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楽しく・正しく『タバコ』の知識を身につけよう!禁煙しようより『気づき』を大切に

今回は『タバコ』について考えていきたいと思います!
『百害あって一利なし』と言われるほどの『タバコ』ですが一体どのような害があるのでしょうか?

『タバコを吸うと快感!』
『ニコチン切れダァ。。。』
『タバコをやめたくても辞められない。』

現代では『紙タバコ』『加熱式タバコ』『電子タバコ』と様々な種類がありますが国が『改正健康増進法』と『受動喫煙』を防ぐために『屋内』での喫煙は禁止としたり、タバコを吸う人は『嫌な目』でみられるようになるんですよ。

コロナで亡くなった『志村けん』さんも4年前まで『1日60本』もタバコを吸っていたそうです。
知っていますか?
『喫煙者』のコロナ重症化リスクは『1.7倍』で死亡のリスクは『3.2倍』になると海外で論文が出されているんです。

確かに
『集中力向上』
『ストレス解消』
と1部メリットもあることが証明されていることも事実です。

なので今回は『国立がん研究センター』の『片野田』さんの著書
『本当のタバコの話をしよう』という本を紹介しようと思います!

みんなが『知っている!』と思っているようで『知らない』話について『タバコ』に関する真実について解説していこうと思いいます。
この記事をきっかけに少しでも『考え方』が変わった!と思える人が出てきてくれたら嬉しいです!

多くのタバコに関する本は
『愛煙家』VS『嫌煙家』のどちらかの目線でしか書いていませんが、この本は『中立の立場』から『科学的データ』を元に書いているのでとても参考になります!

【例えば】
①『タバコを吸うけど、自由度が大きい会社環境』
②『タバコは吸わないけど、自由度が小さい会社環境』

この2つのグループでは②の『タバコは吸わないが、自由度が小さい会社環境』の方が『慢性病』にかかる確率が高い傾向があると研究されています。
つまり、『タバコ』より『会社の自由度』の方が『体の悪影響』に繋がるということです。

またハーバード大学の研究でも『ガン』85%(7割〜9割)が『外的要因』の『喫煙・肥満・感染』といった『悪運』でもあります。
逆を返せば15%(1割〜3割)の人は『内的要因』があるということで『原因』が分かっています。

実際に『タバコを吸う人』と『タバコを吸わない人』では寿命が10年短くなると言われています。
病気と関連する生活習慣はたくさんありますが『寿命』にこれほどはっきりしたデータとして影響があるのは『タバコ』だけなんです。

タバコを吸って『長生き』している人は、吸っていない人は『もっと長生き』だった可能性があるわけです。

寿命には遺伝子的な要因もある

研究では『欧米人では喫煙によっての肺がんリスクが10倍』だが
『日本人の4倍〜5倍』という研究結果
も出ています。
数本数も同じであっても、日本人の方が『がんリスク』は少ないそうです。

タバコには『ニコチン』が含まれていることはご存知ですよね?
専門用語にはなりますが『ニコチン』を分解する『CYP2A6(シップツーーエーシックス)』という酵素が働きやすいと、血液中のニコチンの分解スピードが速いため、すぐに次のタバコを吸って『ニコチン』を補いたくなります。

この『CYP2A6』が働きやすいと『1日の喫煙本数が多い』ことが研究でわかっています。
そしてタバコに含まれる『ニトロソアミン』という『発がん物質』を活性化させてしまいます。

日本人➡︎『CYP2A6』が働きにくい➡︎数本数が少くなる
欧米人➡︎『CYP2A6』が働きやすい➡︎数本数が速くなる

白人➡︎黒人➡︎韓国人➡︎日本人の順番で『CYP2A6』が働きにくくなっていきます。だから同じ喫煙者でも『欧米人』は肺がんリスクが10倍以上もあり『日本人』は4〜5倍ということです!

『なら喫煙しても問題ないじゃん!』
『タバコ体に悪くないじゃん!』

と喜ぶのはまだ早いです笑

この酵素の働きは『遺伝子』によって1人1人異なるので、日本人だからと言って安心するものではありませんし、タバコの煙には『70種類の発がん物質』が含まれているので1つ2つ防いでも『焼け石に水』と本書でも書かれています。

タバコはストレス解消になるの?

タバコは『ストレス解消にもなる!』と聞いたことがあるひとがいるかもしれませんが『本当なのか?』について解説していきます!

結論から
『ストレス解消の効果は全くない』と考えていい。

寧ろ逆に『タバコがストレス』になっていることも多いのです。
タバコに含まれる『ニコチン』には『強い依存性』があります。

聞いたことがあるかもしれませんが、その『依存性』は『コカイン』などの違法薬物に匹敵すると言われています。

そしてタバコを吸えない状態が続くと『血液中のニコチン濃度』が下がってしまいます。
そうすると『イライラしたり』『落ち着かない』と言った『禁断症状』が現れてしまいます。

この『禁断症状』がタバコによる『ストレス』になっているということです。そして『禁断症状』をストレスと勘違いして、またタバコを吸うという『負のループ』に陥ってしまいます。

『ストレス』を感じている。と感じているのではあれば、まずは『タバコをやめる』というのが手っ取り早い解消方ということになります。
この『禁断症状』が辞められない理由でもあるんですがね。

タバコは集中力向上に繋がる?

