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パワハラ先輩の元にいた経験が今活きる

思い返すこと2年前。研究室に配属された自分は、めちゃめちゃにパワハラ気質な先輩の元につくことになりました。
すぐ不機嫌な反応するし、「前にも話したけど」が口癖で質問しにくいし、女子学生には変に甘いのに僕には人格否定しながら5時間くらい激詰めするし。勿論プロジェクトリーダーのポスドクさんに相談したりはしましたが状況は変わらず、当時はストレスで胃痛がやまず、内科に通ったりしました。

「もしかしてこれは仲良くなったのでは?」と思った瞬間があっても、すぐにそんなことはなかったと痛感させられることが何度もあり、それは「裏切られた」感じがして特に堪えたものです。

最終的には、研究室内に自分自身の居場所を作り、相談できる人をほかに見つけ、雑談を試みることをやめ、その先輩と関わる時間や機会を減らすことで対応をしました。

冷静になれば、よく耐えたなと我がことながら思います。
でも当時にしてみれば、そういう理不尽な対応をする人に初めてであったということもあり、どう対応していいのかがわからなかったから仕方がないと思っています。

そして時間を現在に。今のバイト先の社員さんに1人と波長が合いませんでした。できることなら友好的な関係を築きたかったので、最初はうまく付き合えないことに戸惑いを感じました。しかし、先日メンタルをかなりやられた後に、件のラボの先輩と似た人であることに気が付きました。
そうなったらばこっちのもの。

ラボの半年で培った対応スキル駆使してなんとかサバイブします。
とはいえ、シフト作成者になるべくかぶらないようにしてほしいという相談はしてみようと思います。


今、自分と同じような環境にいる人へ。

一人の人間に冷遇されたからといって、自分自身の価値が全くなくなるわけではないのです。その人と、その環境と、自分が合わないだけかもしれない。
そんな当たり前のことが、閉鎖的な環境に身を置く時間が長くなると抜け落ちてしまうのです。そのコミュニティとは全く別のコミュニティにいる友人知人と電話をする時間を設ける、新しいコミュニティの場に足を踏み入れてみる。そうやって世界の広さを再認識することでメンタルが戻り、より前向きで建設的な選択ができるようになると思います。
時には心療内科などで専門家の意見を仰ぐことも必要です。どこかにきっと助けになってくれる人がいますのであきらめないでください。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。