「これを読まずに死ぬ選択肢はありえないな」
今日は用事があって大きな街に数か月ぶりに出かけてきました。
大きな街に行った時の楽しみといえば、大きな本屋に立ち寄ることです。
間違いない。
ブラブラと生物系の棚を見て回り、新書を覗いて、もういいかなー。
そう思った瞬間に、面出しされたその本に出逢いました。
「檸檬先生」
レモンって書かずに、漢字の檸檬なのも最高に好きなのですが、最初の数ページを読み始めた瞬間から世界に引きずりこまれました。
言葉の一つ一つ、描写の一つ一つが美しくて、痛々しくて。
無意識のうちにページを繰っていました。
「いかんいかん」と顔を上げたとき、一瞬自分が誰でどこにいるのかわからなくなっていました。
でも、受験まで一か月だし買うのはどうしようかな。
と、ためらいながら離れて本棚の間を歩いていると
「これを読まずに死ぬ選択肢はありえないな」と確信したので、本を買うことにしました。
こういう本に出逢えるの幸せすぎる。
そのあとは献血して疲れちゃったのでまだ読めてませんが、読むのが楽しみすぎる。
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