確かに『ニコチン』が『反応時間』や『記憶作業』を一時的に向上させるという研究結果もあります。
ネズミを使って実験でも『作業記憶』の向上に繋がるというデータはありますが、人間での実験では『パフォーマンスの向上』に繋がったという研究結果はありません。

フィンランドの研究では『オリンピック選手』の喫煙状況を調べたものがありますが、一般人よりは『喫煙率が低い』という結果であり、『持久力』を必要とする選手に関しては『20分1』程度しか喫煙している人がいなかったそうです。

なぜタバコによって『集中力・持久力』が低下するのか?

その理由として、タバコに含まれる『一酸化炭素』という物質が『血液中』で『早く酸素と結合』してしまいます。
そうすると全身への『血液供給の邪魔』をしてしまします。

そうなると『頭』にも『血液』の供給が行き届かなくなり『集中力』も続きにくくなってしまします。
このようにタバコを吸うことで『集中力低下』する理由も研究で明らかになっているわけです。

逆を返せば、全身に『血液』『酸素』を行き届かせることができれば『集中力向上』に繋げることもできます。
皆さん『サウナ』に行くことはありますか?
サウナに入ると『気持ちい!』『スッキリした!』という気分になりませんか?あれは『血行』をよくして『脳内』の老廃物を出してくれるからです。
なので『集中力向上』にも繋げることができるので興味がある人は1度読んでみてください!

1部確認された、タバコのメリット

冒頭でも少し説明しました、バタコにも1部メリットが確認されている研究もあります。

タバコの煙には『5300種類の化学物質』が含まれています。
普通に考えれば体に悪いのは当たり前ですが、子宮がんの一種である『子宮体がん』のリスクを減らす可能性はあります。

このガンは『女性ホルモン』の一種である『エストロゲン』の刺激で成長するがんなので、タバコは『エストロゲン』とは逆の働きをすることが分かっています。
一応、国際的に最も権威がある『米国の国衆衛生総監報告書』に、閉経後女性において、喫煙が子宮体がんのリスクを下げることを推定するのに十分である。と書かれています。

しかし・・・。
➡︎タバコがエストロゲンとは逆の働きをすると、今度は『骨密度』が下がってしまいます。

『骨密度の低下』は女性の更年期症状の1つでもあるので、どっちの選択を取るか『究極の選択』と言えるかもしれないと本書でも書かれています。
なので『メリット』も『デメリット』もある上、他の病気のリスクも考えると『子宮体がん』のためだけにタバコを吸う理由は見つかりませんね。笑

次に『潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)』という大腸の粘膜が『ただれたり』『潰瘍(かいよう)』ができてしまう難病があります。
これは『安倍総理』もかかっている病気でもあります。

1部ではタバコを吸っている女性が『禁煙すると病気が発生』して、再び『喫煙すると治った』という現象が報告されています。

しかし、同じく大腸に炎症や潰瘍を起こす『クローン病』に関しては、タバコを吸う人は80%もリスクを上げていることが分かっています。

『ニコチン』が薬として活用できるかという研究も進められていますが、今のところ『効果が確認できていない。』と考えると『ニコチン』が体に良いと断言することはできませんよね。

喫煙によって『なりにくい病気』もあることは分かったけど、結局『デメリット』や『他の病気のリスク』の方が大きくて『タバコが良い』とは言えませんよね。

研究では出ていない『タバコミュニケーション』

これは科学的根拠はありませんが、サラリーマンや職場環境などで、喫煙所で『コミュニケーションツール』として同僚との『雑談』の場所でもあり、上司と非公式に話せる『貴重な場所』とも言えます。

あと、『お金が欲しい!』と言われても『いいよ!』とはなりませんが、『タバコ1本もらえますか?』と言ったら『あげるよ』ってなりますよね。
なのでタバコを吸うことで、中ヒョクなるということはあるかもしれませんね。笑

タバコを吸うことは『身近な人にも迷惑をかける』

タバコについて『メリット』『デメリット』少しだけ解説してきましたが、結論は『タバコを吸うのは辞めた方がいい』というのが当たり前の解答になってしまいます。

『寿命が縮まる』などのデメリットは先ほども解説しましたが、それよりも『日常生活で補助が必要になるリスクが2倍』になるという研究結果があります。

多くの喫煙者は自分だけの問題だと考えているかもしれませんが『家族』にも大きな影響を及ぼすとデータで示されています。

そして喫煙者は『肺がん』ばかりを心配している人が多いかもしれませんが、男性の肺がんで亡くなるリスクは15%程度しかありません。

『逆に85%は肺がんで亡くならない!安心安心!』

ではありません。
そもそも肺がんは『高齢者』の病気なので喫煙者の多くは・・・。

『肺がんで死ぬ前に他の病気で死ぬ』

ということです。
タバコで引き起こされることが、科学的に明らかんいなっている病気のリストは下記の通りです。

画像1

たばこを吸っている本人はこんな病気になりやすくなる(根拠十分:レベル1)([2] p.3より転載)

先ほど説明した『寿命が10年縮まる』というのは『肺がん』ではなく、これらの病気になって死亡するという結果です。

『電子タバコ』『加熱式タバコ』について解説

新型タバコと呼ばれている『アイコス』などの電子タバコや加熱式タバコのことを指します。
2014年に『アイコス』が発売されて現代まで様々な種類が発売されていますが、『紙タバコ』に比べて『少しは健康にいい』と思っている人は多いのではないでしょうか?

