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水曜日に死ぬかと思ったよ日記6 24/1/14〜1/20

「日記」と題しつつ、空白の日があってもまあ気にしない。
振り返ることなく進む! のみ。


1/15(月)

昨日と一昨日は、「大学入試共通テスト」(旧センター試験)であった。

今の職場では毎年各自で解いて分析結果をまとめねばならないので、朝から解いた。
世間じゃ「国語はやや易化」と言われているものの、年々「やるべきこと」が増えてるんだよなーという印象。
本文に加えて、複数の資料やら図やらを参照して答える問題ばかりになっているから頭が忙しいのだ。

「今の試験はPISA=国際的に使える労働者としての能力を測る試験、に影響されすぎている」とかいう批判をしばしば目にする。
まあそうだな、もっと広く「善良な変人」を育てるような教育をしたほうが共同体のためになるのにな、とは常々思う

早めに済ませようとシャカシャカ解いたら、2つ間違った。
第3問古文の「源少将」は桂の院にいるものだと思ってしまった(改めて読めばきちんと書いてあった)。

意識高い同僚は土曜(試験当日)のうちに解いて、出典を図書館で借りてきていたのだから大したもんだ。いやはや。


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1/17(水)、実質1/18(木)

(以下は翌日になってから記録した)

寝る前に洗濯しようとした際、プラスチックのツマミのあるところに指をひっかけて、バチーン、とでかい音を立てて怪我をした。

血が滲んで、「ぎゃー……いててて…」と指を押さえようとした手が、
みるみる冷や汗で滑るほどになり
数秒後には視界もじわーっと狭まってきて(一部界隈で今話題※の)曜変天目茶碗みたいな模様が目の前に広がり
そのまま体が溶け落ちるように床にへたり込んで
蝉時雨によく似た耳鳴りが聞こえるようになった。

頭の一隅では
(もしや採血の時とかに聞いたことある「なんとか反射」ってやつか?)
と冷静に考えつつ、髪を乾かす途中だったのもあり、
(やべー、このまま意識失ったら凍死する)
とも思い、冷たい床の上を這いずってスマホをつかんで(家が狭くてよかった)、♯7119にかけた。
コロナの時にもお世話になった番号である。

結果、やはり「迷走神経反射でしょう」と言われ、看護師さんの指示通りに寝転んで足のほうを高くしていたら徐々に回復した。

とりとめのない状況説明を相槌を打ちながら聞いてくれて、細かく指示してくれた看護師さんには感謝感謝……しかないが、こんな深夜(日が変わる頃)にも働いてらして、ちゃんとそれだけ分のお給料は出てるんだろうか……とも思った。

そして改めて考えれば、これまでの人生で「気を失う」という経験はしたことがなかった気がする。
朝礼で倒れる生徒とか……まあ教員時代に確かに目にした記憶もあるが、たいていは大柄な男性の先生とか戦力になる人が駆け寄っていくので、遠巻きに見ていることが多かった。

おひとりさまの怖いところはこれだよなー、と改めて思う。
真冬の深夜に洗面所で気を失っても、誰にも気づいてもらえない。

看護師さんにもまず「ご家族は?」と言われたが、
実家は現住所から800kmほど離れているし、
唯一友人と呼べそうな人(予備校時代からの友・ひろこちゃん)も650kmほど西にいる。
近所に職場の同僚はいない。
「アプリでマッチして、デートを続けている人」は数人いるが、まだ住所も知らんので彼氏とも呼べそうにない

人生初の迷走神経反射……加齢の影響もあるのだとしたら、やっぱ一刻も早く婚活終了したいなーと改めて思った出来事であった。

※注…最近某ゲームにおいて、「刀剣に曜変天目茶碗を装備させられる」(?)ようになったのである。作成のための破片は現時点で3つ入手済み(だが、9つ集めなければ作成できない。ドロップ率が渋い)。


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1/19(金)

2週間に1日くらい、心がグレる。
朝からとことん「仕事したくねー」と思い、読みたい資料(※一応仕事関係のものではある)を読んで過ごす。

今日がその日だったが、それができる職場なのがありがたいなとしみじみ思う。
教員だったら、どんなに嫌でもチャイムが鳴れば授業をせねばならぬし、一日に数回は人前で喋らねばならぬ。まごつこうものならナメられる。

その時はその時で切り替えができていたが、
「百連勤明けのせっかくの休日なのに、体が動かない」というような日もあったから、どう考えても無理をしていたのだ。

前職と比べたら年収は100〜200万程度(僻地勤務だと昇給も早いのでもっとかもしれない)の差があるが、この自由ゆえに辞められないなーと思う。


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1/20(土)

隣県在住の同い年男子と3回目のデートで、宇治を観光した。
ただ髪を強く結んだまま何時間も過ごしたためか、途中から頭痛を覚えて地味にイライラしながら終わった。

次回は某八幡宮観光というコアな感じのデートになりそうである。


一方で、先週京都御所散歩デートをした年下男子と2回目の約束をし、

「梅田にお気に入りのバーがあるので、今度行きませんか」

と誘われた。

梅田のバー、なんてハイカラな場所に行くのは学生時代以来な気がする。

ちなみにその日は、12月に受けたADHD検査の結果を聞きに行く予定も入っている。
当初提示された時間だとかなりギリギリで、駅での髪&メイク直しタイムが取れないと判断して少し遅らせてもらった。

一部の男子には、この「髪&メイク直しの所要時間」への理解が足りぬ奴が多い。
しばしば「服装と何分着の電車か教えてください。改札で待ってますね」とか言ってデキる男ヅラしているアホンダラがいるが、
こっちは常に1〜2本早い電車で着いてトイレで最終チェックしてから、程よいタイミングを見計らって待ち合わせ場所に現れるようにしてんだよ。

ファンデやリップや髪の崩れを気にせんでええ性別は楽でええわなァァァ〜おいゴルァ〜( ^ω^ )と常々思っている。

なお肌に優しく落ちにくいメイクを求めてちふれ・無印・シュウウエムラなどを彷徨った後に、
現在は「マキアージュのドラマティックエッセンスリキッド+マーシュフィールドのクリームファンデとパウダー+ケイトのリップモンスター」で落ち着いている。
これらはかなりいい感じに定着してくれるので、待ち合わせまで余裕がなくても軽いチェックで済むようになった。

話はそれたが、現在アプリでマッチして続いているのはあと1人いて、計3名である。
いずれもほぼ同年代(梅田のバーの人のみやや年下ではあるが)。

秋〜年末まで続いていた「10年上男子」と「10年下男子」の2名は切った。

前者はいい人ではあったが、先日の記事にも書いた「デートの別れ際に、駅のロッカーに常温保存していたプリン(要冷蔵の表記あり)を土産として渡され、食べた翌日に体調を崩した」のがやはり心象を悪くした。

後者も悪人ではなかったが、誘われて行ったオタク向けカフェにて、デートそっちのけで美少女アニメグッズを漁っている姿を目にして冷めた。
(美少女好きなのは別にいいのだが、デート3回目で自分の世界に入られるのはいい気分しねーわな)


……旅は続く。

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