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2021年ルヴァンカップGS第2節 アビスパ福岡戦 データプレビュー

執筆:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

Match Data

鹿島アントラーズ

リーグ 15位(1勝1分3敗5得点7失点)
ルヴァン グループ1位(1勝0分0敗3得点0失点)

直近の戦績

・3/3 ルヴァン 鳥栖戦(H) ○3-0
・3/10 リーグ 湘南戦(H) ○3-1
・3/13 リーグ 広島戦(H) △1-1
・3/17 リーグ 福岡戦(A) ●0-1
・3/21 リーグ 名古屋戦(H) ●0-1

主な欠場者

沖悠哉、町田浩樹、犬飼智也、土居聖真、和泉竜司、アルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカ

名古屋グランパス戦のハイライト動画

アビスパ福岡

リーグ 10位(2勝2分2敗7得点8失点)
ルヴァン グループ3位(0勝0分1敗2得点3失点)

直近の戦績
・3/6 リーグ 清水戦(A) △2-2
・3/10 リーグ 横浜FM戦(H) ●1-3
・3/13 リーグ 徳島戦(A) ○2-1
・3/17 リーグ 鹿島戦(H) ○1-0
・3/21 リーグ 鳥栖戦(A) △0-0

主な欠場者
奈良竜樹、杉本太郎、ジョルディ・クルークス、フアンマ・デルガド、城後寿、渡大生、ブルーノ・メンデス、ジョン・マリ

サガン鳥栖戦のハイライト動画

前節の両チームスタメン

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Point1 21年ぶりの遭逢

リーグカップでの福岡戦対戦成績

1996年 ○2-0(H)
1998年 ○3-0(H)
2000年 △1-1(A)
2000年 ○3-2(H)

カップ戦で福岡と対戦するのは久々だ。最後は2000年というから実に21年ぶり。ちなみに、その当時試合に出ていて今も現役でプレーしているのは本山雅志ただ1人だ。

戦績は3勝1分と鹿島が圧倒しているが、唯一引き分けたのが今節の会場でもある博多の森。今節も一筋縄ではいかないだろう。

Point2 リベンジマッチ

鹿島が同一チームと別大会で10日以内に対戦した時の戦績
※ここ10年の試合をピックアップ

2012年 清水戦
10/27 リーグ ●1-2(H)
11/3 ナビスコ □2-1(N)

2015年 神戸戦
10/3 リーグ ○2-0(A)
10/7 ナビスコ ○2-1(A)

2016年 神戸戦
11/3 リーグ ●0-1(H)
11/12 天皇杯 ○2-1(A)

2019年 広島戦
6/25 ACL ●2-3(A)
6/30 リーグ △2-2(H)

福岡とは10日前のリーグ戦でも対戦しており、その時に敗れた鹿島にとっては今節がリベンジマッチとなる。直近に対戦した相手と別大会で相まみえるケースはここ10年だと4回あるが、いずれも鹿島は2度目の対戦では負けていない。

今の状況に似ているのが2016年のヴィッセル神戸との対戦だ。リーグ戦の最終節で敗れて4連敗で終えることとなった鹿島だが、そこから9日後の天皇杯ではファブリシオの2ゴールで競り勝ってリベンジ達成。この勝利から、チャンピオンシップを勝ち抜いてのリーグ制覇、さらにはCWCでの躍進、天皇杯優勝という怒涛の快進撃に繋げている。今節の鹿島もそうした進撃のきっかけとなる白星を手にしたい。

Point3 再びの関川郁万VS三國ケネディエブス

関川郁万と三國ケネディエブス。2人とも高校時代から世代トップレベルのセンターバックとの評判で、2年前の高校選手権では決勝で相まみえている両者である。現在、三國はチーム事情から本職ではない前線の選手として起用されているが、その高さと速さを活かしたポストプレーで身体を張ってチームに貢献している。

一方の関川は今季町田浩樹とセンターバックの激しいポジション争いを演じているが、10日前の福岡戦ではその三國へのタックルで一発退場と苦い思いを味わっている。だが、今節は町田が五輪代表で不在。出場停止の明けた関川に再び出番が巡ってくるだろう。今節も福岡は三國を前線で起用してくることが予想される。チームにとってはもちろん、関川にとってもリベンジの絶好の機会だ。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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