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【2分で読める】既存事業をグロースさせる新規企画立案マニュアル

こんにちは。チバシゲです。

日々事業に携わっていると「求められた事業成長率を担保するためには何か新しいことをやらないといかん!」みたいな漠然としたケースがめちゃくちゃあると思います。

世の中には企画立案マニュアル本が溢れていますが、その多くは一冊読まなければ理解できないもので、読むだけで体力使う、そして読み終わった後には何もしていないのに既に企画立案したかのような勘違いをしてしまうことも多々。

そこで、超簡単に2分程度で読み流すことができる内容で企画立案の手順をまとめてみました。

このプロセスに従って企画を進めると、ほぼ間違いなく企画推進が正確に実行できますので、企画職の初心者の方々にはぜひ参考にしていただければと思います。


企画立案プロセス

企画立案プロセスは以下6つの工程に分解できます。
それぞれを端的に解説していきます。

①課題発見

まず「問題」「課題」を区別します。
「問題」とはあるべき姿と現状のギャップのことであり、「課題」とは発見した問題を構造化・具体化し解決すべき原因のことを指すものとします。
「問題」を発見し、「課題」に置き換えた上でアプローチを行います。

・「何の」「どんな課題を」「どうやって」解決するのかを明確に
・課題は必ず相対調査・定量情報をもって特定する(感覚で特定しない)


②仮説構築

仮説構築にあたって重要なことは、既に課題解決された類似事例を調査し、自社で検証可能な事業仮説を提示することです。(ホワイトボードやmiroを使ってブレストするより100倍効率的)
そして、仮説は「対象」「課題」「ソリューション」「検証方法」の4つに分類されます。


③仮説検証

今回の例は既存事業のグロースです。新規事業と既存事業のアプローチの仕方は異なります。
新規事業は顧客が確定していないので、マーケットに広く検証を当て、反応がある層を深く掘りにいきますが、既存事業は顧客プールが明確なので対象を絞り小さく実験し、反応が良かったものを大きく広げにいきます
その差のイメージはこんな感じ。


④計画策定

この計画策定とは本実装における計画を作るということを意味します。
もちろん検証に比べて対象範囲を広げるので、効果は検証時より薄まることが多いのは当たり前ですので、その点注意しましょう。
リソース(人・金)投下が増えるため、ROIやブレイクイーブンポイントの基準を明確にしておくことが求められがちです。


⑤プレゼンテーション

冒頭5分で前提条件、背景、目的を関係者とすり合わせることが最重要ポイントだと思っています。
それが擦り合えば、課題や仮説そのものではなく解決策や懸念点に焦点が生き、企画自体がポシャる可能性は圧倒的に低くなります。

<注意:通らない企画プレゼンの例>
企画実行のやり方から話し始める。プレゼンを聞くステークホルダー、承認者は企画の背景を理解しないままHowを聴くことになるので、そもそも話についていけないことや、自己の経験則に基づいた代案を提示されるなど、プレゼン後半に設ける質問タイムがカオスになり企画自体を見直さなければいけなくなる場合が多い。


⑥計画実行

最後は承認後、計画を実行し始めるタイミングについての解説です。
デリバリーできる最低限のPJ体制を構築しますが、PJキックオフの際に企画背景をステークホルダーへのプレゼンテーションと同じ内容で伝えるのはNGです。
今回伝えるべき相手はあくまで「各役割(職種)で実行を担う方々」になるので、それぞれの立場の方々がどのようなことを日々優先し、仕事をし、伝えることによってどのようなリアクションをとるのか想定し、話す角度を変え、場合によっては個別の会話量を増やすことが大事です。

・仕事のおけるコミュ力とは会話力ではなく、相手が最短で動き出せる状態を作るための説明力
・職種やパーソナリティによって勘所は違うので、想定して言葉を投げかけること


とは言うものの、企画立案に困ったら


内容についていかがでしたでしょうか?

もちろん企画立案とは事業や課題ごとに個別カスタマイズが必要です。
ただそのカスタマイズがわからん、面倒だ、という方は、是非企画立案を僕までぶん投げていただければと思います。

ご依頼はこちらからお気軽にどうぞ!
一緒に事業をグロースさせて、よりよい世の中を作っていきましょう!


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