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FF遍歴

 みんなもっとファイナルファンタジーについて語ってほしい。


 最近はゼルダとかアクション要素の強いゲームばかりしているので、RPGがしたい。そう思った。春。

いざ、イヴァリースへ。

 FF12をしようと思っていた。

 20日ほど経っても同じことを言っている。

 そして僕はいまどきFF11を始めた。

 なんで?

ようこそ、ヴァナ・ディールへ。

 それは簡単で、FFを1~10-2までクリアしたからだ。なら次は11だ。当然である。
 でもオンラインでしょ。今更……。と思っていたし、サービスはとっくに終わっているものだと思っていた。だから12をしようと思った。前々からとてもしたかったし。
 先日僕は、どこかで、FF11の19周年だとか、7年ぶり?(だったか5年ぶりだったか忘れたけど)に新しいシナリオが出たとかそんなネットの記事を見た。夢だったかもしれない。それはともかく、唐突にFF11に興味を持った。そしていまだにサービスが継続されていることを知る。そして全然今どきではなくて、まだまだ意欲的に展開されていきそうな雰囲気さえある。全盛期に比べたらプレイヤーの人口も減っただろうし、実際どうなのって思って調べてみたら、復帰する人がいたり、ソロでもプレイしやすいように今はなっているなどということがわかった。全然今どきじゃない。むしろ今がよい。今こそやるべきとき。20周年に向けて一緒に盛り上がっていきたい。そう思った。全く11のこと知らないけれど、その方が新鮮にプレイできると思う。全盛期の空気は味わえないけれど、こういう出会い方ができたからこそ、感じるものもあるだろう。

 そして僕は改めてファイナルファンタジーとかいうメジャーなゲームが好きなんだと思った。なのでその愛について語りたい。誰が読むのか知らないけれど。

 それぞれの作品ごとに、プレイした順に書いていこうと思う。
 イクゾー(それは違うゲームだ)

FFTA

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 ファイナルファンタジータクティクスアドバンス である。
 僕が初めてプレイしたFFはこいつだった。このゲームはFFというより松野ゲーという感じだ。改めて思うと。でもこの松野泰己のゲームが僕は好きなんだ。それもこのゲームのせいだ。ゲームボーイアドバンスということもあって、知名度はもしかしたら低いゲームかもしれない。でもファンは多いと思う。そしてインターナショナル版の発売が待ち望まれる。
 この作品の魅力は、やはりシナリオとシステムと音楽。
 シナリオはご存知(かどうかは知らないけど)松野泰己の世界。かつての友と戦ったり裏切ったり姉やらが殺されたり自分の信じていたものがわからなくなったり、血生臭かったりするシナリオが売りだ。が、FFTAに関してはそこまで血生臭くはない。アドバンスということもあるし、あと主人公たちが12歳ぐらいということもあるからだろう。でも、シナリオは素晴らしい。主人公たちのそれぞれのキャラクタの葛藤、コンプレックス、成長が描かれていて良い。少年たちが成長していく物語で、世界がどうこうという話ではない。もちろん主人公たちが迷い込んだイヴァリースという世界が壊れるとかそういう問題は絡んでくるけど、あれは現実世界ではなく、夢の世界、みたいな設定だからストーリーの主題はそこではない。白い髪がコンプレックスの女の子、いじめられっ子の男の子、その父親で妻を亡くしてから酒に溺れる男、車椅子生活の弟、そんな弟のせいでいろいろ我慢してきた主人公、みんなそれぞれに悩みがあって、イヴァリースの世界では、なりたかった自分に、理想の自分になることができた。でも、それでいいの……? という話。ここはファイナルファンタジーという魔法の本が生み出した幻想の世界なのだ。理想の自分は素敵だけど、そうなれなかったのが自分で、逃げてばかりの弱い自分のままじゃダメで、この世界は楽しいけど僕たちの世界じゃないんだ。いいはなしだ。
 システム面では、タクティクスオウガやFFTと同じ形式の戦闘システムが魅力的だ。そして多数のジョブと技、魔法、装備、あとクエスト。携帯機ながらかなり長時間やり込むことができる作りになっている。いつの間にか大量の技を覚えていて、多くのジョブをマスターしてめちゃくちゃ強くなっている。そうなるまでプレイした。でも強ければいいというわけではなく、ロウシステムという厄介なシステムが存在していて、それを破ればペナルティがある。これが厳しい。それを考えてプレイしないといけないのが難しいしめんどくさいという意見もある。中にはかなり厳しいロウもあって快適なプレイを妨げているという意見は同意できる。ゲーム終盤で、『ダメージ50以下』とかいうのは難しいし、ロウを守ると戦闘が長引く。などということが起こる。でも、このロウシステム、そしてジャッジ、ジャッジマスターという存在はストーリーと世界観に大きく関わってくるから、だからこそ厳しくて当然なのである。ストーリーとシステムが互いに補いあうゲームは好感が持てる。そのストーリーにもそのシステムにも説得力がある。なので好き。北米版ではそのへんのロウシステムが改善されているとかいないとか。
 それから音楽、もちろん松野ゲーなので、崎元仁先生である。耳から離れない曲たちばかり。そしてなによりゲームボーイアドバンスの音源だから逆に良い。印象に残る。サントラも出ていて、なんとゲームボーイアドバンスの音源と、アレンジバージョンの音源が収録されている。GBAのサントラは珍しいらしい。個人的には逆にあの音が癖になる。とてもよい。
 つまり個人的にはかなり好きなゲームです。このゲームが初FFでよかった。

