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「なんでもいい」は、「なんにもない」【日々これ #55】

あんざきです。

最近の天気は、「曇り」か「もや」ばかりで、政府が早朝や夕方の外出は控えるようにと言うほど、空気が良くないみたいです(「もや」は文末の、今日の一枚、で)。

そんな天気に身を任せて、もんやりとした話をしようかなと思います。

以前、友人との会話の中で、「将来何したい?」みたいなことを漠然と話してました。
20代そこらの会話で取り止めもないんですが、これは覚えておきたい、と思ったことが一つありました。

「なんでもいい」というのは、「なんにもない」というのと、非常に近しいということです。

数字で表すと、「なんでもいい」というのは無限大で、「なんにもない」というのは0と捉えることもできますが、本質的には似てるように思います。

どういうことか

一見、対極にあるようなんですが、これらは「結局選べていない」という点で共通しています。

この話の発端、「将来何したい?」という話で、

やりたいことがなくて「特にないかなー」という人は、やることも考えず、特に何も決めずに、目の前のことを受け入れて生きているんだと思います。

何かやりたいんだけど、これっていうものもなくて「なんでもいい」という人は、やりたいことが来たときに動こう、という感じなので、やりたいことが来れば、それに乗ることができます。

ただし、やることが「来れば」です。
来なければ動かに至りません。

そして、特に現代はインターネットでいろんなものが繋がっていて、一見広く見えるんですが、
何かを手に入れようと思うと、検索しないといけません。

ということで、一般的に良さそうなものは、検索した人に次々に取られていきます。

「引き寄せの法則」というものがあって、これは「願えば叶う」のようなもので、意識を向けたものがいずれ手に入る、というなんだかスピリチュアルなやつです(本質はもうちょっと深い)。

僕はこれも一理あるなと思っていまして、『ブレイン・プログラミング』という本では、「意識を向けると、それに関する情報が、目や耳から入ってきやすくなる」みたいなことが科学的に証明されていて(人の目は、視界に映ってるほとんどのものを見てないらしい)、
程度の差はあるにしても、「願えば叶う」はいくらか信頼できそうです。

「ラーメン食べたいなぁ」なんて考えながらいつもの道を歩いていたら「あら、こんなところにラーメン屋あったんだ」ってなる、あの感じです。

話を元に戻すと、「なんでもいい」という人もまた、(エネルギーはあるのですが)動きたくなるような状況にはなかなかならないということになります。

最終的には、「なんにもない」なと同様、流れに身を任せるか、何にもなびかず、ただじっと座ってるかになると思います。

「なんでもやってみたい!」という、一見意欲的で可能性に満ち溢れていてと、「別に何もしたくない」という人と同じ結果にもなりうるなぁと思います。

とはいえ、いきなりバシッと決めるのは難しくて、僕もずっとやろうと思ってできないので、

「せめてこんな感じがいいな」とか、
「こういうのは違うと思う」とか、
そーゆー意識だけでも持っておくと、それっぽいものが巡ってくるかも知れないので(チャンスが来る確率が上がる)、

曖昧な理想でも抱いておきましょう、というお話でした。

ではまた。

(この話が誰かの何かにつながりますように・・・)

【今日の一枚】

「くもり」じゃなくて「もや」な天気。


【参考】
『ブレイン・プログラミング』/ アラン&バーバラ・ピーズ / サンマーク出版(2017/8/9)

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