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2023年3月29日

またまた久しぶりの投稿になってしまった。しかも今年初。とはいえ義務でもないのでマイペースに。

3月29日、あと三日で2023年は4月を迎える。毎年のルーティンではあるが、この時期はこれしかない。

「周年」

この一年、我が生業であるライブハウスPARKDINERではいろんなことが起きた。もちろん流行り病の中、スタッフの入れ替わり、日々の運営の課題を抱えながら未来を占う。流行り病の終焉はもう目の前。正に今何かがこれから変わり(戻り)つつある。

そして今年はパークダイナーは28周年を迎える。厳密に言えばパークダイナーという店は元々飲食店であり、二代前のオーナーがその昔存在していた。その時代は自分は詳しくは知らない。自分がカウントするのは一代前のオーナーから始まった"American Casual Live & Pub Bar Park Diner"からになる。これが1995年のことであり、自分はこの店に後の1997年に初めて訪れることになる。"Live & Bar"とは言え、自分達が認識する"ライブハウス"では当時なかった。その時代も飲食の部分が色濃く、いわゆるショットバーの類だったと思われる。ブッキングスタッフも音響スタッフも存在しておらず、そこにいたのは黒スーツと黒シャツを着たバーテンダーと前オーナーの二人であったからである。

とはいえ最低限度のシステム(楽器類の他、ボーカルのみを出す4トラックのミキサーとスピーカー)があり、ライブは出来る環境にはあった。この話は過去に何度もしている、この辺で止めておこう。しかしながら、2021年に二度目の移転をしたことにより、ここ数年は現店舗から初めてパークダイナーを知る人間も多いため、歴史や情報の参考になればと。

1997年に初めてパークダイナーでライブをしてから早26年が経つ。なにもかも変わった。人も街も音楽シーンも。変わってないのは自分がいることとパークダイナーがまだあるってこと。自分が関わった26年のすべてを言語化するのは難しい。だからこそ自分が居続け、自分のバンドが活動をし続け、二度の移転はしているが同じライブハウスが在り続けることこそが、すべてを物語ることであればと。

周年というタイミングでは昔を語ることがどうしても多い。再会もあり、思い出に耽るシーンも多いだろう。それでも自分は明日以降の未来にいつだってこだわりたい。出会う人間や長い付き合いの人間と来週、来月、来年の話をしたい。だからここまで続けることができたからである。

ライブハウスでお待ちしております。

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