FF4

 次にプレイしたのは4である。当然アドバンス版である。当時、家でテレビゲームなんてさせてもらえなかったから、携帯機で遊ぶしかなかった。ある日、中古ゲーム屋に行ったら、FF4が売っていた。4ってアドバンスで出ていたんだって知らなかった僕は買った。このアドバンス版は追加ステージがあって、そこも何度もプレイした。65万ギルでラストエリクサーが売っているのにはたまげた。
 正直に言って、あまり4は好きな方ではない。パーティが5人だから違和感があるというか簡単というか、そういうふうに思う(そんなに簡単なゲームではなかったはずだけど)。あと、死んだと思った仲間が実は生きていたという展開が度々あって、少し興ざめした。主人公もあまり好きではないし、カインのほうが好きというのもある。
 スーファミのは全然当時知らなかったから、4は難しいという風潮があるのは意外だった。そんなに難しく感じなかった。レベルを上げたらある程度なんとかなるゲームだからかもしれないけど。あと、アクティブタイムバトルが、当時としては斬新だったのだろう。でも当時の人間じゃないのであまりそういう感慨は受けない。
 個人的にはやはりパロムとポロムが石化するシーンが一番印象的だった。一番ショックだった。FF屈指の名シーンだと思う。ガンダムだったら絶対死んでるやつだぞ。それはともかく、「いいですとも」とかファンに愛されている作品でもあるのかなとは思う。リメイクも多いし。なかでもDS版は難易度がかなり高いらしくて興味ある。あと、続編のTHE AFTER YEARS月の帰還も以前携帯でしていたけれど、結局途中でやめてしまった。当時の携帯の小さい画面でゲームプレイするの疲れる。いつかPSP版でしようと思って幾星霜。いつかっていつだ。巨人の塔およびラストダンジョンの曲が特に好き。

FF1

 FF4をクリアし尽くした僕は1・2アドバンスを買った。ターン制だった。オーソドックスに戦士、シーフ、黒魔術士、白魔術士のパーティにした。モンクと赤魔術士は使わなかった。それもいいじゃない。次プレイするときは赤魔術士4人とかにしようかとか考えるのも楽しい。
 このゲームはアイテムを使用して魔法を使うことが多かった。魔法と同じ効果のアイテムを使う。魔法はMPを消費するから回数制限があるけど、装備品の場合はなくならないから無限に使える。このゲームの追加ステージまでクリアし尽くした。FC版にも興味はあって、魔法が回数制でMPじゃない。PS版も回数制だったような気がする。そしてPS版の海底神殿の曲が僕はとても好きなのである。FC版のサントラも買ったけど。

