研究するには体系的な知識がないとやっていかれないのか。~大学院不合格を経て~

大学院の不合格を食らって、浪人することを決めたライアンです。

9月の合格発表、10月の浪人決意から勉強法について常に頭を悩ませています。
今回の自分は何が足りていなかったのか。
どうしたら、次こそ試験を突破できるのか。

「単語を知らな過ぎたかな?」
「もっと違う教科書も使えばよかったかな?」
そんなことを考えています。

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話変わって現在。学部のラボで卒業研究を必死に向かい合ってます。
実験したり、解析したり、先生たちとディスカッションをしたり。

先生とディスカッションをすると、その視点の広さに常に驚かされます。

生物学全体の話、植物の話、研究テーマに直接かかわる話。
規模の大小を問わず、様々な話を有機的に組み合わせて、実験計画を立案して、個々のデータも解釈する。

よく先生は「その研究は生物学の流れの中でどこに位置するのか」ということを口にします。

それを考えるには、断片化された知識(単語など)をやみくもに詰め込んだ頭では不十分で、きちんと整理されて相互につながった知識にすることが必須なのだと思います。

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「研究者になれるのか?」を問いかける大学院入試。
求められているのはそこだったのではないか。そう考えるようになりました。

バラバラに知識だけを詰め込むだけでは見えてこない世界を見据える知識と視点と着想があるのか。

その問いを乗り越えて、合格するには
ただただ個別具体の事象を頭に詰め込むのではない、生物学の、自然科学全体の流れを見れる必要があるのでしょう。

そうした勉強ができるように心がけたいと思います。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。