考え抜いたスライド構成、発表練習で猛者たちにも太刀打ちできる

こんばんは、南極観測隊員志望のライアンです。

今日は研究室内での卒業研究テーマ発表会がありました。
聴衆は東大をはじめ名だたる大学の卒業生で博士号持ちの先生とポスドクさん、知識と経験で自分を圧倒的に上回る博士や修士課程、B4の先輩たち。

完全に不利な状況でのプレゼンだと感じていました。
ここ何年かで一番緊張したプレゼンでした。

どうしたってイントロダクションの部分で知識が不足するのはわかってしまう。
だからこそ、発表スライドを作るときはボスと指導教官からのフィードバックを愚直に受け入れて以下3つにとにかく拘りました。

・聞いている人が疑問を感じないロジック(スライドの順番とつなぎ)にする
・なぜ、その研究が必要なのかを生物学研究の流れの中で定義する
・実験一つ一つを何を目的に行うのか明らかにする

そして、当日の朝になってしまったものの原稿なしで滑らかに発表できるようになるまで声に出して発表練習を行う。

実際に本番で話すことをイメージしながら、声に出して発表練習をすることでスライドごとに補足するべきこと、次のスライドに行くために必要な台詞そういったことを客観的に気づけるのです。

この練習方法を取り入れて、(発表の内容は置いておくとして)「発表上手だね」というお褒めの言葉を何度も頂戴してきました 笑

実際に今日も質疑応答の際にポスドクの方から
「発表とてもよかったです。その発表を更によくするために(中略)をしてみてはどうでしょう」とお言葉いただきました。

次に研究について発表する際はもっと知識をつけ、実験結果も携えながら、研究の意義と成果をしっかりと伝えられるようにしていきたいです。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。