 モンクを強化すると、ダメージが5桁にいくらしくて、ロマンを感じてしまった。次プレイするときはモンクをパーティに入れたいよね。

FF2

 名作である。あの河津秋敏が制作に関わっている(1にも関わっていた気がするけど)。あの河津神が関わっているということで、従来とは違う変わったシステムを採用している。キャラクタにレベルという概念がなく、それぞれのキャラの武器などに熟練度が存在している。そして、攻撃すれば攻撃力が、ダメージを受ければHPや防御力が上がる、という理にかなったシステムになっている。河津神のそういうところが僕は好きだ。サガシリーズでも度々見られる(逃げたときに素早さが上がったり、武器を使っていくと消耗していったり)。そういうリアリティをもたせているシステムで、魔法干渉なんていう隠しパラメータも存在している。簡単に言うと、色々装備していると魔法が弱くなる。鎧や兜は戦士の装備で魔法使いの装備ではないから、魔法を使うとうまく力を発揮できない。ローブとか魔法使いの装備や革製のものとかは干渉値がない(もしくは少ない)から力を発揮できる、というように。これはサガフロ2でもみられて、あの世界では金属製のものはアニマを吸い取ってしまうみたいな説明がなされていた。それが物語の根幹に関わってくるのだから熱い。なので、FF2では何も装備しないというスタイルでもかまわない。構わなくなってくる。「装備なんか必要ねぇ! 皇帝ぶっ殺してやる(コマンドーのテンションで)」という感じだ。そして、このゲームをプレイしていると徐々に気づき始めるのだ。回避率がいちばん重要なことに。回避率さえ上げればあとはなんでもいい。なんとかなる。そして巷で回避率ゲーとか回避率至上主義とか呼ばれているとかいないとかいうことを知る。奇妙なゲームだ。さすが河津といったところか。コアなファンが多いだろうことは容易に想像がつく。このゲームのシステムに感銘を受けて、のちにサガシリーズの斬新な戦闘プラグラムを生み出した小泉今日治氏がスクウェアに入社したのは有名な話だ(僕の中で)。

↑ このPS版のメインテーマがとても好き。PS特有のバスーン系の音も好きだし、途中から入るストリングスもよい。フィールドの曲なのに悲しげなのもFF2の世界観を表現していて良い。のばら。

 そうなのだ。FF2は世界観が良い。悲壮感の漂うストーリーも良い。それからヒルダに、愛していると(アドバンス版のCMは感動)。
 次々と仲間が死んでそりゃないぜってなるけど、帝国との戦いは熾烈を極めるのだ。みんな主人公たちのために身を挺して散っていく。自分たちの無力を嘆く。ヨーゼフのシーンはFF史上ベスト5に入る名シーン。だと思っている。アドバンス版以降のリメイク版で、死んだ仲間たちが戦うソウルオブリバースで彼らの活躍が見れるのは個人的には好き。
 ウボァー。

FF5

 続いてはFF5だ。これはアドバンス版を予約して買った。バッツのキャラクタが明るくて良いよね。ジョブチェンジシステムは面白いし、いまだにファンが多いのもうなずける。ただ、個人的にはメンバーが固定なのがつらかった。そのためのジョブチェンジシステムなのかもしれないけど。もっと多人数で、群像劇じみている方が好みではある。それはともかく、5は面白い。曲も素晴らしい。タイトル画面の曲から好きだものな。

 冒険に出るぞっていう感じがします。あと第3世界の曲も好き。そしてシルドラ。辛いシーンすぎる。
 クリスタルからジョブを手に入れる意味があんまり良くわからなかったけど、ストーリー含めてファンタジーしていて好きだなぁ。オメガはうろついているからやばそうだとわかったけど、神竜なんて宝箱の中にいていきなり襲われるわけでタイダルウエイブで大ダメージを食らって死ぬ。笑う。そしてアドバンス版の追加ダンジョンでは神竜改とかオメガ改がでてきてなんだこいつら。
 いろんなジョブで楽しんでみたい。またプレイしたいと思わせるゲームだ。ファファファ。

