読みたかった本を読んでる喜び

ずっと読もう、読もうと思っていながらも読んでいなかった本がありました。「死刑執行人サンソン 国王ルイ16世の首をはねた男」です。

元々は、FGOに史実のシャルル・アンリ・サンソンをもとにした、キャラクター「シャルル=アンリ・サンソン」が登場していたことから興味を持った一冊です。

フランス革命の最中のフランスで処刑人を務めた彼が処刑した人物の中には敬愛していた国王ルイ16世や、王妃マリーアントワネットが含まれていたのです。その物語性、苦悩に惹かれるところがあり彼をよく知りたいと思っていたところに見つけた本でしたが、なんとなく購入には至らないままamazonのほしいものリストの中で数年熟成していました。

先日のFGOのイベントで彼の矜持がよく伝わるワンシーンがあったことをきっかけに数年越しに購入に至りました。文章も読みやすく、シャルルの生い立ちだけではなく、フランス革命の詳細なども知ることができるため読んでいて非常に面白いです。歴史の本は刺激的ですね。

以前に、ずっと読みたいと思いつつ買っていなかった本を買ってみたところ、思ったほどの感動を得られなかったことがあったため同様の事態にならないか危惧をしていましたが、杞憂に終わって何よりです。

この一冊が次の一冊に続くといいなと思いつつ、残り半分を楽しみに眠りにつきます。

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