2021年J1第37節 サガン鳥栖戦 データプレビュー
Match Data
鹿島アントラーズ
5位(19勝6分11敗60得点36失点)
直近の戦績
・10/23 リーグ FC東京戦(A) ○2-1
・10/27 天皇杯 川崎F戦 ●1-3
・11/3 リーグ 広島戦(A) ○4-1
・11/7 リーグ 浦和戦(H) ○1-0
・11/20 リーグ 大分戦(H) △0-0
主な欠場者
三竿健斗
大分トリニータ戦のハイライト動画
サガン鳥栖
7位(16勝11分9敗43得点32失点)
直近の戦績
・10/16 リーグ 湘南戦(H) △1-1
・10/23 リーグ G大阪戦(A) ●0-1
・11/3 リーグ 横浜FC戦(A) △0-0
・11/7 リーグ 川崎F戦(H) ○3-1
・11/20 リーグ 札幌戦(H) ○1-0
主な欠場者
白崎凌兵、湯澤洋介
北海道コンサドーレ札幌戦のハイライト動画
前節の両チームスタメン
今季対戦時のハイライト動画
Point1 ホーム鳥栖戦は6年負けなし
鹿島のホーム鳥栖戦の戦績
1997年 ナビスコ GL第3節 ○5-0
2012年 リーグ 第10節 △0-0
2013年 ナビスコ GL第3節 ○1-0
2013年 リーグ 第32節 ●1-2
2014年 ナビスコ GL第2節 ○3-1
2014年 リーグ 第34節 ●0-1
2015年 リーグ 1st第4節 ○3-1
2016年 リーグ 1st第2節 ○1-0
2017年 リーグ 第9節 ○2-1
2018年 リーグ 第34節 △0-0
2019年 リーグ 第20節 ○2-1
2020年 リーグ 第9節 ○2-0
2021年 ルヴァン GS第1節 ○3-0
鹿島が今節、ホームに迎えるのは7位の鳥栖。カシマスタジアムでの鳥栖戦は相性が良く、2014年に敗れたのを最後に公式戦6年負けなしで直近は3連勝中。昨年のリーグ戦は沖悠哉のプロデビュー戦でもあったが、和泉竜司とエヴェラウドのゴールで勝利。今季はルヴァンカップで対戦済みだが、その沖のPKストップもあり、エヴェラウド、和泉、染野唯月のゴールで3-0と快勝。エヴェラウドと和泉はホーム鳥栖戦2試合連続ゴール中だ。
今節も相性の良さを活かし、勝利を掴み取りたい。
Point2 6年ぶりのホーム最終戦勝利を
鹿島の直近のリーグ戦ホーム最終戦の戦績
2015年 2nd第17節 名古屋戦 ○1-0
2016年 2nd第17節 神戸戦 ●0-1
2017年 第33節 柏戦 △0-0
2018年 第34節 鳥栖戦 △0-0
2019年 第33節 神戸戦 ●1-3
2020年 第34節 C大阪戦 △1-1
今節はホーム最終戦となる。今季のリーグ戦ホームゲームはここまで9勝4分5敗、10勝目を挙げてホームゲームを締めくくりたいところだ。
だが、鹿島はリーグ戦ホーム最終戦で5年間勝ちがない。優勝、ACL出場権が懸かった試合もあったが、それらでことごとく勝点3を掴み取ることに失敗してきた。昨季もC大阪を攻めあぐね、逆に失点。エヴェラウドのゴールで追いつき猛攻を仕掛けたものの、逆転弾は奪えずにタイムアップとなってしまった。
6年ぶりのホーム最終戦勝利に向けてカギになりそうなのは複数得点だ。ホーム最終戦で最後に複数得点を記録したのは9年前に遡る。ゴールラッシュで勝利に繋げられるか。
Point3 鬼門の対九州勢を越えろ
鹿島の今季リーグ戦での対九州勢との戦績
第5節 福岡戦(A) ●0-1
第15節 鳥栖戦(A) ●1-2
第19節 大分戦(A) △0-0
第28節 福岡戦(H) ●0-3
第36節 大分戦(H) △0-0
今季の鹿島はとにかくリーグ戦での九州勢との戦績が悪い。今季のJ1には福岡、鳥栖、大分と3つの九州勢がいるが、ここまで勝ちなし。カップ戦では負けなしなものの前節の大分戦も引き分けたため、このままでは6試合で未勝利という可能性さえあるほどだ。
毎年戦績が悪いわけでもなく、2020年は3勝1敗、2019年は2勝2敗と五分かそれ以上の戦績を残してはいる。今節で負の連鎖を断ち切りたい。
Point4 アニキとの再会
小泉慶の鹿島との対戦成績
新潟時代
2014年 第7節 ○2-1(A) 小泉途中出場
2014年 第31節 ●1-2(H) 小泉先発フル出場
2015年 2nd第1節 ●2-3(H) 小泉先発フル出場、1ゴール(J1初ゴール)
2016年 1st第10節 ●1-2(A) 小泉先発フル出場
2016年 2nd第13節 ●0-2(H) 小泉先発出場
2017年 第16節 ●0-2(A) 小泉先発フル出場
2017年 第26節 ●2-4(H) 小泉先発フル出場
柏時代
2018年 第17節 ●2-6(A) 小泉先発フル出場
今夏、鹿島から鳥栖へ2人の選手が旅立った。その1人である白崎凌兵は期限付き移籍による契約上の関係で今節は出場できないが、小泉慶は完全移籍。相手としてマッチアップする可能性は高い。
鳥栖に移籍後の小泉はここまでリーグ戦9試合に出場。アンカー、右サイド、インサイドと、鹿島時代と同様に様々なポジションをこなしながら、継続的に試合に出場している。ちなみに、前節の札幌戦はアンカーのポジションで先発出場していた。
そんな小泉だが、鹿島との対戦成績はここまで1勝7敗。初対戦で勝利してからは出場試合では7連敗中であり、決して個人として鹿島との相性は良くない。今節も小泉の恩返しを阻止したいところだ。
書いた人
タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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