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私のCD紹介「はじめまして、はぢめです」

「アコーディオンの音色は人を幸せにする」安西はぢめです。私は今のところ2枚のCDを出しています。どちらもとてもたくさんの思いが込められた作品です。まずファーストCD「はじめまして、はぢめです〜アコーディオンと二人二脚〜」をご紹介しようと思います。お持ちの方はもしかしたら「なるほど、そう言うことだったのか」と思って頂けるお話かも知れませんし、まだお持ちでない方は興味を持っていただけたら嬉しいです。

追記・2021年6月7日〜TuneCoreJapanを通じて全世界50ほどのプラットホームで同時に配信を始めました。お手持ちの端末で手軽にお求めいただけるようになりましたので、この機会にどうぞお楽しみください↓

そうだ、CDを作ろう!

私はお客様を目の前にしてお届けする生演奏が最高だと思っておりましたので、動画にしろ録音にしろ、「カンヅメ」みたいなものだと思っておりました。「美味しいものは美味しく食べれば良いのに、何もわざわざ缶詰に加工することはないじゃないか」と。ところが、私のように生演奏だけを仕事にしている人間は、逆に言うと仕事が「カタチ」に残りません。一期一会、その場を共有する事が全てなのです。

そんなある時「自分が生きていた証にCDを作ってみよう!」と決心しました。大袈裟に聞こえますが、まさに「生きていることを証明する」ことに他ならない決意でした。そこで以前から書き溜めていた曲をピックアップしてレコーディングの段取りを始めました。全く初めてであらゆる面で疎かったので、サポートをお願いしたギタリストの河野文彦さんにスタジオやエンジニアさんも紹介してもらって大きなトラブルもなく作れたのはとてもラッキーでした。

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【記念すべき1作目のジャケットはお友達にお願いして描いてもらい、愛犬も入れてもらいました。肝心の自分の名前を入れ忘れた上、フランス語を盛大に間違えたので手売りの時は訂正しながらお渡ししています】

4曲に込めた想い

1曲目と4曲目はバンジョーでレトロな雰囲気を出しました。2曲目は唯一マイナーのナンバーで河野さんのマカフェリギターが生き生きとした躍動感を与えてくれています。この3曲はパリ下街のダンス音楽「ミュゼット」へのオマージュとなっています。どの曲も独創的なものを加えると言うよりは素直に様式美をなぞるような作風で「こういう曲、本当にパリにもありそう」と思って頂けたら幸いです。

3曲目は唯一ボサノバ風に刻んでもらった曲で、東日本大震災の受難者鎮魂のための曲です。似た旋律が何度も何度も出て来ますが、これは生きている我々の日常を表していて、同じような日々を繰り返している内にずーっと遠く未来へと歩いて行けるように願いを込めました。私が呼びかけてたくさんの方にお力添えいただいて毎年開催できた東日本大震災受難者鎮魂コンサート「和の輪」でも毎回演奏させていただいて来た思い出深い曲です。亡くなった方々、そして今を生きる全ての人々へ捧げた曲です。

宜しければ手に取って頂けたら嬉しいです。

今や「孤独のグルメ」の音楽担当で有名売れっ子なギターの河野文彦さんとは長いお付き合いで、共演の機会も多く全幅の信頼を置いていますから、必要なことは伝えましたが余白を残してご本人のアイデアも採用したことで私の頭の中にあった以上の事ができたと思って感謝しています。フミくん、どうもありがとう!

【レコ発では札幌ツアーもしました。フミくんも一緒に来てくれました。札幌の皆さんお世話になりました! どうもありがとうございました】

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【以下CDジャケットの裏面4曲それぞれのタイトルです。5年前の8月のレコーディングだったなんて…時が過ぎるのはあっという間です!】

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【3曲目の「明日(あした)へ」のライブバージョンです。オリジナルのプレイヤー河野文彦さんと、岡山晃久さんのドラムです】

この記事でご紹介した「はじめまして、はぢめです」のCDは東京お茶の水にあるアコーディオンの老舗「谷口楽器」さんの店頭・もしくは通信販売でもお求め頂けます↓

ハッピーアコーディオン安西はぢめ

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