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2022年12月8日

ずいぶん久々な更新になってしまっていた。

この半年は自身のバンドのツアーや日常の業務で追われてる日々であった。12月になるので一年を振り返るタイミングでもある。今年は昨年よりツアーで走り抜く一年をイメージをして計画していた。その通りこの一年はまさに叩き上げの一年でもあった。ドラマーが新しく加入したこともあって、決してキャリアを見せるツアーではなく、25周年を迎えた瞬間に一から積み上げる一本一本となった。

今回リリースした"These Dayz"というアルバムは25周年がきっかけでもあるが、通過点であり、また"何かを始める"アルバムでもあり、チャレンジするアルバムでもあってツアーもそういった内容でもあった。

残すところあとファイナルのみ。長いツアーだった。ライブハウスという場所を生業とし、生きてた約25年で当然自分のハコの運営や維持は何よりも大切。そしてこの三年間の流行り病の時世。その中でこの2022年は自身のツアーによって全国各地の可能な範囲で様々まわらせてもらった。各地のハコの現状やローカルバンドとの出会い、再会いろいろだった。得るのもばかり。

長いバンド人生で度々ツアーは経験させてもらっているが、今回はとても濃いものとなったのは間違いない。帯同してくれた仲間にも感謝している。共にこの時代のライブハウスという世界を共有できたと感じている。

バンド活動は基本自分がやりたいことを選び、ずっと活動しているため最終的には自分自身のためなのではあるが、巡り巡って最後はやはり自分のホームであり、足場であり、未来にもなる地元のハコに還元したいと心から思っているし、ずっとそう活動してきた。あくまで還元なので、自分の経験を伝えるだけはなく、染めたいわけでもなく、ひとつの形として示したいだけ。結局経験しないとわからないことだらけであり、各々が自分自身で追及し、経験し、失敗し、見つめ直し、また前進し、本当にやりたいことをするためには何か必要で何か足りないのかを知るしかない。

ライブハウスとは結局それらすべてを経験できるところであり、時にはライバルがいて、目標となる先輩がいて、いつの間にか自分自身もその立場になっていて、切磋琢磨することで成長出来る。勿論何週も何週もして、それらを越えたり、意識することなくマイペースに追及する形もある。そして同時にいつからでもやり直しが出来て、戻れる場所でもある。自分は音楽は"辞める"ものではないと信じているので。

この混迷の三年間で経験したことはやはり大きい。したくなかったことも、すべきだったことも含め。失ったものも思わぬ形で手にしたことも。

改めてライブハウスという存在と役割と奇跡さとやるべきことを12月17日には証明できればと思います。このツアーをきっちり締めたいと思います。

12/17/sat つくばPARKDINER
"Pink-HOUSE presents EVER POP SHOW Vol.103"
-These Dayz RELEASE TOUR 2022 FINAL-

Pink-HOUSE
TOY
WARPHOLL
vono vomno
DJ:TEAM⭐︎我慢汁

open/start 18:00/18:30
adv/door ¥2,500/¥3,000+1drink order

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