宣伝文句として『加熱式タバコは有害成分が90%減る』と言ってますが、多くの人が『誤解』しています。
加熱式タバコで『有害物質が減り』『病気のリスクが減る』というのは『科学的』には検証されておりません。

確かに『加熱式タバコ』を分析して『紙巻きタバコ』に比べて『減っている物質』もありましたが、『多くの発がん物質』が含まれている。『ニコチンの量』は大きく変わらないという研究結果となっています。

実際に『アイコス』などの説明書をよく読んでみると
『本製品の健康に及ぼす悪影響が、他製品と比べて小さいことを意味するものではありません』と『但(ただ)し書き』されています。

つまり『有害物質が減る』=『健康リスクが減る』ではないということです。
さらに『加熱式タバコ』のプラスチックが熱せられることで『新たな有害物質が発生』するという報告まであります。

『紙たばこ』も『加熱式タバコ』も両方吸っている人はさらに体に悪影響というわけですね。
『紙タバコ』であっても『加熱式タバコ』であっても『タバコ』は吸うべきではないと言えます。

それでもタバコを吸いたい!

『もう辞められない!』
『もう無理だ!』
『1000円になってでも吸う!』

と思っている人が多いのではないでしょうか?
『体に悪い』とか『お金がなくなる』とかデメリットがあると理解しているのであれば、別にいいと思います。笑

ただ私の想いとしては、結婚とか『子供』に対して『無責任』にはなってほしくないと思います。笑

私の両親は『タバコ』も『お酒』も吸いますが、『お金がない』と言ってるんですよ笑

タバコ1箱=約500円くらいですよね。
2日1箱と少なめに仮定しますね。
1ヶ月=15日✖︎500円=7500円
7500円✖︎1年間(12ヶ月)=90000円

だいたい私は20年間生きてきました。
90000円✖︎20年=1800000円(180万)ですね。
まあ昔はタバコの値段も安かったので、この数字が正確ではありませんが、2日で1箱と仮定してるので、1日1箱、2箱と仮定したら、平均してこのくらいになる。あるいはそれ以上になりませんか?

ちなみに両親(2人)で20年=360万(おおよそですよ)笑

『お酒』1日150円と仮定しますか?
150円✖︎30日=4500円
4500円✖︎12ヶ月=54000円
54000円✖︎20年=1,080,000円ですよ笑

僕の大学の奨学金どの位か知ってますか?笑
だいたい500万くらいですよ笑
『タバコ』『お酒』飲んでなかったら『僕借金しなくて済んだじゃん。』って思いました。笑

まあ、それは人それぞれですし、お金に余裕がある人はいいと思います!
そして、ここまで『立派』に育ててくれた『親』にも感謝しています。

なので『親』にはこれからは『健康』であってほしいし、今度は『介護』かよ。ってなってほしくないので、本当は『タバコ』も『お酒』もやめて、もっと何かに『幸福度』が上がる時間に使ってほしいと思っています。笑

でも父はお酒を『命の水!』とか言ってますし、『俺は反面教師だ!』とか言い切ってるんで、別に止めませんが、それなら『家のローンが・・。』『車のローンが・・。』『お金がカツカツ』『パチンコで負けた』とか言わんといてくれ!!って笑

人間の体は『食べ物』で『成長』します。
人間の心は『人の言葉』で『成長』します。

毎日『肯定的』な言葉を聞かされると子供はそれを聞いて『心』が育っていきます。
そう言った意味でも『自分のせいで』『無責任』な行動にならないでほしいなと思います!

『本気でやめる!』
『健康体になる!』
『子供に介護させない!』

そう思ったらきっと行動が変わるはずです。
コロナで『予防接種』やら『毎日何人の感染者です!』とかニュースを見ている暇があるなら、是非『食事法』『日常生活』『タバコ』『飲酒』見直すことの方が『免疫力』をその日から高めることができるのではないでしょうか?

僕の母はなんて言ってると思いますか?
『死にそうになってたら、救急車呼ばんで、助けるふりして見捨ててな』って笑いながらいうんですよ。
『お金がかかって延命治療なんかされるんやったら死んだほうがいい』って

子供が『親』に対してそんなことできるわけないやん。
それなら、少しでも『元気』で『健康』になるために『運動』でも『筋トレ』でもしてくれよ。って思います。笑

そう考えても『タバコ』ってなかなか辞められないもので、それほど『依存性』があるものなのです。
そのタバコに賭けるお金があったら、今回の記事を読んで少しでも『サポート』していただければ嬉しいです😄



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