見出し画像

【FutsalWC 観戦記 #5】入国まで1時間半!?日本の水際対策

執筆・撮影:maaya
Special Thanks:五十嵐メイ
編集:タケゴラ

#1〜#4はこちらから!

こんにちは!maayaです!

今回はリトアニアに別れを告げて帰国するまでの様子と、多くのみなさんが気になっている海外から日本への入国について書いていきたいと思います!

ばいばい!リトアニア!!

目的であったフットサルワールドカップの試合も終わり、帰国の時間です。

カウナスに滞在していた私たちはホテルからタクシーでカウナスのバスステーションへ向かい、バスで首都のヴィリニュスまで戻ることにしました。

画像1

大きなバスステーションの建物内にはスーパーやコンビニ、カフェが併設されています。待合所もかなり広く、座る場所もたくさんありました。

画像2

ヴィリニュス行きのバスは17番乗り場からの出発です。

画像3

バス停には、大型バスが停まっていました。乗客は定員の3分の1程度。人も少なく、快適です。

画像4

バスに揺られること約1時間半。ヴィリニュスのバスステーションに到着し、そこからタクシーに乗り換えて空港まで行きました。カウナスからはヴィリニュス空港まで直行のバスも出ていますが、私たちが空席を確認した時には既に満席でした。

空港に到着してびっくり…!人!人!人!めちゃくちゃ混雑していました。やはり、EU圏内の行き来に関してはかなり需要があるようです。遠くにはフットサル日本代表の選手たちの姿も…。

画像5

ヘルシンキまでは行き同様、小型のプロペラ機ですが、オーバーブッキングをしていたようで満席。2つしかないチェックインカウンターの1つでは、受託手荷物を重量オーバーした乗客が超過代金を払いたくないと揉めています。勘弁して…。

画像6

オーバーブッキングしていたこともあったため、既にWEBチェックインを済ませていた私たちですが、カウンターが混雑しているため受託手荷物を預けるのにかなり時間がかかってしまい、ゲートオープンの時間になってもまだチェックインカウンターにいる状況でした。(そもそも定刻運航の概念がなさそう…笑)

画像7

保安検査場もかなり混雑していました。そして、出発の10分位前に搭乗口に到着。そこからバスに乗って飛行機へ向かいます。(やっぱり定刻運航する気ない…?笑)

画像8

日本ではあまり乗る機会がないプロペラ機は見るだけでテンションが上がります!

画像9

行き同様、座席配列は2-2。座席は狭いですが、約1時間半のフライトなのですぐに到着します。

画像10

そして、フィンランドのヘルシンキ・ヴァンダー空港に到着。

ムーミン王国のムーミンカフェ

ヘルシンキ空港にはムーミンカフェがあります!
トランジットで少し時間があったので、私たちはムーミンカフェで一息つくことに。

画像11

特に変わったメニューはありませんでしたが、お店にはムーミンと仲間たちの姿が!!座席や飾りも可愛く、とても癒されるスポットです。

画像12

ムーミンを始め、ニョロニョロやスナフキンなどの愉快な仲間たち。

画像13

さて、お腹も満たし、お土産も買ったところで日本へ帰ります。

今回、びっくりしたのはヘルシンキ到着時に「JAL便に搭乗のお客様はお声がけ下さい」というボードを持ったお姉さんが立っていたということ。なんでも、日本はPCR検査の陰性証明書に関してとても厳しいようで、入国出来ない人が出ているから確認をしている、とのことでした。

安心・安定の日系キャリア

帰国便は羽田空港行きの日本航空、JL48便(HEL−HND)です。

海外に行く時は仕事柄というのもありますが、単純に飛行機が大好きなので渡航先の国の航空会社を使うことが多く、今まで色々な航空会社を利用してきました。そのため、日系の国際線は久しぶりの搭乗です。

画像14

今回は搭乗口からバスに乗って飛行機まで向かいました。帰国便の乗客は約20人〜25人程度。小さいお子さん連れの家族も2組いました。

機材はB787-9。
B787はANAが世界で初めて運航を開始した機材で、既にかなりの機体が運航されていますが、新たなテクノロジーの採用により、客室内湿度、耳への気圧負担感、窓の大きさも広く大きくなるなど、従来の飛行機よりも機内の快適性を実現した飛行機です。また、お手洗いにはウォシュレットが付いていたり、機内の照明はLEDライトを使用しており、シーンに応じて色合いをコントロール出来ます。

エンジン後部についているギザギザもB787の特徴のひとつで「シェブロンノズル」と言います。

画像15

この大きさの飛行機に地上から乗せるというのはなかなか珍しいですね!

画像16

ビジネスクラス(44席)を通り過ぎ…

画像17

プレミアムエコノミークラス(35席)を通り過ぎ…

画像18

エコノミークラス(116席)へ。

画像19

エコノミークラスの座席配列は2-4-2。行き同様、窓側から横2列を使用した約9時間の快適な空の旅を堪能しました。笑

画像20

いよいよ、離陸です。

いつ見ても雲の上の空は晴れていて綺麗ですね!!

