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大人の習い事「二胡」を始めてみませんか?生徒募集中!

中国の民俗楽器「二胡」をご存知ですか?流れるように滑らかな美しい音色がする楽器です。時に「中国のバイオリン」と例えられる事もある通り、弓で奏でる楽器ですが、弦はたったの2本だけ。「二」本弦の「胡」琴だから「二胡」と言います「胡琴」とは中国語で弓で弾く楽器の総称です)

⬇️30代のワタクシ

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私、安西創(あんざいはじめ)は、この魅力的な楽器に出会って、実際に手にしてから、かれこれ32年経ちました。今は「創樂社(そうがくしゃ)」という名前のお教室と「創樂樂團(そうがくがくだん)」という名前の中国音楽アンサンブルを主宰しています。その他に御茶の水にある史蹟「湯島聖堂」の「中国音楽入門」という講座の講師東京琴社絲竹班「進韻會(しんいんかい)」という江南絲竹樂(こうなんしちくがく=上海など、揚子江下流域で演奏される伝統音楽)を演奏する会の発起人であり、世話人をしています。この進韻會は、私が中国音楽を学んだ坂田進一先生の率いた「東京琴社絲竹班」の旧門弟が集まって母体となった集団です。先生亡き後、お稽古をつけて頂いていた頃を懐かしむ人たちの声を聞き、先生のお名前を頂いた会を作る事を思い立ち奥様のお許しを賜って「進韻會(東京琴社絲竹班)」を名乗っております。所縁のある方々が集える場所になればと願いを込めて月に一度程度の活動をして行きます。

⬇️中央民族楽団による江南絲竹八大名曲より「歓楽歌」。ソロ楽器の二胡が確立する遥か昔から、このような合奏音楽で二胡が重要な役割を果たして来た事を知る・学ぶのはとても大切な事だと思っています。

さて、私が10代で二胡を学び始めた1990年当時「二胡」の事を知る人はまだ少なく、説明するのが一苦労だった事を思うと、今のようにたくさんの人たちが二胡の事を知っていたり、数多くの二胡教室のみならず、カルチャースクールなどにも講座があって学んでいる方々がいる事は素晴らしいと思います。今では上手な若手もたくさん育っています。私もあちらこちらのカルチャーセンターや音楽教室、個人レッスンで長く教えて来ましたが、東日本大震災を機に仕事環境がガラリと変わり、しばらく教える事を止めていました。

今年になってから、ご縁あって湯島聖堂「中国音楽入門講座」で再び中国音楽を教える運びになりましたので、この機会に心機一転、プライベートレッスンでも新たな生徒さんを募集して、私が知っている事をできる限りたくさん手渡して行きたいと思っています。初めて取り組んでみたい方、過去に挫折したけど再チャレンジしてみたい方、その他興味がある方、動機はそれぞれだと思います大歓迎です。

グループレッスン【国指定史蹟 湯島聖堂中国音楽入門講座】のご案内

御茶ノ水駅にほど近い、五代将軍綱吉公により創設された昌平坂学問所内で行われる初心者向けのクラスです。見学もできますので、まずはお気軽にお問い合わせください(学生割引有り。楽器購入の相談も受け付けています)

お問い合わせ 公益財団法人「斯文会(しぶんかい)」0332514606(代)

【歴史ある教室で皆さんの参加をお待ちしています】

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個人レッスン【創樂社二胡教室】のご案内

技術を駆使した技巧的な独奏曲も美しいですが、個人的な好み・研究対象としては劉天華による独奏曲成立以前の民間音楽に多く見られる中低音域を多用した古典的な使われ方で歌う、二胡に特有の「説得力」みたいなものがとても好きなので、そういう価値観・趣味が似た方だと楽しくご一緒できると思います。

【個人レッスンはこんな方におススメです】

・ゼロからスタートしたい人(初心者の方、もちろん大歓迎です!)
・一度は諦めたけど、また再開・挑戦したい人(ブランクある人、一緒に思い出したり、新たな課題に取り組んで行きましょう!)
・二胡だけにとどまらず他の中国楽器にも興味がある人(二胡を入口にして、幅広く豊かな中国の音楽世界を覗いて見たい人、大歓迎です!)
・二胡のソロだけでなく合奏音楽に興味がある人(日本で二胡を学ぶ人の多くが独奏曲を習得する事を目標にしていると思いますが、民間音楽にはたくさんの中国音楽のエッセンスとソロにはない面白さがあります。アンサンブルを楽しみたい人、大歓迎です!
・二胡を通じて自分の音楽表現をしたい人(二胡を表現手段にしてオリジナル曲やヒット曲などを弾きたい人、相談に乗ります!)
・西洋楽器との合奏に興味がある人(二胡は数字譜を使って移動ドで指導される事が殆どですから、西洋楽器とどう擦り合わせて良いか分からず困っている方、アドバイスします)
・江南絲竹や広東音楽の曲が好き、または興味がある人(いかにも「これぞ中国!」という合奏音楽に興味がある人には、レッスンでこれらの曲種の課題を多めに出して関連知識や背景も解説して、アンサンブル経験を積んで頂きます。何度弾いても美しく飽きない普遍的な古典音楽の世界を楽しみましょう)

そして、何より「自分のペースで学びたい」人!

【注意・お稽古事のモラルとして、またご本人が受け取る情報の混乱を防ぐためにも、現在他の教室に通っている方はきちんと先生の許可をもらってから来てください】

【会場】都内

【頻度】月1回〜

【お問い合わせ】 安西創(あんざいはじめ)anzaihajime@gmail.com

色々と書きましたが、師弟のけじめはしっかりつけつつも、同じ音楽家同士として共に稽古したり語り合える方と出会える事を楽しみにしております。お気軽にメールにてお問い合わせください。

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創樂社 社長安西創

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