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【日々のアレコレ #2】お客様は神様なのか

Anzaki です。

さっそく本題に入ります。

◯お客様は神様なの?

まぁこんなタイトルなので、
僕の答えは「No」です。

ただし、厳密には、
世にはびこる「お客様は神様論」はおかしいぞ、という話です。

なぜ「No」なのかということを話してみたいと思います。

そもそも、神様ってなんなのかということなのですが、
僕は日本人ですし、「お客様は神様」も日本ちっくな感じなので、
日本の神様について調べてみました。

時間がある方は Wikipedia 見てみてください。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本の神の一覧

めっちゃいます。
な行辺りで300を超えたので、数えることをやめました。笑

おそらく、「お客様は神様」というときは、アマテラスとか、スサノオとかではなく、
「崇拝すべき対象」という意味合い、自分よりも上の存在として、
「神様」をイメージし、表現しているのだと思います。

そしてそれに対する僕の回答は No です。
端的にいうと、「そんなに簡単に人のことなんて崇められないですよ」というだけです。

神様は「神頼み」という言葉があるように、
どうしようもないときに頼るような存在です。

むしろ、頼られるのはサービス提供者であり、お金を受け取る側の人間でないといけないので、
ここでいう「神様」はお客様には当たらないと思います。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉の通り、
お客様とサービス提供者であっても、人同士、対等な関係であるべきであり、
互いに、互いの前向きな結論を導き出す関係でないといけないと思います。
お互いに得をする道を選ぶ関係であるべきです。

お金は信用の代替品であり、ある種、モノであり、物々交換と本質は変わらないはず。
であれば、「どちらかが上」であるはずがないと思います。

まぁこれが僕の回答なのですが、
これだけで終わると自己満感があるので、
もう少しだけちゃんと言葉を捉えようと思います。

「お客様は神様」の始まり

調べてみると「お客様は神様」には語源がありました。

http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

三波春夫さんという演歌歌手の方の言葉だそうです。

歌手として、お客様を喜ばせることを絶対条件としており、
そのお客様は絶対者、神様であると。

決して媚を売るわけでなく、下手にでるでもなく、
歌手として、純粋にお客様を喜ばせたい、そうゆう歌手でありたいという強い想いの表れだなのだと思います。

まとめ

「なんでもお客様のいう通り」

「テンノカミサマノイウトオリ」

みたいな思考ではなく、

「互いの利益を追求し、一緒に良い方向に行く」

そういう思考で、対等な関係で、
取れすぎたお米と、取れすぎたキャベツを交換する感覚で、
人と人として、向き合っていきたいものです。

ではまた。


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