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エンダアアアア回避、ポケモンは赤派 〜マッチングアプリde婚活もどき日記47〜

「好みのタイプは、尽くしてくれる女性です」

ってプロフに書く奴、メッセージで言ってくる奴が数えきれないくらいいるんですが……

おのれはそれほど自身に「尽くされるだけの価値」があると思っているのか? そう思って疑わないのであれば、その理由を具体例を含めて400字以内で述べよ。

と返したいところですね。面倒やからようしぃひんけど。


さて……それはさておき……

ちと面倒な事態になりました……


Nさん(仮)との半日デーーーートで、最後に立ち寄ったカフェにて、

「そろそろ、俺で手を打つ気はないですか?」

って言われちまったんですよ。

「えーと、ここでハイと言ったら、今と何が変わるんですかね?」

と返したら、

「早い話が、他の男性とはもう連絡取らないでほしいってことになるんですが」

と。


まあ……そらそうやんな……とは思った。

えーでも……

なんか……

ここで「ハイ」って言うてもーたら……

エンダアアアアアアアアァ〜♪ 的なアレになんの?

それって……

それって……なんか、


つまんなくね〜〜〜!???


とも思ったんですよね。


三十路を越え、転職して人生落ち着いたのを機に始まった恋愛(?)の旅。

不健全な夜の街に立ち寄ったり、たまに落とし穴にはまって這い上がったりして、それでもどんどん行くぜ! 死なない程度ならハプニングもどんと来い! 

——というつもりだったのに……

ポケモンでいえば、トキワの森を抜けてニビシティまで来て、グレーバッジ奪って500円のコイキングを買って、さあおつきみやまに入ろうか……くらいの気持ちでしたよ……(遅すぎる? まあ序盤のレベル上げを慎重にするタイプなもので)

まだまだ紆余曲折を経てタマムシシティとかグレンタウンまで行ってみたいのに、おつきみやまで出会ったNPCから

「俺、穴掘ってハナダの洞窟まで辿り着けるチートアイテム持ってるから、あげるよ」

って言われたかのような……そんな感じです。(?)

まだ図鑑全然埋まってないし、色々な街も見ておきたいよ……みたいな。

ポケモンの旅路で喩えるなら、まあそんな気分です。

アプリで色々巡って数ヶ月、今のアプリはまだ1ヶ月程度だが……期間的には妥当か? ……でもまだちゃんと顔を合わせた人数は、今度会う予定のQさん入れても

3人って少な過ぎじゃね……?


(メッセージ段階でこっちから切らなければあと何人かは会えただろうから、どう考えても自分で選んだ結果でしかないのだが)

そして、今の状況も別に間違った方向性ではないとわかってもいるんですけどね。

Nさんはまともです。
これまでに女性向け風俗とかアプリで出会った他の男子どもに比べれば、ずば抜けてまともな人間です。

時間を守る。マナーを守る。レディーファーストしようという気概も感じられる。

わかっている。

しかし——展開的には、実につまらん。

とか言っていると、向こうでさっさと別の相手見つけて去ってしまうかもしれないけども……。


とりあえず、

「えーと、不満とかは別にないんですが、まだもうちょっと価値観の擦り合わせが必要な段階かなと思ってるんですよね
「こちらとしても、あと数回会ってからそういう話になるかと思っていたもので」

云々うんぬん、話をしまして、あと一応「家庭的な女性が好きそうだよね? おそらく私はだいぶ違うぜ?」という念押しもしたんですがね。

「細かいことは、正式にお付き合いする中で話し合っていけばいいじゃないですか?」

みたいな感じ。

……私がなー、普通の婚活女子ならそうなんだけどなー。

違うんだよなー。

まだ色々見たいお年頃なんだよなー。(年齢は向こうが下だが)


別に、「ハーイ、わかりました」と返事しておいて他のアプリで活動を続ける、という手段も無いわけではない。

が、それもそれでどうなんやと思う……

我ながら、損な性格してやがるぜ……チッ……


結局「ごめんけどもうちょい保留で」みたいな感じで、次回の約束して終わりました。


何だろうな……本当に、常識的に考えて優良物件だとは思うんですけどね……

一瞬、会話がふと止まってそういう空気になった時に「うわ、この感じ、なんか気持ちわりィ」とか思ってしまいましたね……別に潔癖症ってわけでもないと思うけど。

むしろ「そろそろホテル行かない?」って言われたほうがまだマシな気がしますからね。

「3回目のデートで告白」みたいな、妙に恋愛マニュアルに則った感じの言動が気持ち悪いってことだろうか。自己分析も迷走中。


次回会った時に向こうの状況や意志が変わってないようなら、一番気にかかる点について訊くことにします。

「私が『どうしても子供は産みたくない! 温かい家庭とか糞食らえ!』とか言い出したらどうしますか? そこ妥協してくれますか?」

……と。(詳しくは過去記事参照)

……この記事の下書きをしていたら、唐突にポケモン赤がやりたくて仕方なくなったので、刀剣乱舞無双のために買って来年2月まで眠らせる予定だったヌンテンドーSwitchで、さっそくポケモンレッツゴーピカチュウをダウンロード購入して今日は5時間くらいやってクチバシティまで進みました。

初代の町のBGMはどれも好きすぎる……何も将来の不安とか無かった頃にハマっていたゲームの音楽だからですかね……

いや別に、今でも全然幸せなんですけどね。転職して好きな町に暮らしてて、不満なんて特に見つかりません。

マッチングアプリでの活動も、余計なものでしかないのかも。

実にめんどくさい……でもこれは自ら望んだ面倒臭さ……なんたる矛盾……しかし、芥川龍之介『羅生門』、中島敦『山月記』、夏目漱石『こころ』、高校国語の定番作品はどれも人間の矛盾を描いたものである……つまりこれは永遠のテーマ……

……着地点を見失ったので、ここらで終わります。


とりあえず、二十数年ぶりにやるポケモンはすこぶる楽しい!

読んでくださり、ありがとうございます。 実家の保護猫用リスト https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/25SP0BSNG5UMP?ref_=wl_share