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Weekly 特許検索・特許分析

特許調査・特許分析スキルアップのためのお役立ち情報を毎月2-3回程度お届けいたします。注目テクノロジーや身近な製品・サービスを取り上げて、主に日本特許庁の無料データベースJ-Pl…
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#パテントマップ

特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今日のテーマは「特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ」です。 SDGs(持続可能な開発目標)のような社会課題もありますが、今回焦点を当てるのは低コスト化、小型化、耐熱性といったような技術的な課題になります。 1 キーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違いまず最初にキーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違いについて確認しておきます。 たと

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特許情報分析に基づく戦略立案と後発参入での勝機の見出し方

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本記事は技術情報協会「後発で“勝つ”ための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方」(2024年3月)に寄稿した論考です。 本記事を通じて、後発参入時の特許情報や技術情報の収集・分析方法について習得していただければ幸いです。 はじめに本節ではある製品・サービス市場へ後発で参入する際に,どのように考えて分析を行い,戦略を立案するべきかに ついて,主に知的財産面に注目して紹介する。様々な

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MS Excelで効率的にパテントマップを作成する方法-動画解説-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 「Weekly特許検索・特許分析」の動画解説シリーズ第2弾として、MS Excelで効率的にパテントマップを作成する方法を取り上げました。 ご存じの方も多いかと思いますが、イーパテントでは有料の分析ツールは使わずに、MS Excelを用いて各種特許分析・パテントマップ作成を行っています。 Excelを使ってパテントマップするにはピボットテーブルを利用しますが、ピボットテーブルの使い方

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特許情報から企業の多角化度合いを分析するためには?-アイリスオーヤマ・ダイソン・アクアを例に-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 アンゾフのマトリックス(成長マトリックス)で「新規技術×新規市場」で打って出ていくことを多角化といいます。 今回は、特許情報を使って企業の多角化度合いを分析するための方法について解説していきます。 ただし多角化といっても、「新規技術×新規市場」だけではなく、「新規技術×既存市場」や「既存技術×新規市場」も含めた、広い意味での多角化、つまり特許情報から見た技術の幅がどのように広がっている

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電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド④-EV関連特許から見た技術トレンド(前編)-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 これまで3回お届けしてきた「電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド」シリーズですが、 ①ライブ特許分析動画 ②日本の位置づけは?中国の出願状況は? ③EV関連特許のメーカーランキング 今回と次回、次々回の3回でEV関連特許から見た技術トレンドについて見ていきたいと思います。 今回  ④技術トレンドを把握するための分析軸設定と分類展開 次回  ⑤EV関連特許か

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電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド③-EV関連特許のメーカーランキング-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンドシリーズ3回目です。 前回は電気自動車・EVなどの電動モビリティ分野における日本の位置づけや中国の出願状況について見ていきました。 今回は電気自動車・EVなどの電動モビリティ分野におけるグローバル特許(実用新案も含む)約60万ファミリーを対象に企業ランキングを見ていきます。 ちなみに本記事の分析母集団については第1回に掲

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電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド②-日本の位置づけは?中国の出願状況は?-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 前回は電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンドを分析するために行ったライブ特許分析のYoutube動画について共有しました。 今回から実際の出願トレンドについて見ていこうと思います。まずは電気自動車・EVなどの電動モビリティ分野における日本の位置づけや中国の出願状況について見ていきます。 分析母集団検索式は以下のGoogleスプレッドシートへのリンクを掲載してい

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電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド①-ライブ特許分析動画-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本noteで以前に「電気自動車の特許分析を行う際の分析母集団検索式作成の考え方」という記事を投稿しました(有料記事)。 この記事で作成した電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル特許・実用新案の分析母集団は約60万ファミリーとなりました。 本シリーズでは、この約60万ファミリーをベースとした電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル特許出願トレンドについて複数回に

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特許情報から見る植物肉・培養肉および昆虫食の動向とトレンド

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本稿は情報機構「<培養肉、植物肉、昆虫食、藻類など>代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み」(2021年11月発刊)へ寄稿した「特許情報から見る代替肉・昆虫食の動向とトレンド」となります。 【特許リスト販売について】 本分析で用いた母集団検索式(Patbase)および特許リスト(Google Patentsへの公報リンク付き)のExcelファイルを別途有償で販売しております(税別

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検索式だけで特許マクロ分析を行う

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今日は私が分析プロジェクトで時折使っている分析テクニック「検索式だけで特許マクロ分析」を皆様にご紹介したいと思います。 1. 特許分析のパターン日々、特許情報をベースとした分析・コンサルティング業務に従事しているのですが、特許分析を行う際、以下のような3つのパターンに分かれます(ただし公報読込などを行わない場合)。 1)データベースから特許リスト(xlsx・CSV)をダウンロードして、

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特許情報を活用した競合他社の見極め方-自動運転車両Zooxを例に-

事業戦略など各種戦略を策定する際、競合他社の分析は欠かせません。 分析を行う際に競合他社ってどのように設定されていますか? ここでは、日本経済新聞ウェブサイトに掲載されたAmazon参加の自動運転車両企業Zooxを例にとって、特許情報を活用した競合他社の見極め方を解説したいと思います。 なお、以前にも【顕在競合だけではなく潜在競合も意識した】競合分析のための特許情報検索・分析テクニックという無料記事をアップしておりますので、合わせてご確認いただければ幸いです。 1.

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【補足】有料の特許検索データベースを契約している場合にFタームを用いてパテントマップを作成する方法

これまで3回にわたって「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」について解説してきました。今回はJ-PlatPatではなく有料の特許検索データベースを契約している方(Fタームを含むCSVリストをダウンロードできる方)向けの補足となります。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excel

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【後編】J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成-方法その2

今回は「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」というシリーズで特許分析・パテントマップ作成について解説していきます。 本シリーズは本編3回+補足の全4回でお届けする予定で、今回は第3回目です。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作

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【中編】J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成-方法その1

今回は「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」というシリーズで特許分析・パテントマップ作成について解説していきます。 本シリーズは本編3回+補足の全4回でお届けする予定で、今回は第2回目です。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作

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