都市と農村をつなぐ食 ー 農業が社会を変えるとは?
新・ラグジュアリーのオンライン講座でガストロノミーを取り上げたことがあります。ボローニャ大学の博士課程でイタリア料理史を研究する中小路葵さんに講師になってもらったのですが、彼女の以下の指摘がいろいろなところに適用できると思いました。
『南イタリアの食とテリトーリオ ー農業が社会を変える』(白桃書房 木村純子・陣内秀信 編者)を読みながら、上記を思い出しました。中小路葵さんはフランスの宮廷料理を起点としたトップダウン型とイタリアの家庭料理からのボトムアップ型を対比したわけです