【雑記】三浦知良「サッカー人として」を読んで
日経新聞掲載中のキングカズのコラム。
彼のサッカーを通して語る考えにいつも惹かれている。
12日付の「逃げることに慣れないで」は主には新入社員に向けてのメッセージであろう。昭和世代のサラリーマンが好むような「我慢」「継続」などの言葉を使いながらも押し付けになっておらず、多くの人の目に触れれば良いなと感じた。
個人的に最も印象に残った部分を抜粋すると
「とある本によれば、何事も好きか嫌いかで判断しないほうがいいらしい。一かゼロの二択でなく、度合いでとらえてみる。「この人は怒りっぽくて理解できない面もあるから90点じゃないけれど、60点だからまあいいか」「40点くらいだけど腕は立つし、付き合えなくはないわね」といった具合に。こだわることは大事だけど、完璧の百点満点ばかりをいつも望めるものでもないし。」
新入社員が会社を辞める大きな理由は人間関係だそうだ。
職場には色んな世代や考え方の人がいるのでそこに気の合う仲間だけを求めると円滑な人間関係の構築に苦労するかもしれない。このコラムにあるように度合いで考えるというのはまさに私も伝えたいと思った。まぁ、こんな心境に至るまでには大いに悩みもしたし苦労もしたわけであるけど。
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