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2022年3月23日(kiddというバンド)

自分のバンド"Pink-HOUSE"の自主企画"EVER POP SHOW"の100回目の開催、そして結成25周年であり、アルバムリリースイベントでもある4/23はちょうど一か月後になる。

上記で説明した内容がすべてでありそれ以外ないのだが、この100回目の開催はどうしても岐阜の盟友"kidd"を迎えたかった。この日は彼らとのツーマンになる。(※オープニングアクトバンド予定あり)

kiddというバンドは自分にとっては大切な仲間であり、後輩でもあり、兄弟のような関係性も築けたと勝手に思っている。出会いは彼らの1stアルバムのリリースツアーでパークダイナー来たのが当時2005年のこと。あれからもう17年も経つ。自分が数少ない一目惚れをしたバンド。ライブハウスマンとしても、バンドマンとしても。そのライブ当日を迎えるまでの工程や連絡、そして当日の会場入りから打ち上げすべてまで、自分が言うのも恐縮ながらも100点であった。後にも先にもこんなバンドは自分の中ではまだいない。

あの時つくばに来てくれて本当に感謝している。数多く回ったたまたまひとつの場所だったかとは思うが、自分にとってはかなりの大きい財産である。その後すぐさままた呼ばせてもらい、そして岐阜にもかなり早いタイミングでPink-HOUSEも迎えてくれた。その後のリリースツアーも何度も互いに帯同し、節目となるイベントも互いに呼び合った。自分は個人的にも岐阜に遊びに行ったこともあるし、kiddのメンバーも個々で何度もつくばにも遊びにも来ている。なんとも不思議な縁であるが、Pink-HOUSEというバンドにとっても最大の刺激と影響を与えてくれたバンド。そして救ってくれたバンドでもある。

多少の年の離れはありながらも、まさにバンドとしても人間としても切磋琢磨できた関係でもあり、一緒にツアーする度にメンバー同士本音のぶつけ合いの付き合いも出来た。自分はよく彼らに励まされたもんだった。

彼らの作る音楽やライブの熱量はもはや言うまでもない。自分は日頃からあくまでもエンターテインメントという括りがある中でも、嘘がないライブをするバンドが好きだ。嘘を言わないバンドが好きだ。彼らは全精力をライブにかけているホンモノである瞬間を何度も観てきた。そこは有名無名、セールスの問題ではない。とある地方で会場の動員が一人の時も彼らのライブはいつもと何一つ変わらなかった。

kiddというバンドは岐阜のローカルのバンド。そしてPink-HOUSEつくばというローカルのバンド。そのローカル感の共鳴もあったかと思う。お互いの地元を大切にする形や当初からのイベントや制作活動をDIYで始めた形も。

今現在は彼らも暮らしがあり、そして時世もあり活動はほぼ止まっている。そんな中4/23に出ることを決めてくれた。彼らを呼びたがっている、観たがっているハコやバンドは全国に数多くいるのは間違いない。地元岐阜でももちろんたくさんいるであろう。しかしながらも3年ぶりのライブを自分らの企画に選んでくれたのは大変光栄であり、自分の中でも長年の願いが叶う一日。そう、Pink-HOUSEが復活した2009年からずっとこの日はkiddとツーマンをすると願っていた。

2022年4月23日はkiddをとにかく観てもらいたい。自主企画100回目迎えることが出来る自分たちの活動の背中を押してくれたのも、間違いなくkiddという存在は大きい。

バンドやライブやイベントをやる理由って好きなバンドと対バンしたいというシンプルなモチベーションも大きなひとつである。やっぱり会いたい人に会うための理由でもある。あれから17年。今のPink-HOUSEも彼らに見せたい。変わらず変わり続けてきた姿で再会するのが楽しみ。

EVER POP SHOW Vol.100、たくさんの皆さんが来てくれるのを楽しみにその日を待ちます。是非お越し下さい。新しいCDも勿論楽しみにしてて下さい。では。

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