見出し画像

2021年J1第19節 大分トリニータ戦 データプレビュー

執筆:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

Match Data

鹿島アントラーズ

8位(8勝4分6敗29得点21失点)

直近の戦績
・5/30 リーグ 川崎F戦(A) ●1-2
・6/2 ルヴァン 清水戦(A) ○1-0
・6/6 ルヴァン 清水戦(H) ○2-1
・6/16 天皇杯 YS横浜戦 ○8-1
・6/20 リーグ 仙台戦(H) △1-1

主な欠場者
山田大樹、遠藤康

ベガルタ仙台戦のハイライト動画

大分トリニータ

19位(3勝3分11敗12得点26失点)

直近の戦績
・5/22 リーグ 仙台戦(A) ●1-2
・5/26 リーグ 横浜FM戦(H) ●0-1
・5/30 リーグ 福岡戦(H) ○2-1
・6/9 天皇杯 ホンダロック戦 ○3-2(延長)
・6/19 リーグ 札幌戦(A) ●0-2

主な欠場者
なし

北海道コンサドーレ札幌戦のハイライト動画

前節の両チームスタメン

画像1

Point1 昭和電工ドーム大分では14年負けなし

鹿島の昭和電工ドーム大分での戦績
※リーグ戦のみ

2003年 1st第8節 △1-1
2004年 2nd第13節 ○3-0
2005年 第31節 △1-1
2006年 第29節 ●0-2
2007年 第14節 △2-2
2008年 第32節 ○1-0
2009年 第15節 ○2-1
2013年 第6節 ○3-2
2019年 第23節 ○1-0
2020年 第8節 ○4-1

大分にはホームで勝てないが、アウェイだと勝てる。ここ数年のイメージはそんなところだろう。実際アウェイでの戦績は良く、最後に敗れたのは2006年と15年前にさかのぼる。直近では5連勝中で、大分が2度目のJ1復帰を果たした2019年以降も継続している。

昨季は第8節での対戦だったが、4-1と快勝。先制点こそ許したものの、エヴェラウドのハットトリックで逆転。終了間際に伊藤翔のシーズン初ゴールも生まれている。今節も昨季の良いイメージを継続させたいところだ。

Point2 ポイントは右サイド

このプレビューを書くために過去のアウェイ大分戦を振り返っていると、ある共通点が浮かんできた。それは鹿島のゴールが右サイドの崩しから生まれやすいということだ。

上記に貼った昨季の大分戦も4ゴール全て右サイドが起点となっているし(2点目のPK獲得シーンも含め)、2019年のアウェイ大分戦も右サイドでボールを持った相馬勇紀のカットインからゴールが生まれている。2013年の試合でも大迫勇也の決勝点は右サイドからのセットプレーであり、2009年の小笠原満男の同点ゴール、2008年の内田篤人の決勝点も生まれているのは右サイドからだ。お互いにメンバーが入れ替わっているから逆転を突いているともいえないだけに、この一連のゴールには不思議なつながりを感じてしまう。

今節も右サイドからの攻撃に期待したい。

Point3 5度目の兄弟対決

三竿兄弟の対戦成績

・2016年 1st第7節 湘南 0-3 鹿島
健斗→途中出場、雄斗→フル出場
・2019年 第23節 大分 0-1 鹿島
健斗→フル出場、雄斗→フル出場
・2020年 第8節 大分 1-4 鹿島
健斗→フル出場、雄斗→フル出場
・2020年 第19節 鹿島 0-2 大分
健斗→フル出場、雄斗→フル出場

三竿健斗と三竿雄斗、歳は5つ離れているが、誕生日は全く同じ。2017年から2年間は共に鹿島でプレーしており、兄の雄斗が大分へ移籍した今も馴染み深い兄弟だ。

そんな三竿兄弟の対決も今節で5度目となる。これまでは3勝1敗。弟の健斗が所属する鹿島が3連勝中だが、前回は雄斗の大分に敗れて連勝がストップしている。連敗は許されないだけに、今節は三竿健斗の活躍によって勝利を手にしよう。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
Twitter note

ANTLOVERSのTwitter



ここから先は

0字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?