ブロッカーからサルベージャーへ　〜マッチングアプリde婚活もどき日記８〜

ブラインドタッチ並みに、今日も鮮やかなブロックを決めてやるぜ——とばかりに、確実にブロック職人としての腕を上げています。

マッチングアプリの話です。
以前の記事でマイ時短婚活方法を公開中です。

ブロック基準に明確なものはなく、数値で示せと言われても不可能。
非常に曖昧な「どう頑張ってもときめけない人」。
あと、「どう見てもただの遊び目的の人」。

すぐに結婚したいとは特に思っていない……というか、むしろ従来の「結婚」の枠にはまる気は無く、あくまで求めているのは「人生のパートナー」的なもの——

基本、自分の世話は自分でやる。
でも相手が困っている時には優先的に助け合うし、旅行とかレジャーとか、あと夜の生活とかは無料で付き合ってお互いそこそこ楽しめる。

気楽さが第一なので、なんなら別に同居しなくても良いと思っている。
「週末だけ恋人」程度でも良い。
（そのほうが……日常の関係にしないほうが、マンネリ化も引き延ばせて良い、とかいうことないか？　検証したことないから知らんけど）

「嫁」とか「奥さん」とか「家内」とか呼ばせる気はさらさら無く（「北の方」ならちょっとかっこいいかもしれない）、あくまでせいぜい「パートナー」。

——なのだが、まあだからと言って、ただ「メッセージを楽しみたい」「楽しく飲みましょう」だけの人の相手をしているほど暇ではない。

あとやっぱ毎日数人いるのが、向こうからアプローチしてきておいて「顔写真はマッチング後に送ります」野郎。

いやいや。こっちは初めから顔晒しとるがな。
顔写真も出さへん奴に興味持つほど暇人やないで。
確認するだけ手間やから、アプローチするなら同じく顔写真ない女性にしといて。

ところで、昨日の夕方ごろまでは、

「あ、この人の写真何度も見た……しかし向こうからアプローチしてきぃひんってことは対象外ってことやんな、ほなさいなら」

と、割とブロック範囲を広めに設定しておりました。

——が！！

昨晩、「だいぶ前に足跡つけたけど反応なかったな」という人からメッセージが来たのです。

厳正なる検討を行ったところ、

「あ〜……評定は良に近い『可』……もし私が結婚を急いでいたなら返信するかもしれない……しかし、現居住地がかの試される大地か……。いつか旅行で行きたいが——富良野のラベンダー畑やロイズのチョコレート工場を楽しみに——とはいえすぐには会えないだろうし、そう何日もメッセージ交換とか続ける気ないし……つか２枚の写真、顔違いすぎやんな？　１枚目だけなら『良』だが、２枚目は『ぎりぎり可』だぞ……」

と見送ることにしたものの、

「てか、ファーストコンタクトから間が空いてからアプローチ来ることもあるんやな！？」

と、ブロックした人リストをスクロールし、
「こっちに興味なかろうと思ってブロックしたが評定的には良以上の人」
をサルベージ（ブロック解除）する作業に追われております。
しかしとにかく数が途方もなさすぎて、どこまでさかのぼって救出できるか謎です。

「何やってんだ自分……」と思わないこともないけど、まあ人生こういうこともあるよね。

-----追記

その後、気と事情が変わったので上記の人とマッチングしてみることにしました。さてどうなるか。

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