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レッテルを剥がしてみる 〜マッチングアプリde婚活もどき日記20〜

登録から約1ヶ月。
もはや盆栽を世話している気分です。

マッチングアプリの話です。

とりあえず日々ログインはしている。
足跡履歴や、いいねやメッセージが来ていたら、確認はする。

しかし、前ほど男子のプロフィールを読むことはなくなりまして。
「いーち、にーい……」と、10人ずつフリックしていく方式だったのも、今や高速フリックに。

しゃしゃしゃしゃしゃーと20〜30人くらいフリックすると、アプリの表示がもたつくので、そこで一旦休止。

サブリミナルレベルで表示されるプロフ写真のうち、
「あ、なんか今の顔好み」
というのがあれば立ち止まり、
「うぎゃあ! なんじゃ今さっきのグロ画像!
みたいなのがあったら、ブロックしに戻りますが(何人分かのプロフ跨いでブロックしに戻る……って失礼すぎて笑えるなと思いつつ)、それ以外はもう流し見、流し見。

高速で足跡をつけまくり、「いいね」やメッセージが来た中から審査させていただく形式に徹しております。
もはや日課。作業。水やりレベル。


さて、前回前々回「向こうからのメッセージが来ねー」とグダグダ言っていたDさん(仮)ですが、そもそもこの人、
「離婚の痛手から立ち直れていないので、まずは気の合う人とのんびり付き合うことから始めたい」的なことをプロフに書いているんですよね。


そんなら、まあ「自分から積極的にメッセージ送って、関係を進めていって……」みたいな感じにならないのも当然かもな……。

こっちも婚活用アプリを使ってはいるけど、純粋な結婚相手探しというよりかは
「暇すぎると女性向け風俗の擬似彼にはまり過ぎてしまいそうなので、その歯止めになるようなリアル彼氏が居てくれればいいな」
みたいな不純すぎる動機ではあるので……「一応、名目上は婚活」くらいのスタンスでしかなく……「のんびりお付き合い」くらいの余裕のある人がちょうどいいのかもしれませんぬ。

——と、少し思い直してはいる。

「自分からはメッセージ送ってこねえマグロ野郎」とか罵りもしましたが、少し視点を変えれば、まあ、そういうスタンスなのね、と理解はできる。
プロフィールに書かれた情報は大事だね。
眼光紙背に徹すとまではいかなくても、熟読しないと誤解を生むね。

ワクチンの予約も取れたことだし、その報告がてら(※「京都は大阪よりもワクチン予約が取りづらい」という話を2回めのメッセージでしていた)週末にはメッセージ送ってみようかと考えています。

ついでに、「こっちのワクチン接種終わったらお会いしませんか」的な打診でもしてみようかと。

その反応がまたどうしようもなく鈍いようであれば、一度剥がした「マグロ野郎」レッテルを貼り直して、切ろうとは思っている。

自分からお誘いかけるってのはなかなか勇気がいることだけれども、特に何も、失うものなどないのだ。
擬似彼との次の逢瀬の予約も無事に取れたから、それを待つ間の手遊てすさびと思って誘ってやるぜ。


そういえば、職場の本棚で見つけて昼休みに読んでいる川上未映子さんのエッセイ『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』が大変面白く、こういうテイストの文章書きたいなーなどと思う。

職場の本棚は我が第二の図書館である(第一は毎週末に行く市立図書館。部屋の本棚には、もう本当に気に入った数冊しか置いていない)。教員時代、図書館係やってた時も職権濫用で好き勝手に借りまくっていたものだが。
本棚のない職場では働けないなーと思う。

読んでくださり、ありがとうございます。 実家の保護猫用リスト https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/25SP0BSNG5UMP?ref_=wl_share