FF6

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 FF6は、子供の時分、兄がSFCでプレイしているのを見ていた。のでよく知っている。そして当然今回もアドバンス版を発売日に買った。予約しようと思っていたけれど、予約に行こうと思っていたその日、僕は食中毒で早退したので予約できなかった。買えたからいいけど。
 6は最高傑作に上げる人も多いかもしれないけれど、例にもれず僕もその一人だ。なによりグラフィックが素晴らしい。あの時代のスクエアのドット絵は感動しかない。特にFF6とロマサガ3、この時代。94年95年あたり。クロノトリガーもそう。あとはもちろん音楽も素晴らしい。有名な仲間を求めてはじめ、名曲揃いで、サントラは何百回と聴いたと言っても過言ではない。
 FF6は僕の好きな群像劇で、ばらばらになった仲間を集める展開とか好きだし、好きにパーティを組めるのも楽しい。ただ、どんなパーティでも、極端な話、全員(ウーマロ以外)アルテマを覚えられるから個性はなくなる。じゃあ覚えなきゃいい。使わなければいい。そしてそれぞれの固有コマンドや武器を楽しむのだ。それもだいたいいつの間にかダメージがカンストしたりする(イカサマのダイスとか夢幻闘舞とかバリアントナイフとか)。それがこのゲームの欠点。与えられるダメージは大きいのに、敵のHPが低いから、ラスボスも弱い。というかゲームバランスが悪い。ハードの問題もあるのだろうが、ケフカのHPが62000しかないから弱く感じる。心無い天使は驚異のはずなのに。アドバンス版の追加ダンジョンでは、裏ボスとして登場したオメガウェポンが、65000×3(2回復活する)という仕様にしてHPを増やしてきた。追加ダンジョン、楽しかったよ。
 6といえば、変な名前のモンスター。頭に残るよね。

 初プレイではシャドウを殺してしまった。みんな通る道だと思う。
 個人的に好きなキャラクターは、セッツァーかな。ギャンブラーだからな。カードとかダーツとかサイコロを使って攻撃するし、特殊コマンドがスロットなのもユニークで面白い。ストーリー的には、飛空艇は主人公たちが帝国と戦う上で必須の存在になってくるわけで、そのために彼を仲間に引き入れようという展開、そして後半では、セッツァーを起点として立ち上がって仲間を集めに行くのだ。いい。
 FF6は非常に雰囲気が暗い。世紀末感のあるゲームだ。それはFF2にも似ている。そしてよく考えて、両者とも、敵は帝国あるいは皇帝(6は途中からケフカに取って代わられるけど) で、主人公たちは反乱軍という構図だ。どっかで見たことある? スターウォーズで。Vガンダムで。明治維新で(?)。やはりそういう強大な力に立ち向かっていく構図というのは熱いのだ。世界の雰囲気が暗いほど、敵の驚異を感じるし、だから倒さねばならぬのだ。
 あと、6が好きなのは、魔法のエフェクトが良いというのもあるのかもしれない。ファイラとか。ブリザガとか。あとエドガーの魔法詠唱グラフィックよい。
 好きな曲はありすぎるので貼らない。蘇る緑。FF史上トップ10に入る名曲である。

FFTA2

 ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモア である。
 これは上の記事を読めばよい。読まなくてよい。FFTAからグラフィックが大幅に進化している。DS侮れない。なんだかんだハマったゲームだ。これも発売日に買いに行った気がする。

(閑話あるいはクロノトリガー)

