恋愛も結婚も別に全てじゃない　〜マッチングアプリde婚活もどき日記44〜

「ああ、それが『私である必要性』は一切ないんだな」

——と感じた瞬間が、一番冷めますね。

恋愛をはじめとした人間関係でも、仕事でも。

そう思った時、『存在の耐えられない軽さ』……という言葉がふと浮かんで、でも何のタイトルだったか思い出せずに、数日間頭の隅に置いたまま、さっき検索してチェコの作家の小説、映画にもなった作品のタイトルだったことを改めて知りました。気になる。

さて、マッチングアプリの「いいねくれた人」とか「足あと履歴」を横目に、昨日から昼休みに上野千鶴子先生の『在宅ひとり死のススメ』（文春新書）を読んでいます。

まだ最初の方だけですが、

・「家族する」のは人生の一時期、過ぎてしまえばみな同じおひとりさま。

・「老後はおひとりさまが一番幸せ」とのデータがある
（注:耳鼻咽喉科医・辻川覚志先生の『老後はひとり暮らしが幸せ』水曜社による）

なんて内容を読んでいると、
「そうそう、恋愛も結婚も別に人生の全てじゃないんだよな。無理のない範囲で適度に楽しみゃいいんだよな」
と気が楽になりますね。

恋活・婚活しながら、終活も視野に入れて考え始めている——なんだかとても先進的な気分です。

ひとまず何をするにも必要なのは、金ですわな。

今月すでに５万くらい毛糸や羊毛や手芸関連の2022年福袋予約に使ってしまってるので（しかし糸専門店の年始の初売りにも行きたい）、少し考えねばなるまい……。
しかし欲しいものは我慢するとストレスになるし、とりあえず投資信託用口座に回す金額を増やそうか、とか……。

ま、今から考えればきっと大丈夫さ。