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キャリアの地図No.2(大野経営コンサルティング大野潔様インタビュー)

はじめに

キャリアの地図第二回は大野経営コンサルティングの大野潔様に記事を書いて頂きました。お忙し中の作成ありがとうございました。是非ご一読ください。

Q1プロフィール

株式会社日本興行銀行(現みずほ銀行)、株式会社リクルートを経て独立をし、今は経営コンサルティング業をしています。また産業能率大学大学院でコーポレートファイナンスの講師も行っています。

Q2職業の魅力

自分のやりたいことを行える点です。自身で時間をコントロールすることが出来ます。できるだけ単価の高い仕事をすることで、長時間労働をせずに、自分のペースで行えています。企業は社員の育成を目的に様々な仕事を社員に任せます。ですが苦手な仕事や嫌いな仕事もあると思います。一方で私の場合は、独立しているので、自身の得意な仕事をとことん追求し、長所を伸ばすことが出来ます。現在は、事業会社の社外役員や顧問、それ以外に弁護士事務所の方に向けたコンサルティング業を行っています。マーケティングがまだ浸透していない領域のため、そのような部分にこそ仕事があると思います。

Q3学生時代に経験しておいてほしいこと

あえて、KYなことをすることです。学生の時にしかチャレンジをして失敗をすることを出来ないです。早めに失敗は経験しておくべきだと思います。また、人間関係の中で様々な人と触れ合うことも今のうちにしておいて欲しいです。

Q4一緒に働きたい人物像とは

コロナウイルスが流行する前はやはりコミュニケーション能力は重要だったと思います。もちろんそれは今でも重要ですが、コロナ禍で、人で過ごす時間が増えた中、新たに求められているのは自己規律能力だと思います。在宅勤務などを行う中で、上司や同僚がいなくとも、働くことに対してのモチベーションを維持できる力がこれから必要になるでしょう。

Q5大学での学び活かし方

正直、大学で学んだ「知識」は役には立つことは少ないと思います。学問は原理や原則を取り扱いますが、実際のビジネスの場では原理や原則が通用しない場面に多く遭遇するためです。
ですが知識を獲得する中で培った「論理的思考力」は非常に役に立ちます。自分で調べ、分析をし、抽象化をし、まとめ、それを他者へ伝える能力はビジネスの場では必須なので、是非学生の時から身に付けて欲しいです。

Q6どんな研究があれば企業へ活かせるか

やはりその研究で何が出来るのか、どう社会に役に立つのかといった、その研究を使う側の視点が明確に表れているものが良いと思います。

Q7学生へのメッセージ

良いことと思っていますが、ある会社に就職をして、一生その会社に勤めるという形は無くなりつつあります。なので、どの会社で何を身に付けたいかを考えて就活を進めるのは非常に良いと思います。ただ、ある会社に勤めて早い間に辞めてしまうのには少し違和感を覚えます。会社は社員を育成するという役割も担っており、我々は時間と金をかけて育成をしてもらっています。それに対する恩返しをしてから、キャリアチェンジするという視点も常に持っていて欲しいです。

おわりに

知識を獲得する中で培った「論理的思考力」は非常に役に立ちます。自分で調べ、分析をし、抽象化をし、まとめ、それを他者へ伝える能力はビジネスの場では必須なので、是非学生の時から身に付けて欲しいです。

思考の技法を大学の時から身に付けることが出来るのは例えば、レポートの作成やゼミでのプレゼンなどだと思います。このような機会も編集者である私も積極的に使っていきたいと思います。

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