読書記録「medium 霊媒探偵城塚翡翠」

こんばんは、久々にジャッケト買いした小説medium 霊媒探偵城塚翡翠を読み切ったライアンです。

やっぱり絵すごくきれいですよね。

イラストを担当された遠田志帆さんのtwitterを発見したので秒でフォローしました。

表紙の絵もすごく素敵なのですが、中身。内容がとんでもなかったです。

読み切ると。小説だからこそできる表現で読者をアッと驚かせてくる内容。
(って書くと叙述トリックだってすぐバレるらしいですね・・・)
読み返すと気づく伏線の数々。

そして非常に考えさせられる内容でした。
この悩んだ内容を書いてしまうと、もし興味をもってくれた方に対するネタバレになってしまうので控えめにしておきます。

身の回りに潜む超常。そして、集団で対処する時の人間の怖さ。

です。

小説本編には集団で対処する時の人間の怖さなんて言及されていないのですが、

小説を読み始める前後で、実際にあった残虐な歴史のセイレム魔女裁判をテーマに扱ったFate Grand Order 1.5部 異端なるセイレムの記事を読んでいたのが集団で対処する時の人間の怖さについて考えるキッカケになりました。

ちょっとした人間不信なるかと思いました 笑

でも、それだけ心に刺さる作品を世の中に生み出してくれた作者の相沢沙呼さんに感謝です。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。