 当時僕は、大学受験の受験勉強をしていた。そして世はニコニコ動画全盛期(?)。ゲーム実況動画を毎日のように見ていた。合間に勉強をした。DS版のクロノトリガーが発売されて、ちょうどSFCのクロノトリガーを実況している人がいて、当然未プレイの僕は動画は見ずにDS版を買った。ゲームを進めながら実況動画も自分のプレイに追いつかないように見た。そして動画の完結を待たずに先に自分がクリアしてしまった。動画が完結したのは2008年の12月31日だった。勉強しろよ。
 それはともかく、そうやって勉強してた。あるいはゲームをしていた。同時に、ゲームの実況動画だけでなく、ゲームのBGMを集めた作業用BGMと銘打って動画をアップロードしている人も多数いた。それはどこまで合法なのかよくわからない。実況動画には肯定的なメーカとかもあって、それが宣伝に繋がるならという思いもあるだろう。じゃあ音楽はどうなのか。楽曲をフルでまるまるアップロードしているのはダメそう。普通に考えてダメ。他の楽曲とつなげてメドレーみたいにしている場合はどうなのか。あるいは100分耐久とかって同じ曲をつなげている場合は。わからない。でも全然著作権違反で削除とかされていない。そういう問題ではなくモラルの問題もあるけど。ともかくそういった動画が巷にあふれていた。今でもあふれている。僕はそんな作業用BGMを聴きながら勉強をした。プレイしたことのないゲームの曲も聴きながら。そこには当然FF7以降の作品も含まれていた。曲いいな。ゲームの画面も楽しそうだ。思っても、受験が終わるまでお預けだ。受験が終わったらプレイするのをモチベーションに頑張った。

FF7

 受験が終わって、僕は兄の部屋においてあったブラウン管のテレビを自分の部屋に引っ張ってきて、PS2を買った。FF7も買った。オリジナル版。メモリーカードも買うのを忘れなかった。思い返せば、あの時代、まだPS版のメモリーカードが(SONYの純正ではないにせよ)売られていたのだ。古本市場に。新品で。
 子供の時、テレビでゲームなんかさせてもらえなかった反動でゲームばかりするようになってしまった。そんなふうに子供を育ててはいけない。今どきそんな人はいないかもしれない。ゲームはもはや子供のおもちゃの領域を越してしまっている。とっくの昔に。だが、当時は今どきではなかった。それはいい。ともかく、子供の頃みんなの輪に入れなかった悔しさをばねにプレイした。まずは7だ。

 今見返すと、クラウドの腕はダンベルだし、ポリゴンもカクカクだし、アナログスティックは使えないし、古さを感じる。でもよく考えて、97年発売ということは、僕がプレイした09年では発売から12年しか経っていなかったのだ。それがこんなに古臭く感じるということ、それだけ技術が進歩しているということだ。
 FF7で一番の感動は、ミッドガルから出られたときだ。ようやく出られた。そしてあの名フィールド曲。これが流れた時の感動。リユニオントラックスというCDに収録されているオーケストラバージョンはとても良いので興味のある人は聴くと良い。好き。
 ゲームに関しては個人的にはマテリアのシステムがめんどくさかった。うまく馴染めなかった。あと、装備がそれぞれ3つずつしかなくて、外すことができない(交換しかできない)のが残念だった。身体の各部位に装備できるゲームが好きなのだ。
 エンディングで唐突に500年後とか出てくるのがよくわからなくて戸惑ったな。
 超究武神覇斬なんて名前よく思いつくなっていうかなんで採用したんだって感じだ。ミッドガルにも壱とか漢字で書いてあったりして、あの世界では漢字は一般的に使われていたのだろうか。
 最近リメイクされているけど、個人的にはSFCのグラフィックで2Dでリメイクしてほしい。そういう需要はないのかしら。

DCFF7

 ダージュオブケルベロス
 クソゲーオブザイヤー的な意味で有名。
 この時、新型インフルエンザの影響で学校が1週間休みになったので、その間にプレイした。1週間でクリアできた。
 感想としては、ムービーとBGMはいい。さすが浜渦正志。A Proposalという曲が特に好き。あと、Fragment of Memoryも。他の感想としては、変なストーリー、と変なキャラ。いまいち敵の存在が謎だった。ヴィンセンとが主人公なのはまあいいけど、なにかが間違った作品だった。TPSのはずなのに、ヴィンセントがリミット技を使って獣に変身して殴ったり、FFだから魔法使ったり……間違ってはいないけど、ゲームの方向性がよくわからない。FFでガンアクションをしようというのが間違っていたのだろう。操作性が悪いとか言われるけど、それに関してはよくわからない。同様のゲームをしたことがないから。ドラッグオンドラグーンがもっさりしていると言われても、それがドラッグオンドラグーンだから、としか言えないのと同様である。
 別に嫌いじゃないしそんなにクソゲーとも思わなかったけどあんまり心に残らなかった作品。
 オンライン版とインター版すれば評価は変わったかな。

