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2021年J1第28節 アビスパ福岡戦 データプレビュー

執筆:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

Match Data

鹿島アントラーズ

3位(14勝5分8敗46得点25失点)

直近の戦績
・8/21 リーグ 神戸戦(A) ●0-1
・8/25 リーグ 清水戦(A) ○4-0
・8/28 リーグ 横浜FM戦(A) ○2-0
・9/1 ルヴァン 名古屋戦(A) ●0-2
・9/5 ルヴァン 名古屋戦(H) ●0-2

主な欠場者
山田大樹、広瀬陸斗、町田浩樹、犬飼智也

名古屋グランパス戦のハイライト動画

アビスパ福岡

9位(11勝6分10敗30得点30失点)

直近の戦績
・8/9 リーグ 広島戦(H) △1-1
・8/15 リーグ C大阪戦(H) ○2-1
・8/22 リーグ 名古屋戦(A) ●0-1
・8/25 リーグ 川崎F戦(H) ○1-0
・8/29 リーグ 徳島戦(H) ○3-0

主な欠場者
杉山力裕、エミル・サロモンソン、奈良竜樹、ジョン・マリ

徳島ヴォルティス戦のハイライト動画

前節の両チームスタメン

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今季対戦時のハイライト動画

Point1 今季4度目の対戦

今季の福岡戦の戦績

リーグ 第5節 ●0-1(A)
ルヴァン GS第2節 ○5-1(A)
ルヴァン GS第5節 △1-1(H)

2週間ぶりに行われるリーグ戦で鹿島がホームに迎え撃つのは福岡。福岡とはルヴァンカップも含め今季4度目の対戦となり、ここまでは1勝1分1敗の五分である。

ルヴァンカップのアウェイゲームはゴールラッシュで大勝、ホームゲームは引き分けでもOKの試合でミッション達成したのでよしとしても、問題なのはリーグ戦でのアウェイでの敗戦だ。前半に関川郁万がレッドカードで退場となる苦しい展開で、チャンスを決めきれないうちに終盤に痛恨の失点。福岡戦15年ぶりとなる敗戦を喫してしまった。

今節はそのリベンジマッチとなる。ちなみに、カシマでの福岡戦は過去負けなし。今節もそれを継続したい。

Point2 ブエノが狙う5年前の再現

ここにきて鹿島のセンターバックの台所事情が怪しくなってきている。ルヴァンカップで犬飼が負傷し、離脱が決定。さらに町田もケガを抱えており、今節は欠場の可能性がある。

出番が回ってきそうなのは大卒ルーキー林尚輝と夏に復帰したブエノ。特にブエノは出場すれば復帰後初の公式戦ということで、期待がかかる。

ブエノは5年前のホームでの福岡戦でも昌子源が出場停止だったため、出番が回ってきて先発出場。見事相手を完封し、チームの1stステージ優勝に貢献した。チームはリーグ戦2試合連続完封中。今節も5年前の完封劇の再現となるか。

Point3 古巣戦を迎える2人のアタッカー

福岡には鹿島に在籍経験のある選手が多く所属している。奈良は契約上の関係で今節出場することが出来ないが、カシマのピッチに立つことが予想されるのが杉本太郎金森健志だ。

杉本は2014年から3シーズン所属。ルーキーイヤーから出場機会を掴み、鹿島ではリーグ戦合計で19試合に出場して1得点。レギュラーの座を得られなかったが、その後徳島、松本と渡り今季から福岡へ。開幕はケガで出遅れたものの、復帰後は2列目の主力としてリーグ戦の得点こそないものの、地位を築きつつある。ちなみに、前述した5年前のホーム福岡戦は鹿島のアタッカーとして先発出場している。

金森は2017シーズンから2シーズン半所属。鹿島では思うように出場機会を得られず結果を出すまでには至らなかったが、それでも前線でのキープ力などで存在感を見せた。福岡には今季の開幕直前に電撃復帰。そして、ベススタでのリーグ戦では鹿島相手に強烈な恩返し弾をおみまいしてくれた。

古巣戦ということでモチベーションも高い、このアタッカー2人を抑えて、鹿島は勝利を手繰り寄せたい。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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