何故研究者で観測隊なのか。

こんにちは、寝付けずに2つ目のノートを書くべく筆を執ったライアンです。

まずは結構飽き性な自分が2つ目のノートを書き始めたことをほめたいと思います。えらい。

「研究者として南極観測隊になりたいんだよね」という話をするようになってから色々なリアクションをもらっています。

「博士課程なんて進学して、就職とか大丈夫なの?」
「何も研究者だけじゃなくて、料理人とかの道もあるじゃん?」
「南極に行きたいという想いだけで研究者を目指すのは、あんまりお勧めしないしまだ若いから他の道を模索したらどう?」
「気象庁からも毎年5人派遣されてるよ」

などなど。

その時々で僕も色々な返答をしているのですが、なぜ研究者として南極に行きたいのか。その確固たる理由というのは正直見つかっていないです。

ただ、それでも今胸にあるのは。
南極への道を真っ先に開いてくれた田邊さんが観た世界を自分も見てみたい。
という想いです。

話の中でも特に昭和基地から離れた野外調査基地でのエピソードに惹かれた自分はやっぱり、昭和基地などに滞在する料理人や気象庁職員では満足できないと思うのです。

それに0から修行が必要な料理人よりも、今いる理系の道から行った方が早いという打算的な部分もあるでしょう。

(ただ、骨の髄まで研究者基質。というわけではないので。博士課程まで進学することにやっぱり不安はあります。)

それに卒業研究で配属された研究室の先生も、無意識に胸に抱いていた南極への想いから起こした行動で縁を結んだ先生。きっと南極につながっていると思うのです。

ただ最近。自分は何のために南極に行くのかを見出すため、南極に行った人の本を読み漁る中で気づいてしまったこともあります。

「あれ。記者として観測隊に参加しても企画次第では南極の色々な場所に行ける。しかも、職業として成り立っているのでは」
ということ。

小学生の時にあこがれていたのはNHKにいた池上彰さん。
やっぱりそちらの道も模索したほうがいいのかもしれないですね。

もし皆さんの周りでジャーナリズムに属されている方がいたらご紹介いただけると幸いです。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。