画像21

久しぶりに国際線でJAL便を利用しましたが、枕の形状が変わっていました。いつからなんだろう…。

画像22

さて、日系キャリアで期待が出来る点としてサービスはもちろんですが、一番はなんと言っても機内食です!!基本的にハズレがない、と思っています。

今回、1回目の機内食の夕食は2種類から選べましたが、私はキーマカレーを選びました。そして、JALの定番のお味噌汁。

画像23

ご飯とのバランスも良く、ボリュームも結構あってとても美味しかったです!

画像24

JALの食後といえば、アイスクリームです。日本発路線はみんな大好き!ハーゲンダッツなのですが(笑)、復路便なので違いました。笑

画像25

2回目の機内食の朝食は選べず…。ご飯に白身魚、玉子焼き、温野菜にお味噌汁。

画像26

THE和食でした。

画像27

行きも帰りもなんだかんだほとんど機内で寝ずに約9時間。笑

画像28

そろそろ、羽田空港に着陸です。楽しかった旅ももう終わり…。

さあ、今回は到着してからが未知の世界です。

人生初のPCR検査

海外から日本への入国は現在、出発72時間以内のPCR検査の陰性証明書が必要になります。そのため、私たちは帰国前々日にPCR検査を受けていました。まさか初めてのPCR検査がリトアニアになるとは…。

画像29

私たちは事前にPCR検査の予約をして、クリニックに行きました。到着してから同意書のような書類にサインをして、別室に移ると喉と鼻に長い綿棒を入れられます。検査自体は一瞬です。約10分程で終了しました。結果は約24時間後にメールで送られてきます。

画像30

また、私たちが行ったクリニックでは80€(約10,400円)でしたが、クリニックによって金額が結構変わってくるようなので、確認してから行かれることをおすすめします。

日本は国が発行している「COVID-19に関する検査証明」という書面でないと、入国が出来ませんのでご注意下さい。

機内で誓約書!?

機内では事前に日本入国の際に必要な誓約書が配られました。

画像31

要は「帰国後、14日間はお家にいなさいね、守れなかったら名前公表するよ。」っていう誓約書です。

画像32

14日間はアプリで電話がかかってきたり、健康状態の報告や位置情報の送信を行わなくてはいけません。

画像33

誓約書の他に、入国時の健康状態と滞在地域を記載する書類もあります。

到着から入国までの道のり…

到着後、係員から検査場へ誘導をされます。今回、私たちが降りた搭乗口とは逆側のウイングに検査場が設置されており、羽田空港の端から端まで歩いていかなければいけませんでした。距離が長すぎてもう空港内のお散歩状態です。

画像34

この後、いくつものブースに書類を持って一つ一つ回っていかなくてはいけません。名前やパスポート情報など個人情報を照らし合わせるブース、抗原検査を受けるブース、帰国情報を登録するブース、アプリの説明ブースなど。検査は唾液を用いて行われるものです。

また、アプリに関しては2つ入れておかないといけません。
1つは接触確認アプリCOCOA。これは厚生労働省のアプリで既にご存知の方も多いのではないでしょうか。

画像35

そして、もう一つがMySOS。これは救命・健康サポートアプリで一般向けに元々作られていたようですが、特定のURLからインストールすると、入国者健康確認センターのアプリとして使用されているアプリとなります。このMySOSで毎日の現在地報告や健康状態報告、そして、入国者健康確認センターから電話がかかってきます。

画像36

長い空港内のお散歩を経て、検査の結果を待ち、その後、通常のように入国審査を通過し、受託手荷物を受け取り、検疫を通過し、出口へ。

到着時間が朝ということもあり、この時は比較的空いていましたが、到着から出口まで約1時間半かかりました。

画像37

入国後、渡航先の国によってホテルへ強制隔離となる場合がありますが、リトアニアは対象外なので自宅待機となります。

空港から自宅へ帰宅する場合もバスや電車、タクシーなどの公共交通機関は利用出来ませんので、ご注意ください。

最後に

みなさん、5日間に渡る観戦記の連載はいかがでしたでしょうか?

私はフットサルに出会ってまだ1年ちょっとですが、こんなにも早くフットサルを通して海外に行くとは正直思っていませんでした。でも、今回フットサルワールドカップに行っていなかったらきっと後悔していたと思います。

どのスポーツでもそうですが、同じメンバーでも同じ試合は二度としてありません。試合内容はテレビなどでも観ることが出来ますが、その試合の空気感や臨場感を味わうことが出来るのは現地観戦ならではです。

私は今回のフットサルワールドカップの試合で日本代表選手の試合に懸ける想いや闘志を、現地だからこそ垣間見れた面があると思っています。また、日常では体験できない世界トップレベルのフットサルというものを肌で感じることが出来ました。

そして!今日からFリーグが再開します!!!

再開初戦は一番の注目試合!先日、松井大輔選手の加入が発表されたY.S.C.C横浜と、同じく元Jリーガーの島村毅選手の加入が発表された湘南ベルマーレの神奈川ダービーの一戦です!

ABEMAで無料中継をしているので、是非ご覧下さい!

後半戦もFリーグを楽しみましょう!!

書いた人

maaya
静岡県出身。旅行会社勤務。伊豆のSTAR⭐内田篤人が入団した2006年から鹿島アントラーズを応援。サッカー×旅を追求し、サッカーのためなら世界中どこまでも✈ 内田篤人は神様❤ 推しは安西幸輝⭐ マイブームはフットサル⚽
Twitter Instagram(Football) Instagram(Travel) note

ANTLOVERSのTwitter


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?