別れないための「自戒」5つ
実は、周囲でこのところ立て続けに、離婚・破局の話があった。。。
よそのお話なので、話を聞いて悲しむばかりで何もできないが、今回は徹底して聞き役に回った。
ちょっと立ち入った話なので、あえて例としては上げないが、話を聞きながらどうして離婚したのか、ちょっと思ったことがあった。
今回は、自分のための覚え書き代わりとして書いてみる。
別れの理由はさまざま
それぞれのカップルには、他人にはわからない二人の歴史があって、外からは分からない関係がある。
私にとって、恋愛でのハッピーな別れは無かった。
別れることはいつだって辛くて、その後しばらくはその相手を恨んでしまいそうなくらいだ。(でも、忘れることはある。苦笑)
別れた後に、元彼から「友人として今後も」と言われても、戻れなかった。
だから、別れを選んだ時には、相手とはその時に決別するしかなかった。
離婚はきっと、お互いにギリギリまで「どうにか壊さずに」と努力してきたのだと思うが、その努力も何かの拍子であっという間に0どころかマイナスまで振れてしまうことがあるようだ。
自分に言い聞かせた5つのポイント
話を聞きながら、気を付けなければ!と思ったことがある。
改めて、自分自身に言い聞かせるためにも、文字として残してみようと思う。
◆小さなことも見逃さない
ほんのちょっとした違和感や、ちょっとした違いなどが無いか常に意識していた方が良さそうだ。
今回話を聞いていて、「そこだったのかも…」と思わず相手が言った事があった。
何でもないことだったけれど「そういえば、いつもしないな」「そんなこと、今まで言ったこと無かったのに」ということがあった瞬間に、もう少しケアするなり問い詰めるなりすべきだったのかも、と後悔していたのを聞いて、胸が痛かった。
◆無関心にならない
食事の準備や掃除、頼まれたことやしなければならないことなどをやっていて忙しい最中に、「ねえねえ、これ見て!」「ちょっと今すぐ来て!」と、夫から他愛も無いことで呼び出されることが、私もよくある。
最愛の夫でも、たまにウザくて「なんで今呼んだ!?」と怒ってしまうこともある。
でも、今後はできるだけ優しく応えるように心がけようと思った。
なぜなら、私にとっては他愛もなくても、夫にとっては結構大事なことだったり、私のことを考えていたり私の喜ぶ顔を見たくてすることだったりするからだ。
そして、夫にとって大事なものは、私も興味を持ってできる限り尊重しようと思った。
ゴミみたいなものなのに、「趣味を馬鹿にされた」「自分が大事にしていたものを捨てられた」ということを彼から言われたんだよね…と言っていた言葉にどきっとした。
・・・実は先週、私も夫の”ちょっとした物”を「要らないし…汚いし…」と思い捨てようとしたからだ。幸いにもまだ捨ててなかったので、すぐに洗ってキレイにしてみた。(夫は喜んでいたからセーフ!冷汗)
◆笑ってない時は無理しても笑う
夫と一緒になって10年経つ今も、私達は毎日大笑いしている。
ありがたいことに、笑う種は尽きない。
でも今回話を聞いた友人が「そういえばここ数年、二人で笑ったことって数えるほどかも…」と言われたのはちょっと寂し過ぎた。
その数少ない「笑いあった出来事」に、私達夫婦と4人で行った旅行があったのだそうだ。「あの旅行が楽しすぎたから、その後も何とか彼ともやってこれたんだよね…」ということを言われて思わず涙が出た。
(そんなことなら、私達はもっと一緒の旅行を誘えばよかった。。。)
◆楽しい記憶や幸せな思い出のすり合わせを忘れない
「あの時楽しかったね!」「あの旅行で、あの時あんなことあったよね。」といったことを、私達はよく話している。
それは写真の整理をしている時によく出る。
ちなみに私の場合は、とあるSNSに旅の記録を入れているので、いつでもどこでも「あそこにはいつ行ったっけ?」といった時に、出先でもすぐその場で検索できるので、何度も見返している。
こうして楽しい記憶や思い出を話したりするうちに、良い思い出を共有している事実ができる。
離婚間際に、嬉しかった記憶やいい思い出を振り返っても、ちょっと手遅れなんだなと、改めて思った。
◆「絶対裏切らない」とは思わない
「彼は私に絶対的に惚れてるから」、「もう15年も付き合っているんだし」「こんなに大事にしているのだから」、「二人でこんなに幸せだから」、「向こうが私のことを好きだから、拝まれて結婚してあげたんだし」
・・・でも、人は変わる。
ほんとについ昨日まで二人で幸せいっぱいだったのに、突然別れがやってくることもある。
まさか裏切るなんて、まさか逃げるなんて、まさか、まさか・・・
そんな「まさか」は意外に身近にあることを思い知らされた。
私自身も、夫と出会った頃から変わっていないか、と言うとそうじゃないからだ。
夫と出会った時は、「結婚なんて面倒。仕事が無い人生なんて。」とか言ってたのに、今なんか専業主婦でダラダラしてるんだから、凄い変化だ。
夫もそうだ。「結婚は不経済。女は金食い虫。」…口にこそ出さなかったけれど、そう思っていたのは知っていた。(だから義家族も、この子は絶対結婚しないだろう、と思っていたらしい。笑)
それが今は、「え?この鞄の色違いも欲しい?!そんなに鞄って必要かい?…うーん、そうだね、君には必要なんだね。じゃあそっちも買おうか~。」なんて言ってくれる素敵な男性になってくれた。(脅されている可能性も無きにしも非ず。苦笑)
お互い大事にするのはもちろんだが、今の状況に甘え過ぎずに、万が一のことはどんなときにも考えたほうがいいな、と思った。
「別れない」努力はお互いに必要
たとえ相手が自分にべた惚れしてスタートした結婚生活だったとしても、それに甘んじてはいけないことを、改めて自分に言い聞かせた。
そして、思っていることはちゃんと言葉にもすべきだ、ということも。
私は改めて、できる限り言葉にして感謝や好意を伝えるようにしている。
一方の夫は、言葉にするのがすごく苦手だ。(「男は黙って…」タイプ。)
でも、私は夫に言葉を強要しない。なぜなら彼は、倍以上の態度で私に好意を伝えてくれているし、感謝してくれるのも伝わっている。
杓子定規の「こうだから!」「こうしなきゃ!」ではなく、自分の夫のパーソナリティを読みながらやっていくのも、夫婦になったならではの醍醐味だと感じている。
のんびり、油断せず、別れないように夫婦を楽しみたいな、と私は思っている。
次回は、恋愛と家庭生活にフル活用している「料理」について書いてみようと思う。
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