見出し画像

勝ち取るボーナスタイムは22時30分から

back numberばかり聴いていた
カラオケに行ってはback numberばかり歌っていた
なんで私たちの気持ちがわかるの?!と友人と夜な夜な恋バナをしながら話題にあがっていた

あれから10年
歌詞のある歌を聴かなくなった
正確には聴く頻度が減った

音楽には第一に共感性を求めていたので
恋愛をしている20代前半は歌詞を調べては
共感できるものをリピートして聴いていた

しかし音楽に求めるものがかわった
たまに欲する娯楽的なポジションになった
そして歌詞というよりはリズムに自分の気持ちの共感を寄せる聴き方になっていった

子どもを育てる生活の今は最小限の生活音を求め、静かなところでより休まると思うようになった
日々物音や話し声ばかりのところにいるからか
家族が寝静まるところからが私のボーナスタイムである
菓子と本を2階の部屋に持ち寄り、ボーナスタイムにふさわしい環境を自ら作り出す
大半は娘と寝落ちしているので、ボーナスタイム獲得までに寝てはいけないという試練との闘いもある


とはいえ、音楽は良い
1曲聴くだけで、その時期の自分が蘇ってくる
よく飲んでいたレモンサワーとかオールした友達の部屋とかバイト先で好きだったあの子とか
あんなときがあったなあ...とあのときの積み重ねが今の自分にたどり着いているかんじがする

そうなるとまた数年後に自分をたどるツールとして音楽ではない他の手段で今を蘇らせることができるのか...?とも考える
音を制限している今なので、それは食べ物に置きかえられるのか?それとも電動チャリ?松下洸平?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?