頑張りと着物と色々 〜マッチングアプリde婚活もどき日記(+女風の話)26〜
先週マッチングしたGさん(仮)、平日は毎朝と夜に数通やりとりしていましたが、この土日は途絶えました。「土日はメッセージ休み」という謎ルールで明日再開するのか、このままサヨナラなのかは不明です。
しかしこの人、とにかくメッセージの8割が「頑張りましょう!」「ファイトです!」なので、
どんだけ頑張らせるつもりやねん! 「頑張り地獄」ってワード知ってるか!!
とツッコみたくてしゃーない。
頑張るってのはなぁ、「頑を張る」ってあんま良くない意味なんやで。
応援の意味で「ファイト!」っちゅーのも、日本人だけらしいやんか。正しくは「Cheer up!」とか言うって、学生時代に習ったで。実際使たことないから知らんけど。
ところで、緊急事態で延期になっていた着付け教室に行ってきました(実は8〜9月に全3回で予定を入れていたのだが、延期になっていたのだ)。
中古も扱う四条河原町近くの呉服屋さんにて、7月に、練習に良さそうな中古着物+長襦袢や足袋などのこまごま+新品の博多帯を選び(刀剣乱舞の推しが軽装で締めてるのが博多帯に違いないというフォロワーさんの分析ツイート見た影響)、〆て9人の諭吉先生をはたいていたのだが……それがやっと日の目を見た日でした……疲れたが楽しかった。新しいことをやると、脳みその使っていなかった部分が活性化するのを感じる。
着付け動画はYouTubeでもたくさん上がっているし本も読んだが、やはりでかい鏡を前にして実際にやってみて、初めて「ああ、こういうことか」とわかることが多かった。
特におはしょりの作り方。長い袖をもぞもぞしながら綺麗に作るのがむずい! 丈の決め方も!
「3回のお稽古じゃ絶対(着物で)お出かけ(できる)レベルにはならないから、自主練頑張ってね♪」
と先生にしっかり釘を刺されました。まあ、その後も頼めば個人レッスンは受け付けてくれるようだけど。
なお、途中で雑談していたら出身は同じ九州、というか同県だった。実はボイトレの先生も同県かつ同市出身。何らかの縁を感じずにはいられない。
さて、重たい着物一式(購入後、今日まで店に預けていた)をIKEAのでかいトートに入れて繁華街を歩いていると、擬似彼との逢瀬に使っているホテルが遠くに見えた。
彼はこの週末、仕事なのかプライベートなのかは知らないが旅行中らしく、Twitterに旅先の写真を載せている。
次回の逢瀬は予約済み。コロナ禍で安く使えていたシティホテルが、宣言明けで軒並み値上げ&予約取りづらくなっているので、今度は人生で初のラブホ利用も検討している。
寝る前などにごろごろしながら、今度何やってもらおうかな〜と考えたり、もしかしたら見つけてしまったかもしれない、彼の表の名義アカウントのつぶやきを眺めたりなどしてしまう。
いや、たまたま……たまたまですね、逢瀬中の会話の端々に出てくるワードで検索してみたら、それっぽいサイトにヒットしてしまったのですよ。
(表プロフの)経歴を見ると聞いた話と辻褄が合うし、載ってる写真は証明写真っぽくて、スーツ着てカッコつけポーズで写っている(かつ少しぼかしが入っている)女性向け風俗店のプロフとは異なるが……顔のパーツや骨格はかなり近い気がする……というか「矛盾はない」気がする。まあ実際会ってるわけだから、「よほど似てる他人か、本人」だと思うくらいの感じである。
プロフの体重の数値とか、経歴に出てくる組織名とか、相違点もないわけではないのだが……まあ、そこはバレ防止のためにフェイクを入れたのだと考えれば、納得できるし……。
——とか考えちゃってる自分、やばいだろうか。検索はストーカーの始まり?
と、思わなくもない。
まあしかし、好奇心には勝てないよね〜興味持ってる他人の裏垢(この場合、表だが)見つけちゃったら見ちゃうよね〜……
……ハァ。
と溜め息をついたりする。
実はGさん(仮)とのやりとりが絶えた時用に、予備のHさん(仮)候補も考えてはいるのだが(今日の着付け練習中にメッセージが届いていた人に返信しようか迷い中)、
なんかなーーー嫌気も差してきたなーーー婚活休んじゃおっかなーーー
という気もしてくる。
考えてみれば、これまでにまともにやりとりしてメッセージが途絶えたCさん、Dさん、Gさん(まだ明日にならないとわからないが)、全員、途絶えたタイミングに共通点がある。
こちらの職歴を明かした後なのである。
「地元で教員をやっていたが、京都好きなのと、やりたいことがあって転職して京都に来ました」
と言うと、いずれも「へーすごいですね!」系の返事が来た。そして、それから2日以内に途絶えた。
「そんな我の強そうな奴とは付き合えん」と判断した結果だろうか……?
などと考える。
ま、よほどの合理性や妥当性がない限り、プライベートじゃ人の言うこと聞かんからな私。特に男の言うことは当てにならんことが多い。
(※仕事はまた別。また國分功一郎先生くらい、ルックスが好みかつ優秀な方がお相手であれば——以前の記事で書いたとおり——例外措置を講ずることとする)
隠して関係を進めたところで、いずれバレるのはわかりきっている。こちらの我の強さを了解した上で、現地査定段階まで進める真面目なお相手は現れぬものかね……。
と思いつつ、休み休み、ぼちぼちでんな、でやっていきます。
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