ニューヨーク Clean startup(クリーンスタートアップ)の特徴

ニューヨークで私には密かに考えていることがあった。クリーンスタートアップのピッチイベントによってそこでナンパして企業に入り、そのサービスをサステイナブルビジネス、ニューヨーク発社会課題の解決サービスとして日本に持ち込む。。。。

これにはもちろんそもそもの課題があった。大体の人がエンジニア上がりで話が専門過ぎてよくわからない。

次に興味が薄い分野が多かった。ビルのエネルギーの可視化プラットフォームやファイナンスと結びつけた土地効率化ビジネスなど。。。B2Bが非常に多い。儲かるのだろうけど。

最後に日本人が特に注目している社会課題との差。調査によると日本人が気にしている社会問題は、地方の過疎化、田舎の土地活用(空き家など)、少子高齢化。。。欧米で調査をするとプラスチックの問題や環境問題に関する課題をあげる人が多い。

多くの人が気になっている課題だからこそそれをどうにかしようとサービスが生まれるわけで関心度が低いものは収益性も低いし取り組む人も少ない。

ニューヨークのクリーンテックスタートアップが見ているのは「都市」特有の課題。ビルばかりが密集し、家賃は馬鹿高い。いかにコストをかけず、コスト効率化や企業の課題を解決するかという課題のソリューションサービスばかりに集中している。

B2Cのサービスを狙うならサンフランシスコ、何か専門知識があるならニューヨークでハンティングも価値がありそうだと感じた。

ちなみにニューヨークにあるClean startup hubはこんなとこ。

Urban future:NYU系

New Lab:市がサポートしているブルックリンネービーヤードにあるハブセンター。実際にはものづくりスタートアップを支援するという位置付け

A/D/O:車のminiがやっているコーワーキング、レストランなどを併設したスペース。アクセレレータプログラムUrban Xの中心スペースとしても活用されている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?