見出し画像

スロヴェニアでメニューに迷ったら私はコレ!

「アコーディオンの音色は人を幸せにする」安西はぢめです。今日、2020年8月22日、人形町のフランス家庭料理「シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクール」さんのランチメニューはグラーシュ(Goulache hongroise・ハンガリー風牛肉の煮込みパプリカ風味)でした。煮込んだ牛肉が柔らかくホロホロと崩れる美味しい一品。ふと、スロヴェニアで食べたグラーシュ(スロヴェニアでは「ゴラーシュ」Golašとなります)を思い出しました。

【シェ・アンドレのグラーシュは具沢山!】


画像1

【定番料理の起源と名前】

ハンガリー料理起源のスープ料理「グヤーシュ」が各地へ広まったのがゴラーシュとかグラーシュ、或いはグーラシュなどと呼ばれているものだそうです。今ではバリエーションも無数に有って、具が沢山のシチュー的な料理のイメージが一般的かも知れません。どの名前が正しいのかと疑問に思いましたが、伝わった先で様々な表記が使われているので、どれで書かれていても、どの発音でも「あぁ、あれね」と思えば宜しいかと思います。マジャール語ではグヤーシュと読むそうですが綴りがgulyásなので、伝わる時にドイツ語話者たちはLの音を当然のようにラと読んだ事でしょうね。ふむふむ。

【お店によってどんなのが出てくるか、ドキドキ…】

オーストリアでは頂いた事がなかったのですが、スロヴェニアではよくメニューにありましたので、何度か注文しました。が、当たり外れが大きくて、まるで「ロシアンルーレット」! いつどんな弾が飛んで来るかワクワク楽しみです。

リュブリャナのお洒落な川沿いのお店で期待しつつ食べたGolašは、こめかみに実弾喰らった感じの大ハズレでした。もうね、即死レベル。信じられない塩っぱさ。うーん、身体に悪そう。見事なハズレ。こんな事もあるんですね。

【コイツが問題のハズレゴラーシュ。ビールとパンで延ばしながら(!?)チマチマと食べました(食べ物を残せない世代)】


画像2

このままではならぬ、滞在中に仇を討たねば悔いが残ると思い、虎視眈々とリベンジの機会を狙っていたら、滞在最終日近くにようやくチャンス到来!

アルプスを間近に望む小都市Radvljica(ラドゥリーツァ)の有名レストランLectar(レツタール)のご機嫌なテラス席で頂いたゴラーシュが大当たり! こちらがその写真です。「アタリ」Golašの周りをぐるりと取り巻いているのはKrapi(クラピ)という袋詰め料理。このお皿のものにはひよこ豆のペイストが詰められていました。サイコーです!

画像3

フランス料理からの回想になりましたが、こんな美味しいスロヴェニアが恋しいこの頃です。スロヴェニア、ぜひ皆さんもチェックしてみてくださいね!

【非公式】スロヴェニア親善大使 ハッピーアコーディオン安西はぢめ

フォロー&スキ・サポートはとても励みになります。どうぞよろしくお願いします。また、ご登録1000人チャレンジも継続中ですので、YouTubeのチャンネル登録もぜひ応援よろしくお願いします!


いつも温かいサポートをどうもありがとうございます。お陰様で音楽活動を続けられます!