優良物件と次のお相手　〜マッチングアプリde婚活もどき日記45〜

LINEだろうとアプリだろうと、メッセージを返せばまた返信が来る……それが面倒で仕方ない……しかし「メッセージが途切れる＝さよなら」だと思ってるっぽい奴が多いこと多いこと。Nさん（仮）もそのようだし。
なんでやねん……。

（副業で執筆やってるせいか、「支払いの発生しない、自分から希望して送るわけでもない文章のやりとり＝搾取じゃね？」という思考になりがち）

——さて、この１週間ちょっとのうちに10人くらい？　とマッチしまして、

向こうから先にメッセージが来て会話が成り立ち……かつ短期間での「もっと顔がわかる写真送れ」要求がなく……かつ双方のスケジュールが合い……他府県在住者の場合は「京都まで会いに行くよ」と言ってくれる……そんな諸々の条件を満たす、

次に会う人、Qさん（仮）が確定しました。

シェフのKさん（多忙）、医療系のOさん（コロナではないが体調不良らしい）はともに「切れてはいないようだが微妙すぎるやりとり頻度」ですね……それ以外とはもう連絡取ることはないかな。

Qさんは20代後半、日本とアジア系のハーフ男子。
今までにきちんと「会いましょう」という話になった人は全員三十路越えだったので、「向こうはこの年齢差で問題ないのか？」という懸念もなくはないのだが……少なくとも世間話レベルだと、会話のノリはこれまで会った中で一番合う気がしています。不思議と。

あちらは平日休みということなので、来週に一度午後休みを取ることにして、ちょっと早い夕方からお会いすることになりました。
好きなものや趣味など共通点も多いので、そこそこ楽しみでござる。

その前に、今週末にはNさんとの３回目のデートも予定しています。

Nさんはというと……相変わらず毎日LINEしてきてくれますね。
それがやや面倒というほかは、実に、全然、不満はない相手です。

デートプランに関しても、こちらが「あれ見たい」「これが食べたい」と言えば「オッケー、僕も行ってみたい／食べてみたいので行きましょう！」と応じてくれます。
さらに「このお店はどうですか？　予約取りますよ」と提案もしてくれます。

（これ、当初の予想以上に優良物件じゃね？）

とは思います。「何が不満？」と訊かれたら、一瞬は回答に詰まるでしょうね。

が、そんな中、あえてわざわざ気になる点をあげつらうとすれば、だ……

（※やりとり継続中の人についてあれこれ言うのは微妙な気がするが、まあ個人の特定はできないようにするし、自己分析という目的あってのことなのでご容赦願いたい）

・ルックス／声／雰囲気が「不快じゃないが、好みかというと微妙」なライン
（あくまで個人の感覚であり、「そこそこのイケメン」と評する人もいるとは思う……見た目に関しちゃこちらも人のことはよう言わんけど）
・こっちより若いので、今後もっと好条件のお相手に出会うかも（そりゃね）
・０時過ぎても平気でLINEしてくるのが面倒（はよ寝ろ）
・今後、仕事で東京に行くかもしれない（そらあかん、坂東は好かん）
・「子供は絶対欲しい」「温かい家庭を」的なことをしばしばほざく
（「実家暮らしで家事スキル皆無です」「飲食店勤務なので基本は深夜帰宅」とか言う口で。相手任せ前提か。何様やねん）

……といった、こまごまとした要素があって、今のところ全力で「こいつとずっと付き合っていこう」という気分にはなれないんだよなー……。

だからというわけでもないが、原則、自分の飲み食いした分は自分で払っている。

「あっ……財布に銭がねえや」という時はお札だけ渡したりとか、向こうが延長を希望した時のバーのカクテル（ノンアル）代は出してもらったりしたけれども。それを受けてか、

「○○さんって、すごく几帳面ですよね^^」

とか言うが（几帳面が好きらしい）、

「いや単に、別れる時に後腐れなく別れやすいように、やで^^」

と心の中で返している……。

世には「ヤリモク」同様「メシモク」という腐れた人種もいるそうだが、タダより怖いものは無し。あらかじめ手を打つことで回避できる問題なら、打っておくに越したことはない。

今後、「何かものすごくときめくポイント」でも追加されない限りは……もっと条件がいい（特に「子供欲しくない」or「望まないなら別に子無しでいいよ」とか言ってくれる）候補者が現れしだい、そっちに流れる可能性大ですわ。

仕事でもないんだから、たとえ毛ほどであってもストレスを感じる相手と付き合いを続ける必要なんてないしな。

「ストレスで自律神経のバランスが崩れて免疫力が下がると、ガンになりやすい」って最近見かけた本でも読んだ。

ガンは怖い。

ま、マッチングアプリユーザーなんて誰もが皆旅の途中……続くか続かないかは置いといて、その時その時を楽しく過ごせりゃええやんってことで……ね。