大学時代生活指南書を晒してみる①

何気なくPCのファイルを整理していたら、私が自分の弟の大学入学に際して書いた、大学生活指南書なるものが出てきました。
割と面白かったので、書いた当時はまだ大学生真っ只中でしたが、去年大学を卒業して改めて自分や周りをみていてこれはやっておいて良かったな、これはやれなかったけどやっておけば良かったなということを含めて一部改訂してシェアさせて頂きたいと思います。
当時、「これから大学に入学する弟に向けて書いたもの」をベースとしているので、大学生にとっては当たり前のことだったり、口調が謎に上から目線だったりはあると思いますがご容赦ください。笑

これから大学生活を始められる人、今大学生の人、その他なにかしらの参考になれば幸いです。

ちなみに私は実家に住まう自宅生、文系でした。立場が異なればアドバイスの方向性も違うと思うのでそこを念頭に読んで頂ければ幸いです。


ー目次 (全貌は長すぎるので区切ります。今日の範囲)
〇はじめに
〇学業
・単位
・テスト
・ボイスレコーダー活用
・ノート
・英語


はじめに

大学生は過ごし方で全く違うように過ごせます。サークルに走る人もいるし、バイトに走る人、勉強、旅行…マジで自分次第です。目的や目標がはっきりしていると決めやすいです。大げさに言うとテーマというか。ちなみに私の漠然としたテーマは「大学生だからこそできることをやる」「人と繋がる」「いろんな経験を積む」という感じでした。私が思う大学生の強みは、体力、若さ、そしてなにより自由時間だと思います。学生という社会的立場でいろんなことを守られた状態でいろんなことにチャレンジできることは大きいです。
これらを活かして将来の自分に投資できる時間=大学生 だと思います。将来自分がどうなっていたいか、そのために今何が必要なのか逆算して考えて行動の指針としてください。

〇学業

留学、院試、奨学金などではGPAというスコアが重視されます。大学や専攻によってはゼミに入れる要件でGPAが関係してくるかも?
入学時点で院進等々興味がなくても後に興味が出てきた場合、GPAによって足切りもあります。GPA高くて損はないので好スコア=良い成績を目指すのが吉です。(限られた時間と労力をどこに割くかという問題はありますが)

・普段の生活
最初のうちはみな割とまじめに出席するけどだんだんと、特に1限などの授業は出席せずにプリントだけ友達にとっておいてもらってor出席ある場合は代わりにやっといてもらう人も出てきます。それで自分で勉強して単位が取れるなら自分がやるのは良いかもしれないけど、依存されるのは気を付けて。依存する人とは、レジュメとるのをお互い助け合う感じではなく、完全学校に来なくてレジュメ(プリント)取っておいて、と人任せ&テスト前にも頼ってくるパターンの人。実際私の友達は依存されていました。
自分もいけなかった時などにプリントを取ってもらったり、逆に取ってあげたりする協力関係ができる友達は大事。大学の単位はチーム戦、情報戦です。

・単位
単位が取りやすいいわゆる楽単をわざわざ狙う必要はないし、楽単は単位を落とす=不可になりにくい単位であって、好成績とれる授業とは異なるので注意。基本は自分の興味分野を勉強していったらよい。
他学部の授業も履修できて単位となったりするので興味ある場合は調べてみること。単位にならなくても自分の学部や他学部の授業を受けに行くという選択肢もあります。なかなかやる人はいないけど力にはなるでしょう。

・テスト
テストは理系と文系はまた違うだろうけど、前々から意識して準備しよう。特に過去問に関しては絶対にゲットをお勧めします。これこそ情報戦で、サークルの先輩などから十年分とかまとめて持ってる人がいたり… 
教授が変わると通用しなかったりするけど、過去問で問題演習をするのは本当に大事です。ズルとかではなく正当な手段だし、一般教養などは毎年同じ問題を出す教授などいるので要チェック。
自分の反省点としては、勉強習慣が身についてなかったなという点ですね。一日一時間でも習慣的に復習したり勉強することは必要だと思います。
ちなみに、試験勉強やレジュメなどであまりにも一方的にお世話になった人がいたら何かちょっとしたお菓子おごるなどケースバイケースで返していったほうがいいケースもあるよ。
答えがはっきり出る感じの理系はまた違うかもしれないけど、優秀な同期や先輩のテスト勉強や過去問の解答を見せてもらうととても勉強になります。

・ボイスレコーダー活用
大事な授業であとから聞き直したいとき、授業に出られないけど授業聞きたいとき、授業聞きたいけど眠くなった時などにiPhoneに入っているボイスレコーダー重宝します。人にとっておいてとお願いするのは大変かもしれないけど自分で活用する分には便利です。
私もどうしてもあらがえない睡魔が来たらレコーダーオンにして、帰宅して聞き逃した分を聞いて勉強するなどしていました。
海外などでは授業を録音するのも教授の許可が必要だったりするけど、個人利用で常識の範囲内だったら大丈夫かと判断して私は日本では教授には無断でやっていたのですが気になるようならそこは自分で聞いてみてください。

・ノート
授業や教授の板書形態によるけどノートを取る練習は必要だなとしみじみと感じます。
PCやiPadで取るのもありだと思う。ただしテストの持ち込み要件に「自筆ノート持ち込み可」とする人も多く、その場合PCノートの印刷は認められていなかったり(認められてる場合もあるしそこは教授による)ので、初回にテストの話は出ることが多いのでそこらへん気をつけて。


・英語
大学でも1年半か2年くらい英語を教えられると思うけど、そのあとは割と英語と関わらないでおこうと思ったら関わらないでいられると思います。
でも、どの分野でも論文を読むときなど英語は欠かせないし、何事においても日本語と英語では情報量が違います。ぜひ勉強しましょう。
ちなみに今後変わるかもしれないけど、就活ではTOEIC 留学ではTOEFL. IELTS が主流です。TOEICは読み聞きだけなのでそんなに意味ないかもだけど、勉強する指針としてこういうテストを自分で申し込んで勉強するのも一つの手です。
あと大学には留学生がたくさんいて、交流団体とか調べたらいろいろ出てくると思うのでそこらへんも使って実践的に英語を話してみるのもアリかと思います。
英語が話せるだけで旅行に行った時のトラブル対応力や選択肢も変わるし、将来の選択肢も大きく変わると思います。英語はあなたを助けます。勉強して損はないよ。


fin.
to be continued

次回以降、学業以外の指南書についても書いていこうと思います。



サポート頂いたお金は将来の学費と、毎日の幸福度をちょっと高めるために使わせて頂きます!