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ニューヨークの嶋佐さんにフォローしていただいたので僕のニューヨーク愛を語ってみた。

え、え、え、え、え、え…

はっ!!!!?


というワケで(?)、

今日はせっかくなので僕のニューヨーク愛を語ってみたいと思います。


僕はお笑いコンビ・ニューヨークが好きです。

とはいえ、彼らが最初に世に出たとされる「バチバチエレキテル」(フジテレビで2013年4〜9月に放送)は僕はチェックしていませんでした。

2013年というとちょうどキングコングの西野亮廣さんの絵本原画展を大分で主催させていただいていた時期で、そこから生意気にも調子に乗って色々と仕掛けていたのでお笑いに傾倒する余裕がなかったのだと思われます。

そして月日は経ち、個人的にも色々落ち着いた2019年に毎年欠かさず観ている年に一度のお笑いの祭典「M-1グランプリ」で事件は起きました。

「最も優勝が難しい出順(と同時にその偉業を達成したのは中川家のみ)」でおなじみの1組目に出てきたニューヨーク。

いわゆる「歌ネタ」だったのですが、なんとも性格の悪いネタで。笑

2000年代頃にどこかで聴いたことがあるラブソングをボケの嶋佐さんが歌いながら、それを横から屋敷さんが突っ込んでいくスタイル。

ニューヨークの漫才はこのスタイルのネタが多く、嶋佐さんが何かのキャラに憑依して喋ったり動いたりするのを屋敷さんがキレながら(時にはニヤけながら)突っ込むというパターン。

それがやけに僕のツボにハマって。

さらに極め付けが出番の後のMCの今田さんや審査員達との絡みで、あの松本人志さんのコメントへの屋敷さんの「最悪や!」の返し。

面白い人達が現れたと思いました。


物心ついたときには「カトちゃんケンちゃん」がいて「とんねるずのみなさんのおかげです」があり、思春期を迎える頃に「ダウンタウンのごっつええ感じ」「ウッチャンナンチャンのウリナリ!」が超人気番組になっていて、「めちゃイケ」のナイナイの岡村さんがSMAPのライブに出た回を見てきた世代。

キングコング、オリエンタルラジオがスターダムを駆け上がっていくのをリアルタイムで見てきました。

さらにはSMAPやKinKi Kidsがお茶の間を席巻し、歌にコントにトークにドラマにとオールマイティに僕らを楽しませてくれていた時代。

こうして並べるとわかる通り、スター達には皆それぞれただ面白いだけでなく“華”があります。(SMAPやキンキはむしろそっちから始まってるようなもんですが)

そして人気に裏付けされた「自信」と人を食ったような「生意気さ」、それらを内包した「カリスマ性」がある。

ニューヨークはその要素をすべて兼ね揃えているように感じます。

エンタメが多様化し、学校や職場での「昨日のアレ観た?」が絶滅しつつある近頃ですが、個人的には前述したような世界で生まれ育ったものだからやっぱり「スター」を求めてしまう。


あの2019年のM-1以降、そういう視点で僕はニューヨークを観てきました。

2020年時点で僕が思っていたのがコチラ。

この間に天下のテレ朝で冠番組が始まり、
あの「なにわ男子」と2組の番組をやったり、
AbemaTVで恋愛系の番組をやったりと完全に売れた彼ら。

またご本人いわく「カジサックさんと同時期に始めた」というYouTubeチャンネルも芸人YouTubeでは先駆者的存在で、今もその内容の充実さは衰えるどころか勢いを増しています。


彼らはひな壇よりも“真ん中”、MCが似合う。

真ん中でその場を回し、その企画を成立させる手腕を持っている。

これまでに彼らがやってきた音楽番組やポップな討論番組(特番)のMCは特に良かったので、彼らにはその路線でさらにもっと大きな舞台でその力を存分に発揮して欲しいと思う。


抜群のMC力とプレゼン力を兼ね揃え、アウェーでも悪態をつく度胸を持っている屋敷さん。

自然体で媚びないスタイルも持ち、ひとたびネタに入るととんでもない憑依芸を披露してくれる嶋佐さん。


ニューヨークには、

みんなの頼れる兄貴分でカリスマ性があり、見ててどこかハラハラする“とんねるずみ”と、

HEY!HEY!HEY!以来の面白い音楽番組のMCをやってくれそうな“ダウンタウンみ”と、

なおかつ時代を読んで視聴者に安心感を与えることもできる“ウッチャンナンチャンみ”を感じます。


最近、節約モードでいろんな配信チケットとか買うのガマンしてたんだけど、ここまで書いたらチケット買って観るしかないでしょう。


ニューヨークの単独ライブ「Last Message」。

配信チケットが発売される千秋楽は7月31日(日)。

僕も見届けようと思います。


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