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Excelテクニック-空白セルを折れ線グラフ等に反映させる

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

「Weekly特許検索・特許分析」では、今までは特許検索や特許分析の考え方やテクニックを中心に解説してきましたが、今後は特許分析を行い、パテントマップとして可視化する際のExcelテクニックについても紹介していこうと思います。

第1弾は「空白セルを折れ線グラフ等に反映させる」です。

1. グラフ作成範囲に空白セルがあったら。。。

まず、グラフの作成対象範囲のデータ内に空白セルがあったらどうなるのか、実際の例で見ていきましょう。

以下のようにあるリストをピボットテーブルで集計して、出願人ごとの件数推移を集計したとします(以前noteに投稿した【特許から見る】テレワーク・在宅勤務関連テクノロジーの状況のデータを利用)。

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見ていただいて分かるように、空白セルが所々に点在しています。

この状態で上位出願人の件数推移マップを折れ線グラフで作成した場合どうなるでしょうか?

画像2

残念ながら空白セルの部分は折れ線が途切れてしまっています。

これだと見た目があまりよろしくないですね。。。それでは空白セルに1つずつ0を挿入していくのか?といえば、空白セルが多い場合はとてもしんどい作業になりますので、以下の2つの方法で対応します。

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