FF9

 そしてなぜか僕は9をしたんだ。8じゃなくて。
 9はやはりロードが長いのが最大の欠点で、それ以外は概ね最高のゲームだった。ラスボスのHPはもうちょっと高くても良かったんじゃないかとは思う。ラスボスのHPが低いというか、こちらの高ダメージの固定ダメージ技が多いのが問題だったんだろうとは思うけど。それからゲージが満タンになると勝手にトランス状態になるのも嫌だった。意図していないところでトランス状態になっても困る。あと、召喚獣の演出が長い。そのあいだにリジェネで回復するのはこのゲームの常套手段かもしれないけど、長い演出のわりに、ダメージは一回で、最大でも9999だったりする。7とか8でわけのわからんHPやダメージが発生していたから原点回帰の一貫としてそうしたのかもしれないけど、それじゃあ、もっと敵を固くしないといけない。
 結構不満あるじゃん。
 操作感とか、武器装備してアビリティ覚えるのとか、ストーリーは素晴らしかったし、ムービーはPSの限界に挑戦していてスクウェアの技術に恐れおののいたよね。そのつけあがりが映画の失敗を生んだのかもしれない。チョコボのミニゲームは楽しかった。裏ボスが意味不明に強くて笑った。クジャの使うアルテマがかっこよかった。バトル2とラスボスの曲がかっこいい。ダウンロード版ではロードが改善されているというがどうか。
 あと、最大の問題は盗むスロットが最大4つあるところだ。ただでさえ戦闘に入る時のロードが長いのに、全部盗んでいたら戦闘のテンポが更に悪くなる。いい点はめちゃくちゃいいのに悪い点も目立つ。楽しかったけど、何度もプレイしたいとは思わなかった。

FF8

 なにより感動したのが、ムービーにシームレスに移行するときがあって、しかも操作できる。
 8はかなり好きな作品で、一体何が好きなんだろうと考えたときに、世界観とシステムとBGMと9をしたあとだから戦闘のテンポが良いのと、キャラクターも好き。リノア好き。
 世界観がファンタジーじゃないとかいう意見があるけど、個人的には8こそファンタジーだと思う。機械文明の発達した世界なのに魔女が出てくるんだよ。ファンタジーすぎる。そして魔女が使える魔法を科学的に再現しようとしたのが擬似魔法で、それをジャンクションとかいう謎技術を使って装備する。おもしろい。そしてジャンクションの副作用で記憶がなくなるとかいうのがちょっとSFっぽくてよい。エルオーネというキャラが過去のレグナたちにスコールたちをジャンクションするというのも謎だけど、敵は魔女だし時間圧縮とかいう概念も謎。そうやって謎めいたものに立ち向かっていくのがよい。主人公たちはバラムガーデンの生徒やら教師やらなわけで、傭兵でもなければ冒険家でもない。まみむめも。しかも脳波コントロールできる(できない。エルオーネにコントロールされていた)。

 8のサントラはたぶん人生で一番聴いたゲームのサントラである。かっちょええ。好きな曲ばかり。戦闘曲も街の曲もイベント曲も好きすぎる。エンディングテーマも6の蘇る緑と1、2を争う良さ。
 戦闘面では、ダメージがインフラし過ぎでどうなのってなるけど、連続剣は爽快だし、ゼルの技を十字キーと左スティックを使って高速で連続で出せばめちゃくちゃ強いのも面白かった。誰が誰にオーラ使ってとか、トリプルを使うとか使わないとか、いろいろ戦略も楽しめた。そして魔法精製でいろいろ生み出すのもワクワクするよね。メテオだけ持たせてヴァリー状態のリノアがひたすらメテオを連発するのが特に強かった思い出。
 ラスボスを初めて倒したときはたしかアンジェロの反撃で倒したなぁ。

