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選択肢が多ければ 〜マッチングアプリde婚活もどき日記14〜

貧しさとは、選択肢がないことである——って、どこかで誰かが言っていたような。

そういう意味では、前職時代の田舎での、特に離島に飛ばされた時の日々なんてめちゃくちゃ貧しかった。

南北100キロ近い島にファミマが1軒しかないとか。


食料品スーパーまで車で30分とか。
島で唯一の総合病院へも車で30分。
インフル疑い(毎年のように生徒からうつされた)の高熱状態でも運転せねばならず、事故って死ぬかと思った。
なおタクシー会社はあったが基本観光客向けであった。

貧しさの極みであった。

どうしてもローソンやセブンに行きたければ、船で往復5時間(約6000円)か飛行機で往復1時間(島民割引で1万3000円ほど)を選択するしかなかった——予約済みのライブチケット代をL●ppiで支払うためだけに飛行機に乗った元同僚を知っている。

その点、今はセブンなら自宅から徒歩1分、ファミマやローソンなら約5分、な生活。繁華街へも、地下鉄or京阪電車ですぐに着く。
いや〜、豊か豊か。幸せです。

……で、さて、前回の日記で「飽きた」と言ったマッチングアプリの話と繋げたいわけですが。

ログイン回数が減り、こちらから足跡を付ける機会が減ると、必然的に男子側からの「いいね」やメッセージも減りました。
まあそりゃそうだ。

それでも1人、新規登録の「良」評定を付けた同い年男子とマッチングしたのですが——やっぱり、メッセージが来ない
「マッチングだけした人たち」の顔がもうズラリと並んでいます。

「あなたから相手にメッセージを送りましょう!」とかいう表示が出てくる。


「いや、あっちからいいね送ってきたんやで?
 こっちはもう『いいねサンクス☆』ボタン押したんやから、
 次はあっちの番やろ!」
である。

「はーい、お次どうぞ〜☆」
と投げ返したボールが、ポテン、と地面に落ちて、テン、テン……と転がっているイメージ。イッツ・ザ・ディスコミュニケーション。

「何なんだてめえ、どういうつもりだ、はなからやりとりする気がねえなら来んなよ」
とは送ってやりたい。

その手の指南ブログを見てみると、まあ全然フツーのことらしいのですが。

一方、だいたいそういうブログには「複数アプリを掛け持ちすれば出会い率も上がるよ!」と紹介がくっついている。

そこで昨日初めて知ったのだが、「ネットで今夜の飲み相手探し」みたいなコンセプトのアプリもあるようだ。
マッチング後、即待ち合わせ場所と時間の選択に移るようなシステムの。

……それ絶対登録者の9割は遊び目的やんな?

「もたもたメッセージなんかせずに、すぐ現地査定可能」な点には惹かれるのだが、何も形而下的な行為を第一に求めているわけじゃないからな……。

こちらが求めているのは、精神活動の2割を割けるくらいのパートナーなのだよ。

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・仕事(本業+副業2種)
・趣味(読書と図書館通い/アニメ視聴/pixivで二次小説連載/洋裁や手芸工芸/ボイトレ/刀剣女子活動/旅行)
・生活(家事や日用品の買い物など)
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くらいで成り立っているMy精神円グラフの、2割くらいが、生来の飽きっぽさゆえに時々手持ち無沙汰になることがあるもんで——「趣味のどれもに飽きてやりたくないが、何かはしたい」みたいな。そこに、この夏は「女風で不毛な擬似恋愛」が入り込んでいたわけだ——その2割を補うような、我が精神活動の選択肢を増やしてくれるような存在が欲しいのだよ。


たぶん。
そんな理屈、今思いついただけかもしれないが。
 
あーあ、もっと欲しいな、選択肢が!
私の精神生活をより豊かにしてくれる選択肢! もといパートナーよ!


……アプリの掛け持ち、ねえ。

考えないこともないが、別アプリやるならまたプロフィールページを拵えねばなるまい。
たとえオールコピペするとしても面倒なことは面倒である。

手軽さの割に「真剣度」は現アプリがどこのブログ評価でも高そうだしなー。

まあ、もう少しぐだぐだと続けてみるつもりです。

ぐだぐだ。

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