釈迦とも呼ばれている。

二、をもたりのみことは女神で、天においては日神である。その姿は頭十二、尾三筋で、先に三つの剣を持つ大蛇である。人間の身体の内部では女性器の守護もしている。仏法においては、普通菩薩や達磨大師などとも呼ばれている。

一、くにさづちのみことは女神で、天においては巽の方に源助星と呼ばれている。その姿は亀であり、亀は地に張り付き倒れないため、土色をよせられて国狭土命と呼ばれる。人間の身体内で皮を守護しており、女性を表す「おなご」や「おめこ」とも呼ばれている。仏法においては、結の神や多くの守護神々を守護している。

一、つきよみのみことは男神で、天においては乾の方に位置し、破軍星と呼ばれる。その姿は鮫と呼ばれ、亀と同様に人間の身体の内部では男性器の守護もしている。仏法においては、八幡菩薩や聖徳太子など多くの守護神々を守護している。

一、くもよみのみことは女神で、天においては朝の明星である。その姿は鰻であり、頭の方へも尾の方へも自由自在に出入りする。仏法においては、竜王や水神など多くの守護神々を守護している。

以上の五柱の神を「天神七代」と言い、地神五代と呼ばれる国狭土命以下の五柱の神も含めて、「五倫五体」として扱われている。

一、かしこねのみことは男神で、天においては未申の方にある星の一つである。その姿はナリであり、風の守護神とされている。人間の身体の内部では息の守護もしている。仏法においては、大日如来や法然上人などが守護されている。これらに加えて、人間の身体の内部には「六体」と呼ばれるものがある。それは「目」「皮」「骨」「飲食出入」「息吹」である。また、この世界においては水と火とが一柱の神とともに、風より外に神は存在しないとされる。風は神聖なものであり、悪いものも吹き払ってくれる。

一、たいしょく天のみことは女神で、天においては丑寅の方に集まる星の一つである。その姿はフグであり、生死の時に断ち切るための道具としても使われる。仏法においては、虚空蔵や妙見、鬼子母神など多数の守護神々を守護している。以上のように、神は人々の生活や宇宙の誕生に大きく関わっており、私たちの身体や魂を守護してくれている存在である。

天神七代とは、七柱の神を指します。また、地神五代とは、国狭土命以下の五柱の神を指します。

一、をふとのべのみことは男神で、宵の明星として知られています。彼は黒い衣装を身にまとい、勢いが強く、万引きを防ぐために作られた守護神でもあります。物を引き出す時には彼を呼び出す必要があります。また、彼は不動明王や弘法大師、人間が生まれる際にも守護する役割を持っています。

一、いざなぎのみことも男神で、七夕の星として知られています。彼は岐魚または人魚の姿をしており、常に一心不乱です。彼は鱗がないために人間の肌に似ており、伊邪那岐命とも呼ばれています。彼は伊勢の内宮、天照皇大神宮の神でもあります。

一、いざなみのみことは女神で、いざなぎのみことと姉弟関係にあります。彼女も七夕の星として知られ、美しい服を身にまとっています。彼女も一筋に努力し、魚のような目をしています。彼女もまた、人間の肌に似ているため、伊邪那美命と呼ばれています。彼女は伊勢の外宮の神でもあります。


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