FFT

 僕がプレイしたのは、PSPのファイナルファンタジータクティクス獅子戦争だった。

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 いろいろとダメな移植らしいけど。こっちが初プレイだから、その点に関しては何も感じなかった。熱狂的なファンがいるから批判も起ころうというものだろう。
 シナリオは松野ゲー。よい。主人公は自分の所属している側で果たして正しいのだろうかと葛藤して自分で自分の生き方を見つけていくというのはかっこよかった。でもそんなのはフィクションの世界で、現実では起こり得ないよなと思う。ただ、最終的に物語はよくわからなかった。ラスボスはあんなやつでいいのか。なんでそうなったとか細かいところは覚えていないので、改めてPS版でプレイしてみるのもいいかもと思う今日このごろ。こちらとしてもガフガリオンを召喚してアルテマにぶつける、とかしたかったな。なンの話だ。
 システムとかはFFTAシリーズで知っているから基本的にはおなじみだった。でも出てくる技は違うからそれが楽しみでもあった。
 音楽は当然崎元仁御大。よい。

DFF

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 実は最高傑作。
 ディシディアは高校生の時、帰りに寄った古本市場でいつも宣伝されていて、ずっと気になっていた。でもまだ7以降していないしと思って手を出さなかった。ていうかPSPもっていなかった。PSPを手に入れたから獅子戦争とディシディアができたのだ。PSPバンザイ。あの、UMDのシャー音好き。
 あのFFのキャラクターたちが大集結するアクションゲーム……斬新だった。日本3大RPGの一角をなすFFのキャラクターたちなのに、アクションという。でも想像以上に面白かったし、めちゃくちゃプレイした。よく使ったのはフリオニール。反撃が便利すぎるし、攻撃も当てやすいものが多い。アイテムの種類とかが多すぎてうんざりするし全部集めるのなんて不可能じゃない? と思うけど、コレクター心をくすぐるのもよい。
 DDFFとかはしていないけど、したほうがいいのかな。まだ、DFFを極めたわけじゃないから次に進めないと思ってしまう。

FF3

 もちろんDS版。

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 なぜかしていなかった3をした。おもしろいけど、2Dでリメイクしてほしかった。というのが正直な感想。
 3はFC版の曲がとても好きで、サントラももっている。DS版の音はなんか微妙だった。
 有名な長過ぎるラストダンジョンはDS版でも健在で、ぬるいリメイクじゃなくてよかった。FC版では使い物にならなかったジョブも改善されており、どのジョブでもクリアできるようになっているらしい。なので楽しみ方はいくらでもある。前回全然使わなかったジョブでプレイしてみるのも楽しい。というわけだ。でもなぜだろうまたしようという気が起こらないのは。PSP版ならできるかな。DS版はなんかテンポが悪かった気がする。けどきっと、一番の問題点は通信しないとたまねぎ剣士とか手に入らないからだろう。だから次するならPSP版でしょう。今からする人はぜひPSPでしましょう。

FF10

 10。ストーリーと音楽はとてもよい。バトルシステムとワールドマップがないことが残念だった。
 FFといえば、ATBでそれこそFFだった。そこからの脱却を図ったのかもしれないけれど、CTBとかいうシステムに僕は馴染めなかった。ATBの緊迫感のあるバトルが好きなんだ。スピード感と、瞬時に判断することが求められる点も好きなんだ。なのでそこだけは受け入れられなかった。成長システムはまあ、悪くない。手間だけど。あと、ミニゲームが多すぎてうんざりする。しかもそれをクリアしないと最強武器の原料が手に入らないとかで、うんざりする。非常にめんどくさい。

 曲はめちゃくちゃ良い。プレリュードが好き。通常戦闘曲も好き。これ大事。通常戦闘曲が微妙なできだったら戦闘のたびに疲れる。RPGにおいて戦闘は大事な要素でプレイの何割をも占めるのだから。ビサイドの曲も良いしブリッツの曲も最高(両方とも浜渦さん)。
 世界観とかストーリーは今までのFFにない感じでよかった。キマリは通さないのもよかった。

