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依存

 自慢じゃないが、僕は依存しやすいタイプである。
昨今記憶に新しいのはゲームである。自分の中ですっかり熱は引いたが、スプラトゥーン3はどハマりもいいところだった。下手くそなりにS+(それなりにうまい称号)を目指して毎夜毎朝サルみたいにゲームしていたものである。このゲームが中学・高校生の時にあったらきっと目も当てられないものになったに違いない。今はフェスをそれなりの距離感で楽しめるに至っている。ちなみに得意な武器はボールドマーカーだ!みんなマッチしたらよろしくなっ!

 そして依存の権化ともいうべき、スマホである。始終ニュース記事やら、掲示板やらのチェックに余念がなく、手が止まらない。仕事でもPCモニターを凝視しているため、目を休む暇がない(その上でこうして記事を書いているのだから皮肉もいいところである。楽しいからいいけど)。
 脱スマホを試みることはある。成功した日を1勝とカウントするならば何連敗したかは知れないが、それでもたまにうまくいく日はある。そんなにチェックしても初回と比べたら確実に得るものは少ないよ、と自分に言い聞かせるのがコツだ。経済学でよく見る、限界効用逓減の法則というやつをイメージするのである。
 だがそう言い聞かせても油断すると結局すぐにスマホチラ男に逆戻りである。
 ・・・脱却してえ。

 酒にはいうほど依存はしなかった。多分親の反面教師である。毎日のごとく晩酌をしている親をいやというほど20代までに見てきたので、飲んでいても無意識に客観視されてしまうのである。とはいえお酒は好きよ。

 タバコは吸わなかった。小中学生の頃からゲームに明け暮れていたのでそんな自分の性格的に、吸ったらやめられなくなるだろうことは自明だったからだ。今でもその判断は間違っていなかったと思う。

 そんなこんなで誘惑の多い世の中である。幸い顔面偏差値的に異性からの誘惑というものはこれまでの人生で経験したことがなかったので、「女遊び」という名の依存にはほとほと無縁である。ハハッよかったなー、自分は恵まれてるなー(涙目)。

 ・・・?おお!期せずして時流に沿った着地ができそうだ。そんなわけで(?)皆さん、よいバレンタインデーをお過ごしください。チョコ食べ過ぎんなよ!

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