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いやいや期

92歳にもいやいや期があるようで。
薬いやいや、とかデイサービスいやいや。とかいって
私とおやびんをこまらす義母ちゃん。
薬はね。
レビー小体認知症というのが確認されちまったのでドネペジルっていう薬がでたんだ
が。
これすごく甘いらしい。
アルツハイマーにも使うらしい脳の伝達をよくするおくすりね。
当初出たとき、病院にいった翌日は不正にゃ区がひどかったので
これが薬のせいだと言って
いやいやといっていてご飯も食べようとしないので
医者に相談したら
じゃぁ。のまなくていいみたいな返事をもらったのだが
夕方に電話でそれを伝えると
今度はすっきりなおっていたので
「大丈夫、飲む」とおとなしく飲み始めた
でもってこの薬を2週間のんだあとに
ちょっと量が多くなったものにかわるのね。
そしたら、またいやいや、
「前のがよかった、今度のは私に合わない」という。
こまったね。
とおもいつつ
次回の病院で言えばいいからとなだめて飲ませている
次回病院に行く前に忘れているのでは内科と期待している。
さて、デイサービスに生きたくない義母ちゃん。
このデイサービスって見えない人たちの団体でつくったデイサービスなのね。
だから義母ちゃんは理事だったりする。
昔はその団体で長たるものを40年もしていたのだもの
有名人なのだ。
でも、今は別の人が長なのね。で、その人が
どうやら義母ちゃんを嫌っているとかで。
義母ちゃん曰くみんなに悪口を言われているんだとか
これないように作為されているとかいうのね。
とにかく嫌われているから嫌っているという
作用反作用の仕組みで。
その方は同じ曜日には来ていないからバッティングはしないんだけれど
理事長だから義母ちゃんのことはなんとでもできるからデイサービスの人に
いろいろ吹き込んでいるし、デイの人たちも気を遣っているからいやなんだ。
というようなことをいう。
どこまでが本当なのだろうか
いや、あまりたいしたことじゃないとはおもう。
レビー小体認知症っていうのは幻覚とかみたりするっていうじゃない。
とりあえずそんなことはなさそうとおもっていたが
ひょっとしてこれは妄想かなんかなのだろうか。と考えたりする
以前、私が義母ちゃんのズボンをとって「かえして」といったら
返してくれた。みたいな話もしていて
これはなんだとおもったことがあるが
これが幻覚的なものなのかしら。
とりあえずは
嫌われているという事実がそこまで義母ちゃんをおいつめているんだよね。
おやびんがデイの知り合いに電話をしてみてくれた。
そしたら、そんなことはやっぱりないわけで。でも、その二人が中がわるいことは
みんなわかっているから考慮はしているわけで。
でもって曜日もちがうんだし。
問題はなんもないんだよね。
で、おやびんがちょっとニュアンスを換えて話をしたら義母ちゃん
その理事長が理事長をやめたと
理解しちゃったの。
でも、そしたら全快してしまって。
前回はぐずっていかなかったデイサービス
今日はおとなしくいきました。
でも、やめてはいないはずだから、どう訂正しようか。
とおもっているんだけれど
なんか義母ちゃんの中でまた変換されているらしく
「みんなにアンケートとってあの人はやめることになった。あと、私の評判はそれな
りにいいと
デイの担当者が電話でアンケートの内容をよみあげてくれた。思いやりがあるってい
われた」
と有頂天になっている
まぁ。いいかなぁ。
見える人がいる普通のデイサービスにいくには義母ちゃんにはちょっと勇気がいるだ
ろうということもわかってはいる。
でも、いずれかはそっちでも過ごす時間ができたらいいなと私はおもっている。
いずれにしろ、いくつになっても人は人間関係で悩むのかしらね

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