FF10-2

 10-2はめちゃくちゃ良かったのでそれは上に記事に書いた。
 10と10-2はHD版でまたしたい。

 ここまでが最新プレイのFFだ。スクエア最後の作品である10-2が最終プレイ作品だ。そしてよく考えて、最初にしたFFTAもスクエア時代の作品で、TAのひと月後に10-2が発売されて、そのひと月後にスクウェア・エニックスになった。そしてその1年前にサービスが始まったFF11を現在している。FFTAが出たのが2003年で、それから18年で、16作プレイしている。まだまだ未プレイのものとか途中のものもある。

プレイ中

 実はプレイ途中で止まっているものがある。CCFF7である。あとシアトリズムファイナルファンタジーとかいうやつ。
 CC(クライシスコア)は気が向いたときにしかプレイしないからなかなか進まない。メインイベントをこなすかたわら、サブイベントが発生するので、そちらを片付けてから次に進もうとしてしまうから、一向にストーリーが進まない。システムは嫌いじゃないけど、たぶんPSPの画面でプレイするのが疲れるんじゃないかと思う。それがモチベーションが上がらない原因。
 シアトリズムファイナルファンタジーはとても面白い。でも音ゲーはドラッグオンドラグーンしかしたことない(?)ので、難しい。ゲーム音楽大好きな僕にとっては最高のゲームの一つであろうことは間違いない。難しいけど面白い。楽しい。1日1ステージだけする、みたいな感じで少しずつ進めればいいのかもしれない。

未プレイ

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 未プレイ作品で、プレイしたいものもいくつかある。かなりある。

 ・まずはもちろんFF12
 これは松野ゲー(途中で降板して河津ゲーになったけど)なのでぜひしたい。そしてイヴァリースシリーズだから当然したい。初めてプレイしたのがTAだったからその世界観のゲームなのでやはりしたい。戦闘システムも絶対好みなのでしたい。音楽も崎元仁なのでぜひしたい。11と同時並行でしようか悩んでいる。ソフトはもっている。

 ・レヴァナント・ウイング
 これはFF12の続編みたいなものなのでこれもするだろう。これもソフトはもっている。いつになったらできるんだろうか。

 ・FF13と関連作品
 当然、音楽が浜渦さんなのでぜひしたい。DOD3してからかな。PS3のゲームもいっぱい積んでいるのでプレイできるのはいつになるかわからない。しかも続編も出ている。

 ・零式
 
意外としたい。これも面白いらしいので楽しみだなぁ。

 ・FF14
 11と並行してプレイしている人もいるらしい。もはや異常なコンテンツ。早くしたい。

 ・FF15

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 ヴェルサス13だった頃から興味ある。

 ・FFCC
 最近リマスター版が出たのでしたい。オンラインプレイはいろいろ問題点があるらしいけど、改善されていくでしょう。と勝手に期待している。河津ゲーなのでしたい。ゲームキューブのは何人かで一緒にプレイすると楽しいらしいけど、そんな事はできないので、リマスター版でソロでも楽しめるようになったのはとてもよい。オンラインプレイのサービスがやっている間にしないといけない。

FF11

 とりあえず、FF11を初めて数時間。まだ操作を覚えたぐらいで、まだまだシステムを理解していない部分がほとんどだ。でもあの世界に浸って、動かしているだけで楽しい、というのはよく分かる。ネトゲ廃人なんてなりたくねぇていうかなれねぇと思っていたけど、やってみたらわかる。没入していく感覚はよく分かる。そしていつしかどちらが本当の自分かわからなくなるのだ。それはプレイした人にしかわからない感覚だろう。暇を見つけてはちょくちょくプレイしたいと思います。まだ始めたばっかりでほとんどわからないけれど。
 未プレイの人も恐れずにできると思う。むしろやりやすいと思う。
 2002年発売のゲームなので、パソコンのスペックは今どき全然要求されない。今どきのノートパソコンなら充分最高品質で快適にプレイできると思う。プレイヤーの人口が全盛期より減ったから、初心者が同じぐらいのレベルの人とパーティを組むのはかなり難しい。けど、それを救済するシステムもあるし、全然ソロプレイでもクリアできるようになっているし。まだまだ活気のあるコンテンツだと思った。

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 時々キャンペーンはやっているみたいだけど。

 では、ヴァナ・ディールで会いましょう。

もっと本が読みたい。